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日別アーカイブ: 2016年10月13日

ナニック「ウッドブラインド」で演出する、品格ある法律事務所の窓辺。

2016年10月13日

新規オープンされる「法律事務所」様のL字窓に、73配色のカラーラインナップを誇る、ナニック・ウッドブラインドを納品させていただきました。

素材の質感や色調にこだわることにより、屋外の眺望を事務所内に採り入れるコーディネートをお客様と共に考えました。

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賃貸 ナニック ウッドブラインド

 

 

歴史と風格を持つ眺望は財産。
「借景(しゃっけい」を積極的に活用。

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現地お打合せ時の様子。

「法律事務所」として使用するオフィスは、賃貸マンションを事業用としての使用許可を得て借り受けたもの。

 交通の便の良い外苑東通り沿いにありながら、時代を感じさせるレンガ造り建造物と豊かな緑に満たされた「乃木公園」を正面に臨める好立地は、都会にいることを忘れそうな雰囲気です。
ちなみに、ビルの地鎮祭は乃木神社で執り行われたとのことなので、良縁に見守られた佇まいの中、事業が始められそうです。


「借景(しゃっけい)」
とは本来、日本庭園や中国庭園における造園技法のひとつで、庭園外の山林、竹林などの景色を庭園風景の背景として取り込み、前景の庭園と背景となる借景とを一体化させてダイナミックな景観を形成する手法ですが、
都会での生活や事業においても、「窓辺」から、美しい自然、公園、河川、魅力的な建造物などを臨める環境があれば、借景を活かすメリットは大きいといえます。
 

 

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通りを挟んで対面する「乃木公園」は、日清・日露戦争を戦った陸軍大将乃木希典の邸宅を、当人の遺志により公園として東京市に寄贈された、港区管理の都営公園です。

正面左にある、明治22年(1889)建造の「厩(うまや)」は、間口約12.5メートル、奥行約4.5メートル建物で、イギリスより取り寄せられたレンガで造られた歴史あるもの。
春には見事な桜が咲き誇る、緑豊かで閑静な園内、彫刻のオブジェ、レンガ造りの建造物からなる眺望を、「法曹」を生業とする事務所の窓辺に迎え入れたいということになりました。

 


「L字窓」にウッドブラインドを分割設置。
アンティーク家具とのコーディネート。

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コンサルティングに使用する、「英国アンティーク」テーブルは、英国で製作された、チッペンデールスタイルの「エクステンション」テーブルで、お客様が開設に合わせてお求めになられたもの。

「カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)」の、“クロウ&ボール”フットスタイルは、龍の爪が「智恵の玉(パール オブ ウィズダム)」を握っているデザイン。
玉には「知恵」や「財産」の意味が含まれており、それを掴むことで「幸せを運んできてくれる」という意味を持ちます。

 

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このアンティーク家具のデザインと、乃木公園の煉瓦や緑に調和する窓辺を、ナニックの「ウッドブラインド」で演出することになりました。

 

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乃木公園の眺望と英国アンティーク・テーブルとの調和を考えて最終的にご採用になったカラーは、73配色あるナニック・ウッドブラインドのスラット色より、「トウプ(529番色)」です。

「トウプ」とは、欧米の伝統色の1つで、フランス語で[モグラ],英語で[暗灰色,灰褐色]を表す色調です。
アンティークテーブルとの組合せの中に、古びた「煉瓦と目地」が作り出す独特なくすみ感を表現することができました。
 
 
 
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また、今回採用したウッドブラインドのスラット幅は、煉瓦の意匠を意識して、標準的といわれる50mm幅より少し広めの「60mm」スラットを採用しました。
 
オフィスで使用する場合でも、常にブラインドを閉じていなければならないというわけではなく、状況に応じたスラット(羽根)角度の調整により、適切な「日照調整」「プライバシー調整」が可能です。

 

 

賃貸物件の「カーテンボックス」内に設置。
ウッドブラインドの応用設置で対応。

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ウッドブラインド設置完了後の窓辺。

L字窓に3分割で設置していますが、スラットを完全に引き上げても窓からの眺望を優雅に楽しむことができます。

もちろん、業務にあたってはウッドブラインドで「日照調整」と「プライバシー」調整を行いますが、カーテンレールにレースカーテンとカーテンを掛けた演出でなく、木目の豊かなウッドブラインドで窓辺の表情を出したいというお客様のこだわりを受けて、既設のカーテンレールを完全撤去せずにウッドブラインドを設置する方法を考えました。

 

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カーテンボックスの形状がL字型となっていたため、カーブレールが設置されていましたが、これを取外さずに、ベランダへの出入りも考慮したウッドブラインドの分割設置案を考える事になりました。

カーテンレール本体は外しませんが、ランナーやエンドキャップを取外して、カーテンレールと共存させるかたちでウッドブラインドを設置する応用設置となります。
カーテンレールに直接、重量のあるウッドブラインドを設置することはできませんので、オーナー様にご相談いただき、2本に並列するカーテンレールの間にウッドブラインドを新たにビス止めで設置させていただく許可をもらいました。

基本的に「カーテンボックス」の天井面は、ビス止めのための下地材で構成されていますので、賃貸住宅の場合でも近年は、事前の許可を得て、各種ブラインドやスクリーンを設置させていただくことは多いです。

 

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今回の事例では、高さ20mmあるカーテンレールの厚みをクリアできる、「段差解消用ブラケットスペーサー」を用意して、50mm長のビスの2本止めで、ウッドブラインドの取付金具を固定しました。

 

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コーナー窓の納まりもご覧のとおりです。

 

賃貸 マンション ウッドブラインド

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ナニック ウッド ブラインド コーナー窓

ベランダ側の窓からの出入りもし易い「L型配置」で設置しています。

 

 

格調高いコンサルティングスペースの完成。

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賃貸 リビング ウッドブラインド

コンセプト通りに出来上がった窓辺に、お客様からもご満足いただけました。
ウッドブラインドの調整をすると、昼夜を問わず外からのプライバシー調整も自在にできます。

都会の好立地にあって、落ち着きと清涼感の感じられる事務所になりそうですとお客様。
コンサルティング時以外のデスクワークも心地よくはかどるのかもしれません。

 

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 豊かな木目の美しさと、73色展開の豊富な色数、6種類のスラットバリエーションを持つナニック・ウッドブラインドは、建築や設計に携わる専門家からも、「窓辺の家具」と評されており、アンティーク家具とのコーディネートとしても人気の高い窓周り品です。

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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