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日別アーカイブ: 2018年5月28日

FISBAの「ケリー」とマナトレーディングの「リリアンシアー」。組合せ納品事例

2018年05月28日

腰高窓 カーテン レース 床まで伸ばす

高さの異なる2つの「腰高窓」と、ベランダへの出入口窓に囲まれているリビングルーム。

窓周りのリニューアルを機に、これまで腰高窓のサイズに合わせていたカーテンとレースの丈を床まで伸ばして、掃出窓に揃えてみたところお部屋の印象がとてもダイナミックで豪華な印象となり、お客様から大変好評をいただきました。

 

横使いのカーテン。
FISBAの「ケリー」を使って。

「腰高窓」の丈も「掃出窓」と揃えて床まで伸ばしてみようという動機づけになった一つのきっかけとして、カーテンの生地巾が316cmある「横使い」生地であったことがあります。

一般的にカーテン生地は、巾130~150cm程度の生地巾のものが多く、幅の広い窓では必要枚数の生地を「縦使い」でつなぎ合せてカーテンを縫製しますが、意匠を重視する薄手のレースなどには、生地のつなぎを不要にするために生地を「横使い」で作っているものがあります。

今回、ご採用いだいたカーテン生地の『ケリー』は、スイスのFISBA社が扱う輸入生地で、レースのと同じコンセプトで作られていました。

横使いの生地を「腰高窓」で使うと生地のロスが出るため、基本的な「掃出窓」用に作られている生地なのです。

国産のカーテンで横使いのカーテンはほとんどお目にかかりませんが、海外の輸入ファブリックにはこういう厚地があるのです。

 

採用色はスタイルイメージの写真にも使われている14075(507)

アイボリーのベースにライトベージュのストライプを組み合わせた配色は、全6色の生地展開の中で最もシンプルなものですが大開口窓で使っても主張しすぎず、生地の持つ上質な風合いを楽しむことができます。

 

FISBA ケリー 14075 507 カーテン

余談ですが、『ケリー』で使われている6色のベース生地は、40色展開で用意されている『グレース』という無地からセレクトされたもので、ポリエステル100%からなる『グレース』のベースにふっくらとしたアクリルのモール糸を重ねたコーディネート生地となっています。

カーテンとクッションなど、2つの生地を組み合わせて使うと「グレース & ケリー」になるという遊び心を持たせた生地には、輸入生地ならではのモダンと女性的な優雅さが感じられました。

 

 

カーテンの魅力を引き立たせる女性的なレース。
マナトレーディングの「リリアンシアー」を使って。

日本FISBA ケリー 14075 カーテン 事例

FISBAの『ケリー』の魅力を引き立てるレースには、マナトレーディングが取扱うトルコ製の刺繍レースとして人気の高い『リリアンシアー』の877番色をコーディネート。

 

マナトレーディング リリアンシアー 2200

当社にも色違いの2200番色の展示がありますが、腰高窓下の壁の余白を『リリアンシアー』の美しく女性的な幾何学模様の刺繍柄と、透明な縁取りスパンコールからなるファブリックの魅力で豪華にまとめあげることができました。

掛替え前は、窓枠下20cm程度で納めていたカーテンとレースでしたが、開閉や障害物など生活上の支障がない場合は、裾を床まで伸ばした方がより美しい窓装飾となることも少なくなく、今回のリニューアルはその好例となりました。

 

 

窓の開口高にとらわれず、
「アクセント・ウィンドウ」として
空間とファブリックの融合を楽しむ。

リリアンシアー マナトレーディング レース 事例

リリアンシアー マナトレーディング レース 販売店

それぞれの開口高が異なる3つの窓を「掃出窓」の丈に合せることによって、リビングエリアのプロポーションが均整のとれたものとなりました。

居室の構造と用途を考慮しつつ、窓の形状に合せてカーテン・レースの丈サイズを揃えることにより、居室の印象をより広く美しく見せる魅力をファブリックは持っています。

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com

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