こちらは「装飾バランス」を含めたスタイルカーテンの納品事例。
上飾り部分を装飾トリム付の「箱ヒダバランス」で納めています。
当初、お選びいただいたカーテン生地に装飾トリムを組合わせたスタイルカーテンのお打合せをすすめておりましたが、話の流れでカーテンボックスの内側に「装飾バランス」をつけてみたいという話になり、最終的に採用となったのが今回の「箱ヒダバランス」です。
装飾バランスのご提案から納品までの流れとして、最初にお客様が求める上飾りの好みをお聞き、併せて好みの生地をピックアップしていただくことから始まります。
スタイルについては曲線の美しい「スワッグ系バランス」を求められているのか、シンプルな「ストレート系バランス」が好みなのかをヒアリングしますが、先に使いたい生地が決まっている場合で、柄域が曲線表現のスワッグバランスに向かないときは垂直方向の柄表現となるストレート、ギャザー、ボックスといったバランススタイルのデザインに曲線の要素を盛り込む場合があります。
装飾バランスの縫製指示書
装飾バランスの縫製指示書は、窓のサイズから割り出した最適な箱ヒダの数、大きさ、複数の生地やアクセサリーの組合せ等、構成要素を厳密に計算しつくしたものでなくてはなりません。
イメージ先行で「こんな感じで作って」と指示を出しても、根拠と基準が示されていなければ当然のことながら製品化することはできません。
必ず縫い手側から見て理にかなった縫製指示書を用意する必要があるため手間が掛かりますが、一連の手順を取ることで縫製工場との意思の疎通が取れた作品として、ご提案通りのスタイルが出来あがります。
装飾バランスと相性の良い壁紙のコーディネート
こちらは余談ですが、今回はトイレの壁紙をリビングの窓周の色調に合せた輸入壁紙に提案施工させていただきました。
装飾バランスと併せて、リビングの1面にアクセントウォールを貼るといったコーディネートもありますが、演出効果を一か所に集中させずに分散させる見せ方もあるのです。
意外に思われるかもしれませんが、リビングとトイレのコーディネートは、日常生活での使用頻度はもちろん、お客様を迎えた際に効果を発揮するインテリア演出になりますので、リビングで使うには派手なものがトイレでは丁度良いということもあり、結果的に空間をより広く使ったインテリア演出に成功いたしました。
◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm
◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html
◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com
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