Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテン(輸入ブランド)

「夢」を育む。「屈折窓」の形状を考慮した『装飾バランス』提案事例。

2017年01月27日

オープンスワッグ バランス

本日のブログのテーマは、「夢」を育む。
「屈折」面に並ぶ2つの掃出窓の形状に配慮した、カーテンとレースのコーディネートと『装飾バランス』提案施工のご紹介です。

 

「屈折」面に並ぶリビングの窓。
華麗でダイナミックに魅せる窓装飾を考える。

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まず、こちらは、お打合せ時にダイニング側から見たリビングエリアの様子。

空間自体はLDとしてひと続きですが、天井を横断する「構造梁」を境としてリビング・ダイニングが区分されている間取りのため、リビング側の窓の存在感がクローズアップされて視界に入る印象がありました。

 

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既存のウィンドゥ・コーディネート。
後幕は薄手の無地レース、前幕も薄紫の横ボーダーが入ったレースの組合せからなる、明るい「フロント・レース」スタイルで仕立てられていました。

今回、お客様からいただいたご要望は、空間として完成の域に入っているリビングの演出を、お好みの「パープル系のファブリック」を効果的に使って華麗なスタイルで最終形にまとめたいというものでした。

スタイルのポイントとして、2つの掃出窓を区切る壁面に掛けられた『夢』と描かれた書画をリビングのテーマとして、「家具」、「小物」、「生花」といった嗜好品が凝縮されている窓辺の連続性(一体感)を強めた提案を考えることになりました。

 

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「リビング」エリアのインテリアと窓辺のクローズアップ。
「屈折」壁面に配列されている2つの掃出窓の幅は、左側がW2.2m,中央の壁を挟んで右側がW1.8mありますが、『夢』の書画が描かれている壁面部に連続性を持たせると、幅4.7mのダイナミックな窓辺として捉えることができます。

打合せ時のチェックポイントとして、2つに区分された「掃出窓」の上部が「カーテンボックス」としてつながっていたため、中央の壁面部分にも『上飾り(スタイル・バランス)』を追加することにより、ひと続きの窓として捉えられる一体感がを持たせる工夫が可能であることが判りました。

ただし、窓の高さはH200cmと短めなので、幅470cmにスケールアップする窓との縦横比に配慮したスタイル提案をする必要があります。

 

 

『夢』を育む窓。
一体感と演出法を考える。

リビング 変形窓 カーテン

それでは、今回のスタイル提案の概要を、提案素材のご紹介を含めて解説いたします。

 

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お客様のリクエストであった、高貴な印象を放つ「パープルの柄物」としてご提案しファブリックは、川島織物セルコンのFT0171
濃淡で表現したパープルのストライプ地に、「ペイズリー」が散りばめられた「カシミール」風紋様をライトゴールドの織りで表現した、上品なクラッシック柄です。

「ペイズリー(paisley)」とは、起源となるペルシャを経て、インドのカシミール地方にて、カシミア・ショールの伝統模様として完成した柄で、複雑で特有な植物模様を持つ織りが特徴です。
18世紀の初めにイギリス、スコットランド南西部の都市ペイズリー市に移入してからは量産化が図られ、この名が広まり、現在でもファッションを含めて様々な生活シーンで珍重されているお馴染みの図柄です。

 

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当社には、コーディネート・レースとしてご採用いただいた、マナトレーディングの『ヴェネチア』とともに、FT0171をH240cm丈の展示サンプルとしてご用意しておりますので、実際のお打合せ時にお持ちして、ご採用いただきました。

 

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川島織物セルコン・FT0171のパターンの特徴として、『デザインビュー』というプリーツ表現に対応した柄であることがあげられます。

『デザインビュー』とは、2倍ヒダ(3ツ山)縫製で仕立てた際に、濃淡のあるストライプ地の濃いパープルラインがプリーツの山側(前方)に現れ、淡色ストライプベース側がプリーツの谷側に規則的に並ぶことを想定してデザインされたファブリックとそれに準拠した縫製のことを言い、美しいコントラストが生まれます。

 

ペイズリー柄 カーテン パープル

カシミール柄 カーテン 紫

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『デザインビュー』で仕立てられた、カーテンをかけると、ワンちゃんもご満悦。

ベースのストライプと、クラシカルな「カシミール柄」が絶妙に組み合わされた豪華なカーテンが出来上がりました。
ちなみに、FT0171は、しっかりとした生地ですので、生地の横張りを抑える形態安定加工には、しっかりとしたウェーブが長期間保たれる「ファインウェーブ」加工を加えて仕立てています。

 

高さ200cmの「カーテンボックス」。
ベースを構成する「バランス」のデザイン。

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カーテン エアコン ダクト 隠したい

こちらは、デザイン提案過程の「スケッチ素案(作画1)」

撮影した窓の全体像に合わせて、縮尺大で製作した「上飾り」の土台部分をデザインしました。

左右の「テール(カスケード)」は、装飾性はもちろんのこと、屈折窓の形状や、エアコン配管の視覚的グレアを和らげる意図を盛り込んだデザインを意識しました。

 

 

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今回、カーテンと「上飾り」左右のテールには、縦ストライプ使い生地パターンを用いていますが、「上飾り」の内側部分は、コーディネートレースで仕立てる軽やかな「オープンスワッグ」を組合わせるスタイルで演出するため、生地の流れを「横使い」として、濃色の横ストライプがメインに表出されるデザインとしました。

 

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「縦使い」で仕立てた『テール(カスケード)』には、濃色無地の裏地をつけて仕上げます。

 

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こちらは「横使い」で仕立てた、内側の『ストレートバランス』の横ストライプ表現。

淡色生部分の生地を、僅かに上下のフレームに入れ、デリケートなアクセントとしています。

 

 

高さ200cmの「カーテンボックス」。
軽やかで上品に仕立てる「バランス」を融合。

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 装飾トリム コーディネート

次は、ベースを構成する「ストレートバランス」部分に、柔かいボリューム感を持たせる『オープンスワッグ・バランス』を組み合わせるスタイル提案です。

 

 

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メインとなる「レース」生地は、マナトレーディングのトルコ製・オパールレースとして人気のある『ヴェネチア』の35番色。

今回は、厚手に組み合わせた『オープンスワッグ』バランスのにも使用しています。

 

 

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高さH200cmのカーテンボックスに取付ける「上飾り」として、貧弱を避けつつ、圧迫感を持たせないスタイル表現を目指した今回の提案では、女性的な柔らかさを印象付けるレースを厚地に組み合わせる工夫を考えました。

 

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加工所との打ち合わせを経て、、、。

 

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昼夜共に、華麗な印象となる「コンビネーション・バランス」が完成しました。

構成するスタイルは、

① 「ストレート・バランス」
② 「テール・バランス」
③ 「オープンスワッグ・バランス」

からなります。

 

 

2つの窓が融合する『夢』の完成。

マナテックス ヴェネチア 35 レース

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最後に、リビングのテーマとなる『夢』の書画が橋渡しする、カーテンボックス部分は、左右の「オープンスワッグ」を区分する「装飾トリム」でコーディネート。

 

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レース素材からなるオープンの場合、厚地でスタイルする「ネクタイ(ジャボ)」の代わりに、装飾トリムを組合わせる事も多いのですが、今回は、2連の『装飾タッセル』を分解して、程よい細長が得られる『装飾トリム』にアレンジした組合せで、繊細な「オープンスワッグ」に調和させました。

 

マナトレーディング ヴゥネチア レース

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川島織物セルコン FT0171 カーテン

このような、生地の選定と、複数のスタイル・コーディネートを経て、お客様のご要望に沿った窓周りのリニューアルが完成いたしました。

『夢』テーマにした、上質な窓辺とインテリアの完成です。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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裏地付カーテンの新調で「空き部屋」を過ごしやすい「客間」にリニューアル。

2016年12月29日

マナテックス エッチング&ローズ 204

お子様が独立されて、空き部屋となった「子供部屋」を、気軽に親戚やお客様が泊まれる「客間」としてリニューアルされる方は多いと思います。

当社でもそうしたお部屋についての内装リニューアルのご相談は多く、古くなった「壁紙」をゲストルーム用に貼り替えたり、「カーテン」や「カーペット」などをコーディネートさせていただくことも多いです。

「壁」・「床」・「窓周り」といった居室の表面積にあたる部分をリニューアルすると、居室の雰囲気は全くといっていいほど変えることができますが、「カーテン」だけを個性的な色柄のものに変えるだけでも随分イメージは変わります。

 

 

『MANAS-TEX VOL.16』より
生地品番:「エッチング&ローズ 204」

2016-12-26-16

今回の模様替えでは、英国・「サンダーソン社」の人気ファブリックで、国内では、マナトレーディングのリリースする、カタログ「マナテックス・Vol16」に収録されている、『エッチング& ローズ』の色番:204番色をご採用いただきました。

『エッチング& ローズ』は、綿・麻と言った天然素材が多く使われているプリント生地です。

今回は、プリントの持つ美しい発色と緻密なデザインの「褪色」を抑えて長くお使いいただくために、「裏地」を併用いただきましたが、裏地を付けることにより、2枚の生地の間に空気層ができるため、冬の保温、夏の遮熱効率が格段に向上します。

特に、不特定の方をお招きする客間の場合であれば、「裏地付」のカーテンを設えるだけで、見た目が美しく、そして過ごしやすい客間になります。

 

 

英国大使館の・「庭園」でもディスプレイ。

f-2013.12.27.11

『エッチング& ローズ(204)』のファブリックは以前、東京・番町の駐日英国大使館の大使公邸で開催された、「英国・サンダーソン社 創立150周年記念祝賀会」式典終了後に行われた、ティーパーティーの際に、大使公邸の庭園内ディスプレイされた、5アイテムの人気生地の中の1つで、もあります。

 

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こちらが、大使公邸の「庭園」でディスプレイされた、『エッチング& ローズ(204)』の様子です。

なかなか、こういったシチュエーションでお披露目されるファブリックというのは少ないのですが、それだれこの生地に魅力があるということなのでしょう。

 

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もちろん、当社でも、オーダーカーテンの展示縫製品をご用意しており、今回も実際のお部屋でも実際にサンプルを窓辺に掛けていただきご採用いただきました。

 

お客様宅の「庭園」と「エッチング&ローズ」

「エッチング&ローズ 204」 カーテン


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新たに「客間」となった窓を開けると立派な庭園がございましたので、英国大使館の大使公邸での『エッチング& ローズ(204)』ディスプレイの記憶がよみがえりました。

12月末の落葉後の時期ではありますがとても風情のあるお庭です。

 

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標高の高い地域ではおなじみの「白樺」なども植えられていました。

『エッチング& ローズ(204)』の納品後、お客様宅のお庭で、日本茶とお菓子、ミカンをいただき会社にへと戻り、今年最後の納品が終わりました。

 

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

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「V」で始まる『Valance(上飾り)』と、「B」で始まる『Balance(窓全体のバランス)』の調和とスタイリング。

2016年12月14日

本日のブログでは、個性的な「トップライト(天窓)」のデザインと、窓周辺のレイアウトを考慮してデザインした、LD全体の『装飾バランス』によるスタイリング事例をご紹介させていただきます。

五洋インテックス『リシュプール』IH233 01、装飾バランス


2015.10.16.18 

最初に、納品後の様子をご覧ください。
一見、苦労なく普通に納められている様に見えますが、施工にあたっては、居室と窓の構造と特徴を入念に考えた提案をさせていただきました。

 

メイン「ファブリック」とアクセサリーの組合せ。

2015.10.16.1

 今回のメイン・ファブリックは、当社で人気が高い、五洋インテックスのカタログ「インハウス」収録、『リシュプール』より、生地色番IH233(01)。
淡いゴールドのベースに部分は、風合いのある横節が流れ、その上に程よい大きさの「ダマスク柄」が描かれているベルギー製の輸入ファブリックです。

 

五洋インテックス,『リシュプール』IH233 01,トップトリートメント

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『スワッグ&テールバランス』の両サイドを飾るカスケード部分には、ライトブラウンのシャンタン(シルク調)を裏地に合せ、大人の深みを持たせています。

 

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淡いゴールド系の生地に深みのある配色を1つ挟むことによって、「装飾トリム」や「装飾タッセル」といった華美なアクセサリーを組み合わせても、単調にならないメリハリの効いた全体像を作り上げることができました。

 

 

レースには優美な『ジョーゼット』を組み合わせて。

ジョーゼット,フジエテキスタイル,PF1438NL

ジョーゼットとは

2015.10.16.22

また今回、レースにご採用いただいた無地には、女性のドレスやブラウス生地などで知られる優美な『ジョーゼット』で、フジエテキスタイルのカタログ「PROFILE」収録の「ハクボ」より、PF1438(NL)を組み合わせています。

『ジョーゼット』とは、20世紀初頭・フランスのドレスメーカー『Georgette de la Plante』の名にちなみ名付けられた平織の無地で、当初は「絹製」でしたが、後に「レーヨン混紡」、「ポリエステル製」と実用性の高い生地に改良されました。
ボイルより肉厚で透過性が抑えられるジョーゼットは、シワになりにくく、ふっくらと柔らかなドレープ性のある生地で、レースとして用いると綺麗なヒダが楽しめます。
ダンス衣装や優美なドレスさながらに、日中の窓辺を優美に魅せる無地として人気があります。

 

 

『トップライト』を引き立てるウィンドゥトリートメントの工夫。

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ところで今回、お客様からリクエストをいただいた『装飾バランス(上飾り)』のスタイルは、『スワッグ&テールバランス(トリム付)』でしたが、メインの窓となる「トップライト(天窓)」のあるベランダ側・「大窓」のトップは天井に近く、また左側にエアコンが近接しているなど、ダイナミックな表現を考えるうえで、様々な工夫を凝らす必要のあるレイアウトとなっていました。

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また、対象となる大小2つの窓は、窓幅が違うことは勿論ですが、サッシ上部の高も異なっていましたので、丁寧な採寸により、均整のとれたバランスとしてまとまりを持たせることに苦慮しました。

 

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俗に言われる2つのバランス、すなわち、「V」で始まる『Valance(上飾り)』と、「B」で始まる『Balance(窓全体のバランス)』の釣り合いが取れるかを考え、取れる場合に限り、次に続く詳細なスタイリング提案へと進みます。

 

2015.10.16.13

現地でのお打合せの際には、当社の展示品をお持ちしながら、状況に応じて型紙の模型を作るなどしながらイメージの摺合せを行います。

 

バランスレール

2つの窓の状況を考慮した結果、トップライトのある大窓の上部が天井に近かったため、天井より低い位置にある「途中窓」とのバランス(Balance)を取るために、僅かですが、『バランスレール』を2段仕立てに足して、スワッグの厚みを上方向に嵩上げしいます。

 

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下方向に下げる形で厚みを持たせずに、トップライトの開口を利用した嵩上げによる調整の方が、天井からの距離があり、ゆったりとしたバランス(Valance)表現が可能な「途中窓」との整合性(Balance)をとることができました。

 

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製作前のイメージシュミレーションを経て、 

 

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イメージ通りに納めることが出来ました。

 

 

 「V」で始まる『Valance(上飾り)』と、
「B」で始まる『Balance(窓全体のバランス)』

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「途中窓」の方は、窓枠上部が程よく天井から離れていましたので、、、

 

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トップライトがある「大窓」のプロポーション(Balance)と上飾り(Valance)のデザインを先に決めて、それに調和するトータルバランス(Valance&Balance)を家具のレイアウトを考慮しながらスタイリングしました。

 

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ひと続きの居室で、サイズの異なる複数の装飾バランスを設える場合、 「V」で始まる『Valance(上飾り)』と、「B」で始まる『Balance(窓全体のバランス)』の調和を考えながら、無理のない範囲でプランニングをすることが大切となります。

 ◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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豪華な、ロイヤル『キャット・ソファ』 提案・造作事例。

2016年12月01日

キャット ソファ 造作 高級

本日ご紹介する事例は、メンテナンスを考慮して、分解、脱着、洗い替えなどの機能を持たせて造作した、ロイヤル『キャット・ソファ』納品事例です。

 

AVボード マントルピース 造作家具

キャット ソファ マントルピース

別途製作させていただいた「マントルピース」タイプの造作AVボードや、飾り棚としての「マントルピース」にコーディネートさせた『キャット・ソファ』のデザイン。

装飾的な用途でつかう「マントルピース」であれば、通常、ディスプレイ棚(テーブル)と、飾り暖炉などが収納されるスペースからなりますが、こちらのロイヤル『キャット・ソファ』で場合、座面のソファ、と内部で猫ちゃんが寛ぐ特別室仕立てとなっています。

使用しているファブリックは、カーテンと共生地の「型押しベルベット」です。

 

 

デザインの提案

猫用 ソファ

キャット ソファ オーダー

こちらが、今回ご提案させていただいた、ロイヤル『キャット・ソファ』のスケッチ(案)です。

スケッチは、お客様ご要望のサイズをヒアリングして、デザインを起こします。
そして、ソファに組み合わせるファブリックをご提案するためのイメージベースとしての役割を持ちます。

 

 

ファブリックの提案

BALLON D’OR バロンドール JAB ベルベット

2016.3.13.10

ソファ全体を構成するファブリックには、椅子張りにもご使用いただける、ドイツ・JAB社の「型押しベルベット」より、『BALLON D’OR(バロンドール)』をご採用いただきました。

 

JABの型押しベルベット、BALLON D’OR(バロンドール)

jab ベルベット カーテン

当社にも、カラーチャートと合わせて、「赤」と「紫」の縫製展示品(H240cm丈)をご用意しています。

 

ナショナルトレーディング,ベルベット

「赤」: 『BALLON D’OR』・2-9983-010

「型押し」模様の美しいベルベット・『Ballon d’or』は、もともと、ナショナルトレーディングと、ドイツのJAB社がコラボレーションして製作した、日本限定のオリジナル生地でしたが、好評につき、現在では全世界で愛用されている型押しベルベットとして知られています。

 

 

 

納品前の店内シュミレーション

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納品前に、完成品の各パーツの組み立てリハーサルを行ったときの様子です。

基本的に全てのファブリック・パーツは取外して、クリーニングなどメンテナンスが出来ることと、洗い替え用のメンテナンス・パーツ(予備材)も用意されています。

 

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メイン・クッションを支える脱着台座は、通気性の良いのスノコ構造で造作して、脇を固める「ボルスター(円筒)クッション」を、付属の紐で縛って固定できるようにしています(ボルスター自体はマジックテープでも固定できる構造になっています)。

背面と側面の「ファブリック・パネル」も脱着して洗い替えできます。

 

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内部のパネルや、クッション、飾りも同様のメンテナンスができます。

 

 

ロイヤル『キャット・ソファ』の納品

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そして、雲ひとつない快晴の日に無事納品できました。

ミツワインテリアの「リフォーム部門」と「ファブリック部門」担当者のコラボレーションは、大空間のインテリアから、小空間まで幅広く専門職の知恵を駆使してお客様のご要望にお応えしております。

 

***納品追記***

SAHCO サコ フェイクファー Urban Safari LEO

ドイツ「SAHCO(サコ)」社の高級フェイクファー・コレクション「Urban Safari」は、極上の手触りと大人の雰囲気が魅力で、クッションやスローなどのオーダーで使われる個性的なファブリック。
豹柄デザインの『LEO』(品番:2566-01)で、キャット・ソファーカバーの追加オーダーをいただきました。

 

JAB E npire Vol.2 クッション

また、ドイツ「JAB」社の 『Enpire Vol.2』収録生地を使った紋章柄のクッションも数点製作しました。
主役の猫ちゃんの穏やかな微笑が個性的なクッションを圧倒しています。

 

 

◆ 当社・「モールディングの特集」ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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天然素材を含んだカーテン。「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例。

2016年11月24日

11月24日。
東京・神奈川では観測史上、異例の降雪も記録して、皆さま驚かれたことと思います。

外も寒いですが、朝起きて「窓辺も寒い」と感じられた方も多いのではないでしょうか?

本日のブログでは、寒がりの方にお勧めしている、窓辺の断熱(保温)対策として有効な、カーテンの「裏地付縫製」「リターン縫製」の組合せと効用について納品事例を交えてご紹介させていただきます。

 

「カーテン」と「レース」の選定。
ナチュラルで温か味のある窓辺に。

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マンションご入居前に「リノベーション」リフォームを行われたお客様からいただいた窓辺のご相談は、1日を通じて自然の温かみと明るさを感じられるナチュラルな窓辺にしたいというものでした。

 

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まず、レースでご採用いただいたのは、五洋インテックスのカタログ『サザンクロス』収録の刺繍レース・「エーファ(SL390 01)」

麻を思わせるベース地にリーフ柄の刺繍をストライプ状に描いたナチュラルな印象のシアーは、刺繍レースの世界的産地であるトルコ製のファブリックです。
緑豊かな窓辺にはもちろん、窓からの視界に緑が少ないお部屋などにもお勧めです。

 

FEDE Ricco フェデリッコ Saulat ソラ RC120 02 カーテン

次に、「カーテン」「遮光裏地」にご採用いただいたのは、海外の輸入生地が数多く収録されているカタログ、『FEDE Ricco(フェデリッコ)収録のファブリックより、「Saulat(ソラ)」のイエロー(RC120 02)。

コットン(綿):70%とポリエステル:30%からなる交織で、ドイツ製の生地です。

 

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「Saulat(ソラ)」のイエロー色には、デザインに色彩に影響する仕掛けがありまして、メインとなるデザイン(イエロー)の背面に少しずらして描かれたモノトーン(ライトグレイ)のレイヤーを重ねることにより、明るさを抑えた落ち着きのある色調に見える視覚効果を狙っています。
海外ブランドのセンスを感じさせる生地です。

イエローとグレイの組合せで、「グリーン(黄緑)」を思わせるニュアンスを出しているこちらの個性的な生地は、カーテン生地としては薄手なもののため、「寝室」でのご採用にあたり、薄手の表幕の鮮やかな発色を濁らせずに綺麗に仕立てられる「遮光裏地」を使うことになりました。

濁りの少ない遮光(暗幕)は、高い遮光性(遮光1級)を出しにくい特徴がありますが、これはお客様の求めるご要望に沿って都度ご提案させていただいています。

 


「裏地付縫製」のメリットと、

縫製仕様のバリエーション

リターン カーテン 天然素材

カーテンに「裏地」を付けるメリットは、遮光生地であれば、薄手のカーテンに遮光性を持たせる効果が当然ありますが、それ以外にも、表幕に「綿・麻・レーヨン」など、天然繊維を使用している場合は、生地の劣化やプリントの褪色防止などが重要な目的となる場合が多いです。

また、派生効果として、2枚重ねの生地で仕立てる構造のため、幕体内に空気層を含ませることによる「断熱効果」が大いに期待できます。
この場合の断熱効果とは、冬場の「保温効果」だけでなく、夏場の「遮熱効果」も含まれますので、「寝室」でもリクエストの多い仕立てとなっています。

薄手の生地に、薄手の裏地を付けるだけでも、ベルベットなど、保温性に優れた生地に負けない断熱効果が期待できると言われています。
また、軽やかな生地に裏地を付ければ、冬場はもちろん、夏場は視覚的にも涼しげに感じられるという効果もあるため、冷暖房などの空調効率との観点から「裏地」の効用が改めて評価されています。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ 裏地

「裏地縫製」の仕上げ方については、近年、メーカーや専門店レベルで素材に応じた工夫が考案され始めています。

例えば、当社で取扱いのある、「フジエテキスタイル」の縫製仕様には、天然繊維(表地)と化学繊維(裏地)の組合せなど、洗濯収縮率の異なる生地を組み合わせた際の長期的な使用を考慮して、敢えて耳を縫い合わせない仕立て方もご特殊縫製の1つとしてございます。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ カーテン

上部「芯地」部分のみ一体縫製します。

 

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こういった素材の組合せに応じた裏地縫製のアプローチは、研究の歴史が浅いため、メーカーによっては対応していない場合があります。
その様な場合は、提携の加工所に依頼をしています(今回も特注で作っています)。

ちなみに、寸法安定性に優れたポリエステルなど、化学繊維同志を使った裏地付縫製の場合は耳も縫いますが、裾は縫い合わせずに、裏地側の丈を表地より2cm程度短く仕立てるのが一般的です。

たかが「裏地」と思われるかもしれませんが、されど「裏地」で、なかなか奥深いのです。

 

 

「カーテンレール」のカスタマイズ。
「リターン金具」で、断熱性と遮光性の強化。

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こちらのお部屋の「カーテンレール」には、木目調レールのTOSO『エリート』が、全オーナーから引き継がれて設置されていました。

 

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TOSO「エリート」カーテンレールは、初代モデルの発売より今年で50周年のロングセラーとなる、インテリア業界でも話題の「機能性カーテンレール」です。

使いやすさと耐久性に優れているだけでなく、近年では木目カラーのバリエーションも充実して全12配色のカラーラインナップを誇ります。

10数年前に設置されたであろうカーテンレールでしたが、木目調の外観のため、痛みや汚れもほとんど目立たず、リノベーション物件でもそのままご使用いただけていました。

 

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今回は、この古い『エリート』カーテンレールに、オプション部材といて発売されている「キャップ一体型リターン金具」を追加して、カーテン左右の「遮光強化」と「断熱性強化」が得られるカスタマイズを行いました。

「キャップ一体型リターン金具」は、このカーテンレールの設置当初にはなかったオプション部材ですが、『エリート』カーテンレールには、製品としての長い歴史の中で新たに開発された、後付できる部材が充実しています。

 

カーテン リターン メリット

近年の調査では、カーテンレールの左右にリターンをつけることにより、約5%、窓辺の断熱性能の向上が得られることがわかってきました。

リターンを併用すると、それだけカーテンの製作幅が増えるため、窓サイズや、生地巾によっては価格が変わる場合もありますので、カーテンの仕上げとなるヒダ倍率の微調整の範囲内で対処できる場合は、ケースバイケースで対処しています。

 

カーテンレール カバートップ メリット

ちなみに、今回ご採用には至らなかったオプションとして、『カバートップ』という、遮光性の向上、断熱性の向上、カーテンレールトップのメンテナンス性の向上に役立つオプション部材も開発させています。

リターンとカバートップを使用すると、この機能性レールの遮光性能、断熱性能が更に期待できます。

 

 

「裏地付縫製」と「リターン付縫製」の併用。
見た目だけでなく実用性でも暖かい寝室の窓周り。

リターン縫製 とは

リターン縫製の様子。スッキリとしながら実用的なフォルムとなりました。

こちらの事例では、10cm指定のリターンで仕上げていますが、例えば、巾の大きいカーテンの端をリターンとして流用しつつ、たっぷりと脇を固める場合もございます。

 

裏地付カーテン メリット

こうして、遮光機能を持たせながらも、視覚的にも実用的にも明るく、温かい「寝室」の窓辺ができました。

以上、本日は、「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例について、カーテンレールの効果的なカスタマイズと併せてご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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「カジュアル&エレガンス」の子供部屋カーテンとローマンシェード。

2016年10月19日

当社をご愛顧いただいております客様宅のお嬢様の「寝室」を、魅力的な『ファブリック』と『照明』の組合せでトータルコーディネートさせていただきました。

 

個性的な「間取り」を活かしたスタイリング。

子供部屋 ローマンシェード

「SRC造」住宅・角部屋の個性的な勾配天井の高低差を活かしたコーディネートです。

天井の低い左側の窓面は、アクセント・ウォール調の『ローマンシェード』で上質な「カジュアル」表現に設え、勾配天井に沿って段階的な「エレガント」な表現を加味して仕上げています。
新社会人として張り切っているお嬢様が、ホッと一息つける、「大人と子供の感性」の同居を楽しむ雰囲気のインテリアコーディネートを目指しました。

 

『ローマンシェード』生地の選定とコーディネートレース。

ハーレクイン ピックンミックス

2015.4.4.7

『ローマンシェード』の前幕でお選びいただきました生地は、英国・「ハーレクイン社」のコーディネートブック、『Far Far Away』に収録されている海外取寄せ生地で、国内ではマナトレーディングが取り扱っている『ピックンミックス』です(当社では縫製サンプルのご用意もあります)。
カラフルで規則的な愛らしいアイテムデザインのパターン特性を活かしたスタイリングをすることにしました。
「遮光裏地」には、完全遮光裏地の『ノッテ』を合わせています。

 

2015.4.4.8

『ローマンシェード』の背後とベッド後ろの「掃出窓」には、こちらも当社の人気アイテムである、『ドッツ』の4番色(ピンク)をご採用いただきました。
こちらのレースも『MANATEX  Vol.16』に収録のドイツ製の輸入ファブリックです。

フロントレース 水玉

2015.4.4.14

こちらの参考事例は『ドッツ』の2番色(オレンジ)の納品の様子で、後幕の「ロールスクリーン」のフロントにご採用いただき好評でした。
当社には、4番色と2番色の縫製サンプルをご用意しており、お打合せの際にはお持ちしております。

 

 

昼夜楽しめる『ローマンシェード』生地のアレンジ。

2015.4.4.12

日中、「ローマンシェード」の幕体を引き上げると、『ピックンミックス』の横列のパターンが「ストレートバランス」風の上飾りとして1列だけ見える畳み代のピッチで特注したこだわりのスタイルです。

 

f-2014.10.23.13

f-2014.10.23.9

ちなみに、こちらの参考事例は、「3配色(トリコロールカラー)」からなる生地の中より、引き上げた時に一番お気に入りの横ストライプのカラーを出しつつ、最上段の幕体を「ストレートバランス風」に仕立てた居室別の納品事例です。

 

ローマンシェード 男の子

2015.4.2.4

2015.4.2.3.2

ローマンシェードのボトム部分にアクセントのフレームを入れた表現と組み合わせる場合もございます。
 

この様に、生地の特性により、引き上げた際の「柄や配色」の指定や納まりの指定を特注することがございますが、こうした「イレギュラーな特殊縫製」は、発注過程で多くの人の伝達を経て仕上げるメーカー縫製では詳細の指示伝達が複雑かつ困難になる場合が多いため、特殊スタイルを得意とする加工所の担当者と直接やりとりをして製作をいたします。

 

『完全遮光生地』を使って「タペストリー」表現。

子供部屋 アクセント ローマンシェード

ローマンシェード幕体を降ろすと、日中でも「完全遮光裏地」の特性を活かした『タペストリー』として、コットンプリントの前幕の魅力を十分に引き出して楽しむことができる仕掛けとしました。
今回は、お揃いの生地で『卓上ランプ』『クッションカバー』を製作しています。

『完全遮光裏地』の生地組成は、表側は「ポリエステル」ですが、裏面はゴム状の「ポリウレタン」となっていますので、カーテンの裏地として採用する場合は少し畳みにくくなる場合もありますが、「横方向にヒダを畳んで引き分ける」カーテンと異なり、「上下方向の昇降」によって規則的に畳むことが出来るローマンシェードの場合は使いやすいかと思われます。
また、通常の「黒糸」を混ぜて遮光性を高める遮光裏地と異なり、完全遮光裏地の場合は、特殊な製造技法により、生地表面を「白糸」だけで埋められる性質を活かして、メインの生地の持つ色調を濁らせずに表現することができることが長所として挙げられます。

ただし、留意点として、「天然素材」の前幕に「化学繊維」の後幕を裏地として組合せる場合、洗濯収縮率の観点から、基本的にクリーニングでのお手入れに注意が必要なのですが、ポリウレタン素材の裏地の場合はお洗濯はお勧めできませんので、ご採用の際はこの点のみご理解いただいております(基本的に、天然素材のプリント生地などの色褪せ防止には天然素材の裏地をお勧めしていますが、その場合遮光性はございません)。

 

『カーテン』と勾配天井の『シャンデリア』で
エレガントを演出。

2015.4.4.3

 緩やかな「勾配天井」形状の寝室のトップに向けて、インテリアの表現にエレガントの要素を加えて、大人の女性の優美さをプラスしたスタイリングをさせていただきました。

カーテンには、オレンジ・カラーの無地に、コーディネート用「完全遮光裏地」をつけた遮光カーテンで納めさせていただきました。

 

2015.4.4.11

2015.4.4.1

オーガンジーレースの『ドッツ』の水玉デザインと、今回天井にコーディネートさせていただきました『シャンデリア』との調和を考えた『装飾タッセル』を組み合わせて、違和感なくエレガントな要素のインテリアも採り入れることができました

 

 2015.4.4.15

カジュアルゾーン側『ペンダントライト』のシェード(傘)も、既成のシェード生地から、ふんわりとした優しいファブリックにてリニューアルしています。

以上本日は、こだわりのスタイルアレンジで演出した、「カジュアル&エレガンス」な寝室のリニューアル事例をご紹介させていただきました。

 

◆当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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陽当たりの悪い『主寝室』窓を明るく。大人のカーテン・コーディネート事例。

2016年10月02日

本日のブログでは、『主寝室』のL字窓における、「カーテン&レース」と「装飾タッセル」のコンビネーション納品事例をご紹介いたします。

通路側 寝室 カーテン

まずは『主寝室』L字窓での、カーテン&レースの納品後の様子です。

一般的なマンションの間取りは、戸建住宅の様な2階建て以上の間取り構成を伴わないワンフロア構成のため、共用通路のある玄関から入り、陽当たりの良い「リビング・ダイニング」へと動線が伸びていますが、共用通路側にある居室はマンションという構造上、余り陽当たりが良くない場合が多いです。

しかし、そういう日照条件のお部屋だからこそ、『主寝室』に「客室」の様な寛ぎと癒しの要素を積極的に採り入れたいと考える方は大勢いらっしゃいます。

今回の納品事例も、コンセプトは「大人の上質な落ち着きと癒し」がテーマで、ご来店時に選定いただいた縫製サンプルを、打合せ時にお持ちしてから納めさせていただきました。

 

 

色彩豊かな『刺繍レース』でL字窓を立体的に表現。

2016-10-10-25-2

メーカー: スミノエ
カタログ名: 『U-life』
生地品番: U-4011

L字窓でご採用いただきましたレースは、スミノエの「U-4011」です。

寝室 カーテン 明るくしたい

こちらの生地は、グランドの「ボイル」地の裾エリアに、細やかなデザインと配色豊かな「お花畑」柄の刺繍が施されたファブリックで、以前のブログ紹介事例では、レースを前幕に配した『フロントレース・スタイル』でご紹介をさせていただき、以来、お客様からも反響の多い生地です。

http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3904
今回の「L字窓」での演出でも、立体的になる窓の特性を活かして、刺繍デザインの美しさを引き立てることができました。

 

 

夜の「主寝室」を演出するカーテンは、
ベルギー製・『ダマスク柄』ファブリックで。

2015.1.12.5.2

メーカー: 五洋インテックス
カタログ名: 『インハウス』
生地品名:『リシュブール』
生地品番: IH233(03)

生地原産国: ベルギー

 

五洋インテックス リシュプール

今回、主寝室でご採用をいただきましたのは、五洋インテックスのカタログ「インハウス」より、「ダマスク紋様」がベルギー製の輸入生地として人気の高い『リシュブール』よりIH233(03)番色です。

 

五洋インテックス IH233

発色の美しいグランドに格調高い「ダマスク柄」が描かれた、人気のファブリックです。

 

五洋インテックス リシュプール IH233

こちらは、今回ご採用のカーテン&レースに合わせた『装飾タッセル』のコーディネートの様子。

 

2015.1.21.5

当社には『リシュブール(IH233)』・全色(4色)の縫製サンプルをご用意しておりますので、様々なバリエーション展示をご用意しております「装飾タッセル」との組合せをお楽しみいただけます。

 

この様に、「窓」をファッションの装いでコーディネートするという考え方は、お洒落好きなお客様からはご好評をいただいております。 

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

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