こちらは、開口幅7mを超える6分割ベイ・ウィンドウに、ナニック・ウッドブラインドの63mmスラットと、グリーン系展開色の組合せをご採用いただいた納品事例です。
これまで使用していたカーテンレール後方のスペースを利用することで、すっきりとした「出窓」仕立ての演出にリニューアルすることができました。
ナニック・ウッドブラインド。
スラット幅とカラーの選定。
当社では、スラットカラー見本と併せて、現地お打合せ用に対応するナニック・ウッドブラインドの展示品をご用意しています。
今回も、標準73配色の展開を持つ「ブレアムシリーズ」の50mmスラットと63mmスラット展示品をお持ちして、実際の窓に当てながらご家族の好みに合うイメージを確認いただきました。
お打ち合わせ当初は、一般的な50mmスラットと「茶系」の組合せが無難と考えておられたお客様でしたが、
打合せを経て、大開口ボウ・ウインドウから豊かな眺望を楽しめる63mmスラットの魅力と、空と緑と水辺に調和する「フォレストグリーン(514)」の発色に注目されるようになりました。
ウッドブラインドの配色を茶系の家具やフロアに馴染ませるのではなく、インテリアグリーンとして室内に採り入れることで、室内と屋外の一体感を強める組合せです。
カーテンボックス内での分割プラン。
135度のコーナーと縦フレームに配慮して。
採寸の過程と納品後のイメージ。
カーテンボックス内の既存レールは、ウッドブラインドの設置に支障がなかったため残し、その後方のクリアランス部分にウッドブラインドを設置することになりました。
6分割されている窓のフレーム内にウッドブラインドが嵌め込まれている様なイメージを目指し、窓の両翼にある内開きの換気扉を塞がない範囲で納めています。
135度の角度を持つコーナー部分は、ブラインドの手前側が狭く、後方が広くなりますので、その特性を考慮した適正サイズを調べます。
ナニック製品のヘッドボックス規格は全製品共通で、50mmスラットも63mmスラットも同一のヘッドボックスを使用しています。
注意点として、50mmスラットを採用した場合は画像の様にヘッドボックス手前側の端部を密接させる設置方法でも、スラット同士の干渉は生じませんが、ヘッドボックス厚と同寸の63mmスラットを採用する場合は、羽根の開閉時にスラットの端部同士が当らない様な適切なクリアランスを確保する必要があります。
63mmスラットの開閉に支障を来さない適切なクリアランスを確保して設置した様子がこちら。
135°のベイ・ウインドウで63mm以上のウッドブラインドを採用する場合、この配慮を忘れると幅広スラットを採用した場合に製品が大きすぎて納められなくなる場合がありますので、選定製品の特長を正確に把握して採寸する必要があります。
美しい「フォレスト グリーン」の窓辺
納品後の様子。
カーテンとレースを使っていた頃よりも、ベイ・ボインドウの持つシャープなラインが際立ち、「フォレスト グリーン」のスラット越しに見る、空、緑、運河の印象が瑞々しく感じられる窓辺になりました。
朝の東側窓の陽射しも、午後の南西の陽射しも、日々の天候や時間帯に応じた自在な調光が可能です。
夜も夜景を楽しむだけでなく、ウッドブラインドの深い緑で彩られた落ち着いたインテリアを堪能できるリニューアルとなり、お客様からもご満足をいただくことができました。
◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm
◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
- 木製ブラインド(海外)
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- 幅広63mmスラットのウッドブラインドで演出する、個性的なベイ ウインドウの窓辺。 はコメントを受け付けていません
- at 9:40 PM
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