陽当たりと開放感が魅力の「内周窓」を
室内外で楽しめる『ハニカムスクリーン』
建物の外周に配置することが多い各居室の採光窓を、中庭側の大開口・四面窓とした内周に配置した注文住宅の意匠は、リビング → ダイニングキッチン → ワークルーム → 収納室に連続性と開放感を持たせる設計。
各居室の採光を、建物の内側から注ぐ自然光で満たし、中庭側のウッドデッキとのつながりを持たせるレイアウトは、居室全体に広がりと温もりある木の味わいをもたらします。
この開放的な使い方ができる内周窓を室内外からまとめ上げる窓装飾に、「断熱性」と「意匠性」に優れた『ハニカムスクリーン』をご採用いただきました。
ニチベイ・ハニカムスクリーン『レフィーナ』
「45mmセル」と「25mmセル」を使い分けて。
今回ご採用いただいた生地は、ニチベイ・ハニカムスクリーン『レフィーナ』の採光生地(ココン)より、窓側の壁装と馴染みの良い「H1101(ミルキーホワイト)」と部品色「オフホワイト」の組合せ。
こちらの製品を窓枠内付ですっきりとおさめることになりました。
窓枠内設置に必要な有効奥行(D)が50mmと唯一狭かったダイニング・キッチン側の窓のみ、繊細な25mmセルとコンパクト設計のヘッドレールで納められる「レフィーナ25」の「ループコード式」を採用。
そして、窓枠内の有効奥行(D)が90mm取られていた3面の居室窓には、大ぶりで緩やかな45mmセル形状の「レフィーナ45」を「ループコード式」操作でご採用いただきました。
この様に、2種類のセルサイズをを使い分けて設置いたしましたが、直角コーナーで居室がセパレートされるレイアウトのため、スッキリとした印象『』でまとめ上げる事ができました。
また、セルの内部に空気層を内包することによって高い断熱性を発揮する「蜂の巣」構造のハニカムスクリーンの裏面(屋外側)は、シースルーを除き、裏側が「白」の生地色なるため、室内外の配色を統合的にまとめ上げることができました。
「ハニカムスクリーン」
採光生地で得られる優しさと奥深さ。
『レフィーナ45』のスクリーンを降ろして、調光と断熱をしているリビングルーム室内の様子。
曇った日でも暗くなり過ぎない、「自然の照明」としての風情を楽しむことができました。
これは、ロールスクリーンなど、平面的な生地と構造が異なる、ハニカムスクリーン特有の「二重構造」と「立体的なセル構造」がもたらす「独特の陰影と素材発色」の魅力によるもので、強い陽射しを遮る一方で、弱い陽射しを効果的に拾い上げて拡散するセルの特性が独特な空間演出に結びつくのです。
「ハニカムスクリーン」
裏側の「白い生地」で演出する玄関と中庭。
最後に、1階の玄関から見た2階の「ハニカムスクリーン」セルの裏側。
ここでも、「ハニカムスクリーン」の特徴であるセルの裏側(白色)が、中庭の砂利、黒い外壁や枠などの「無彩色」に馴染んで、風情ある窓の外観を演出していました。
以上、本日は「ハニカムスクリーン」セルの持つ様々な特性を捉えて、窓辺だけでなく室内外を演出する意匠性の奥深さについてレポートさせていただきました。
◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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