本日のブログは、「ナニック・ウッドブラインド」の納品事例です。
中古マンションをリノベーション(リフォーム)されたお客様とご来店時の製品説明と現地での打合せを通してコーディネートのお手伝いをさせていただきました。
ライフスタイルを「リノベーション」で具現化。
木を愛し「レトロ&ビンテージ」を楽しむインテリア
リノベーション(リフォーム)により反映された、お客様こだわりの、アメリカン「ビンテージ&レトロ」を思わせるインテリア。
LDKに入ってまず目を奪われの、白いペイント仕上げの壁装に調和した「木煉瓦(もくれんが)」仕上げのアクセントウォール。
そして、フローリングの板目を思わせるダイニングテーブルや家具の統一感ある意匠性と、さりげないインテリアグリーンの配置。
金属素材でまとめた、照明より上方のアクセント表現。
お客様の持つこだわりと感性が具現化されたインテリアに感嘆しながら、最後に残されたリビング出窓に合せるウッドブラインドの選定色をご一緒に決めてゆくことになりました。
今回の選定スラット。
今回は、リビングの窓にフラッグシップモデルの「標準73色シリーズ」を。
寝室の窓にエコノミー仕様の「Gシリーズ」の横型ウッドブラインドをご要望いただいておりましたので、イメージサンプルをお持ちして現地で採用色を決めています。
「リビング」の出窓には、標準73色シリーズのスラットカラーより、『メープル(509)』をお選びいただきました。
ご訪問前の打合せ時点では、インテリアの全体的なまとまりを考慮して『バーニッシュドメープル(518)』を候補に考えていたのですが、リビング側の空間構成を細かく色見て行くと、リビングが「L字型」の間取りであるLDKの中にあって、少しだけ独立したニュアンスを楽しんでもおもしろい小空間となり得ることがわかりました。
具体的には、TVボードがやや赤味がかった茶色であることや、ディスプレイや調度品に赤みのあるインテリアスキームが使われていたことから、ダイニング・キッチンとは微妙に色を変えた空間表現をグラデーション感覚で楽しんでみようということになりました。
ダイニング側から見た印象でも、濃淡のグラデーションを持つ家具の板目や星条旗の横ストライプなど、色だけでなく柄の流れもウッドブラインドのフォルムやアクセントとしての色調の変化に寄り添うものでした。
お客様の「ファブリック」のチョイスもテーマカラーを決められており、自然な挿し色を構成しています。
最終的にリビング奥のウッドブラインドカラーを『メープル(509)』でまとめることにより、リビング奥の側のインテリアシーンに暖かみのある自然な変化を持たせることができました。
座る位置を変えるだけで、木煉瓦壁と食器棚がアクセントとなるやや黄味がかったダイニング側の茶系との変化を自然に楽しめる納まりとなりました。
オプション「バランス」の併用で
「木の味わい」を深める。
今回の打合せでは、ウッドブラインドのトップトリートメント(上飾り)となる「化粧バランス」の併用(オプション品)についてもご相談がありましたので、現地にて納め方を含めたご説明をさせていただきました。
バランスはオプション品のため、お打合せ前にご希望をうかがったうえで、必要に応じてサンプルをお持ちしています。
化粧バランスを併用しない標準製作仕様の場合、ヘッドボックスの表面には、採用色のスラットを1枚嵌め込んだ仕様で作られます。
窓枠内の設置部分に86mm以上の奥行きの取れない窓などではバランスの突出を避けるために標準仕様で設置する場合が一般的です。
オプションバランス付の製品仕様の場合、スラットを嵌め込むことができるヘッドレールの溝に、化粧バランスの樹脂コネクターをセットしますので、障害となるスラットは付属しませんことご了承ください。
また、ブラインド本体を設置の際は、バランス設置後の仕上がり位置から逆算して取付金具のビス位置を考える必要があります。
73mmの高さを持つ化粧バランスを併用するメリットとして、木製ブラインド独特の「木の味わい」を深めることができます。
ヘッドレールの部品色を包み、全体的な色の統一感を強められるだけでなく、垂直・平面的なアクセントとして採用色の木肌を楽しみたい場合の視覚的効果を強めることができます。
また、オプションバランスのメリットとして、スラットを閉じた時にヘッドボックス下側に生じる光漏れを軽減する役割などもありますので、ケースバイケースでご採用をご検討ください。
「寝室」はオリーブカラーに合せて。
エコノミータイプの『Gシリーズ』を採用。
寝室の1面にアクセントで塗られているペイントは深みのある「オリーブ」。
照明が空間に陰影を醸し出す、落ち着いたインテリアカラーに合せて、ナニック『Gシリーズ・ウッドブラインド(全14色)』より、緑味のあるオリーブカラーとの相性が良い『ウォールナット(905)』をご採用いただきました。
寝室の窓もオプションの「化粧バランス」を付けて納めました。
ナニック『Gシリーズ』は、窓辺の家具とも表現されるフラッグシップモデルの『標準73色シリーズ』と比べて、塗装工程にかける手間を簡略化(⇒詳細はこちら)しているため、バスウッド特有の木目の表出が抑えられてしまうことと、スラットに多少光沢感が出るという違いはありますが、使用している高性能メカニックは同じですので、少し予算を抑えつつも本格的なウッドブラインドの風合いを楽しみたいというお客様からのご要望の多いモデルです。
スラットの材質については企業秘密もあり、あくまでも推測ですが、厳選された「特等材」が使われている73色シリーズより多少木のクォリティは落ちるのかもしれません。
とはいえ、国内大手メーカーのスラットよりは高品質では(?)という印象を納品の都度感じますので、そういう意味ではコストパフォーマンスの高い製品だと思います(価格もやや高めです)。
寝室の納まりを見て、「うん、こちらもいい感じの窓辺になりました。」とお客様も大満足。
ナニックウッドブラインドは、「木にこだわり、色にこだわる」お客様の生活を上質に設えてくれる強い味方になるかもしれません。
◆ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm
◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
***編集追記***
ナニック・『初台ショールーム』について。
ナニック・ジャパンは、2019年5月に新社屋を東京都渋谷区初台に建設し、本社およびショールームを代官山より移転いたしました。
初台ショールームは本社ビル1階に併設しています。
ショールームでは電動製品の操作体験はもちろん、ナニックシリーズ(73色)を含めた展開色を全点ご用意し、ご検討色を最大3台を並べて比較ができるサービスをご用意しています。
都内や近隣県にお住まいの方におかれましては、ナニックのショールームをご覧いただいてから、当社にご相談をされるお客様も多数いらっしゃいます。
ご来社の際は予め電話にてご連絡(予約)いただきご活用下さいませ。
■ ナニックジャパン 本社・ショールーム
住所: 東京都渋谷区初台2-31-4
TEL:03-3370-0729
電車: 初台駅(京王新線・都営新宿線)から徒歩約5分、
代々木公園駅(千代田線)、代々木八幡駅(小田急線)から徒歩約10分
◆ ナニック・『初台ショールーム』
http://www.nanik.co.jp/Showroom/index.html
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