リフォームを終えた戸建住宅のLDにて、機能性の高い『センターレース スタイル』が好評の、ニチベイのバーチカルブラインド「アルペジオ」をご採用いただきました。
こちらが、バーチカルブラインド納品後の様子。日中は『センターレース スタイル』による眺望と採光のコントロールを楽しめる設えです。
LDを区分していた「袖壁」をオープン(筋交いで補強)にすることにより、各居室の一間半窓(約270cm幅)が程よく一続きに見えるダイナミックな窓辺にリニューアルされました。
『センタレース スタイル』とは?
『センターレース スタイル』とは、ニチベイのバーチカルブラインドの製品ラインナップの一つです。
製品におけるルーバーの組合せでは、「不透明生地」と「シースルー」生地が交互に吊るされています。
不透明ルーバーを窓面に対して垂直に回転させると、センターレース生地が回転しながら現れて、レース生地から柔らかな光を採り入れることもできます。
そして、ルーバーを左右に深く傾斜せると、外部からの視線をコントロールできるため、採光とプライバシーの両立を得ることが機能性が魅力となっています。
今回の納品事例では、24色展開のカラーバリエーションを持つ生地『リーチェ』より、A6831(ミルキーホワイト)とコーディネート用のシースルー生地(1314)をご採用いただきました。
『センターレース スタイル』では、不透明生地だけでなく「遮光生地」などとの組み合わせもございますので、状況により寝室などでもご採用いただくことも可能です。
窓の左右からのスマートな開閉に考慮。
「バーチカルブラインド」の設置にあたっては、窓環境に応じた「開閉操作」方式を選ぶことも必要です。
こちらの施工事例では、窓の両側を開閉をする際に、窓右側の「筋交い」や左側の「コンセント」の範囲内の幅でバーチカルブラインドを左右自在に開閉できるスマートな操作性が求められていました。
従来型・「コード」操作の特徴。
これまで、バーチカルブラインドの操作方式は、「コード操作」による開閉と、回転操作棒による「調光」を分離して行う『コード式』に限定されておりました。
「コード式」操作は、操作をしている場所から動くことなく、安定した開閉と調光が行える仕様のため、現在でもマンションなどの大型窓や高所窓などで広く使われています。
コード式のデメリットとしては、窓際に出入口や換気用の窓がある場合などで、ルーバーの移動は出来ても、重みのある「コードウエイト」がその場に固定されていることが鬱陶しい点と、カーテンやレースを開閉するような手軽な開閉操作が行いにくい点にありました。
「バトン式(両側操作)」操作で、左右の開閉に対応。
この様なニーズに応えるため、近年では製作にあたっての制限(製作幅:3m以内、製作面積:6平米以内)の範囲内において、操作バトン1つて、スムースなルーバーの開閉と調光の両方が行える『バトン式』操作が新たに加わり、その使い易さに対する評価が高まっています。
上の写真は、シングルスタイルのバーチカルブラインド・『バトン式(両側操作)』での開閉と調光の様子です。
カーテンやレースで、ランナーにバトンを付けて開閉するスタイルは昔から存在しましたが、この原理を応用して、開閉・回転(調光)操作をバトンのみで行うことができるのが、バーチカルブラインドにおいての『バトン式』操作の特徴です。
「両開き」操作とは異なりますので、中央2分割の動きはできませんが、それ以外であれば、左右いずれかに寄せたり、左右に開口を設けることが自由にできるので、屋外への出入りや換気を行う窓では重宝されています。
「ダイニング」窓での、設置留意点。
写真左の「ダイニング」側の窓での設置留意点をご説明です。
「ブラインド・ボックス」上部は、LDで区分されることなく一直線に通されていましたが、フロア側は、袖壁の名残である「筋交い」によりバーチカルブラインドの納まりが制約されていましたので、ダイニング窓の右側の位置は筋交いの直前までとしました。
同様に、ダイニング窓の左側には「コンセント」がありましたので、バーチカルブラインドの製作幅は、筋交いからコンセントの範囲内と決まりました。
「ダイニング」側窓での設置後の様子です。
不透明生地を室内側に垂直に立てた「センターレース」スタイルのポジションでは、庭の眺望と、柔らかい自然光をお楽しみいただくことができ、これがこの製品の最大の魅力となっています。
「リビング」窓での、設置留意点。
「リビング」側の窓での設置留意点は、更に注意が必要なものでしたが、『バトン式(両側操作)』を使用することにより、ベストの納めをすることができました。
窓の右側は、「収納クローゼット」ぎりぎりまでの納めとなっていましたが、更に内開きの扉がバーチカルブラインドの背後にきていたため、収納ドアの開閉の際には、「バトン式」特有のチョイ開け操作の機能が発揮されました。
この様に、「収納クローゼット」との共存が可能なスタイリッシュな窓辺となりました。
今回の納品事例では、『センターレーススタイル』のバトン式(両側操作)と併せて、ハイサイドの窓には、ツインスタイルの『ローマンシェード』を組み合わせて、お客様のご要望に叶った、柔らかい光と豊かな眺望を採りこむことのできる窓辺が出来ました。
◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/
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