こちらは、開口部が多い角部屋の窓に、調光ロールスクリーン 『FUGA』をご採用いただいた事例紹介です。
お選びいただいた生地は「BASIC(ベーシック)」のホワイト。
程良い透明性を持ちつつ、日中であれば、屋外から室内が見えにくい構造の生地で、外部からのプライバシー性が気になる窓辺で好評です。
コーナー窓での分割プラン。
陽射し、プライバシー、換気に配慮して。
全体納品のなかで、分割プランを熟慮した、2つのコーナーがあるこちらの窓。
換気、日照調整、プライバシー性に配慮した5分割で納めることになりました。
すっきりとした窓辺にしたい。
事例の窓では窓枠の手前側にカーテンレールが設置されていました。
通常仕様どおりにカーテンとレースの2重吊りで窓を覆う納めをすると、構造柱のあるコーナー側は完全なデットスペースになってしまうため、調光ロールスクリーンをカーテンレール後ろのクリアランス部に設置することになりました。
窓枠内に製品がすっきりと納められれば居室をより広く使えるため、最近はこういったご相談が増えてきています。
コーナー部分での分割。
調光ロールスクリーンをコーナーで分割する際に、左右どちらのヘッドレールを手前に出す(=勝たせるか)かという打合せは非常に重要です。
理由は、調光ロールスクリーンのヘッドレール同士が近接していても、スクリーンの幅と厚みはヘッドレールより小さく設計されているため、横一列で並列分割した場合よりも隙間が生じるのためです。
この勝ち負けの関係が変わると、スクリーン間の隙間から入る陽射しやプライバシー性、室内からみた意匠性も変わってくるため、当社では現地で実物サンプルを使いながらイメージ確認を行っています。
メインコーナー側にはミラー仕上げの「構造柱」があるので、コーナー部の隙間が気にならない納めができました。
もう一つのコーナー側も、実物展示模型でイメージを確認いただき、お客様のご希望に沿った組合せで納めています。
屋外との結びつきが強まる窓辺。
部屋が明るく開放的に感じられる。
窓周りの印象をすっきりとさせる調光ロールスクリーンには、居室に柔らかく明るい陽射しを採り入れるだけでなく、視界が開けることで屋外との結びつきを強められる効果を持っています。
大開口窓の持つ魅力を引き立てることができる製品のひとつとしてご紹介させていただきました。
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- 調光ロールスクリーン「FUGA」で、洗練されたコーナー窓を演出。 はコメントを受け付けていません
- at 5:44 PM
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