こちらは、リビング・ダイニングの窓にセンターレーススタイルのバーチカルブラインドとウッドブラインドを組合せた納品事例です。
お客様の要望は、ソファとダイニングチェアに馴染む布製品であるバーチカルブラインドと、天井・壁に馴染むウッドブラインドを組合わせたいというもの。
全ての窓周り品を窓枠内に納めてすっきりとした空間作りをしたいというものでした。
設置に必要な窓枠内の有効奥行きは掃出窓でD:70mm、縦長窓はD:55mmしかありませんでしたが、製品の選定と設置の工夫を考慮したご提案をさせていただききました。
バーチカルブラインドのカラーと質感は
布製品との調和を考えて。
布製品との相性で選ばれた厚手は、ニチベイ『アルペジオ』収録のA7751(アンティークブルー)。
落ち着いた雰囲気とヴィンテージ感のある味わい深いブルーです。
このアンティークブルーを単色で使ってしまうと色の個性が強く出過ぎると感じる場合、主役となるベースカラーに全体をまとめるアソートカラーとアクセントカラーを組合わせるコーディネートもあります。
しかし今回は濃色の厚手で統一したシングルスタイルではなく、シースルー機能を持つセンターレースのホワイトを併用することで、手前にくるソファに馴染むトーンに減色させ、程よいカジュアル感を出しています。
ニチベイ『アルペジオ』センターレーススタイルの設置イメージ。
有効奥行き70mmの窓枠内に100mmルーバー用のヘッドレールをギリギリ納めることができました。
縦長窓は調光可能な木製品をアクセント使いで。
リビング側・テレビの左右に配置されている縦滑り出し窓のサイズはW340×H1300、ダイニング側の窓もW340×H2000とスリット窓に近い形状。
お客様の希望はここに50mm幅の木製ブラインドを採用したいというものでしたが、製品幅340mm以下に対応する50mmスラットの横型製品は少なく、コード式操作であればニチベイ、トーソー製品で用意できますが、ループコード式に関してはナニックのみ対応していました。
今回ご採用のナニック『Gシリーズ』は、15配色のカラーバリエーションを持つナニック製品の中ではエコノミータイプのウッドブラインド。
小窓で使う場合はコスト的にも優し目の良品で、こちらはフロアと天井色に合せたゴールデンオーク(904)をコーディネートしました。
バーチカルブラインドとの組み合わせでスリット窓をどの様に演出するかが、ご相談当初お客様の悩みどころでしたが、調光もでき自然素材の味わいに富むウッドブラインドを組合わせることで洗練された窓周りの演出とインテリア全体の調和を整えることができ、ご満足いただくことができました。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm
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