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2025年4月リニューアル。 タチカワ・電動ロールスクリーン 【ホームタコス ラルク】の特徴。
本日ご照会するのは、吹抜窓での電動ロールスクリーン交換事例です。
お客様より、約15年前の新築時にハウスメーカー施工で設置されたタチカワ製電動ロールスクリーンが故障したとご相談をいただきました。
製品は、コントローラーユニットと赤外線受光部が外付けで、電源・受信機の位置が右側固定という古い仕様で、2台中1台の駆動モーターが動かなくなっていました。
調査の結果、残念ながら該当機種の交換部品供給が終了していたため、故障した1台のみを現行品に交換することも可能でしたが、その場合、残る1台とのリモコン互換性がなくなってしまいます。
そのため、吹抜け窓周りの清掃も兼ね、この機会に2台とも現行の製品へ交換することになりました。
2025年4月リニューアル
タチカワ・電動ロールスクリーン
【ホームタコス ラルク】の特徴
こちらは現行仕様の【ホームタコス ラルク(シールド無し仕様)】に入替え後の様子です。
モデルチェンジにより、2020年6月以前の製品では外付けになっていたコントローラーと赤外線受光部が製品本体に内蔵され、すっきりした納まりになっています。
なお、現行仕様では電源コード(=赤外線受光部)の配置を左右どちら側にでも指定できますので、本事例では2台の製品の受光部を内側に寄せて、赤外線の受信環境を均質にする納めに変更しています。
ここからが最新機種の、カログでは触れていないこだわりポイント解説です。
本事例でご採用いただいた2025年4月にマイナーチェンジされた最新仕様では、製品ヘッドボックスの上部に、余剰コードの収納スペースが増設されたことで、従来の電動ロールスクリーン採用の場面での課題となっていた、配線収納の問題が劇的に改善されています。
配線コード1本分の厚みをヘッドレール最上部に確保することで、本事例で行ったような、左配置の赤外線受光部にするために必須となる左配置電源コードを本体ヘッドレール内を経由して右側コンセント側に誘導するといった応用ができる様になりました。
また、今回の事例では使用していませんが、マイナーチェンジ前の製品でも存在していた、連結仕様で使用する「電源分岐コード」の余剰を収納することもできるようになりました。
「電源分岐コード」は最短でも0.5mありますが、従来品では現場で生じた余剰コードを収納することが困難であったため他社製品を推奨することが多かったのですが、この課題が解決して、最も施工しやすい製品となりました。
タチカワの電動製品で配線の収納に配慮された製品は、現時点ではロールスクリーンだけですが、他の製品も今後のカタログ改訂の際に、随時改善される可能性がございますので、改善品が出ましたら都度ご案内をさせていただきます。
ミツワインテリアでは、タチカワ、ニチベイ、トーソー、ノーマンの電動ロールスクリーンを展示品で比較展示しております。
また、東京・神奈川エリアでの施工対応も行っておりますので、ご興味ございましたらお気軽にご相談ください。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/