先日(9/9日)のブログでは、窓枠に「正面付」で設置されている、シルバーの『汎用カーテンレール』を「機能性&装飾性」のあるカーテンレールに交換したトータルコーディネート事例をご紹介させていただきましたが、本日は、同様のカーテンレールを取り外して、新たに『バーチカルブラインド(縦型ブラインド)』を新設した納品事例をご紹介させていだきます。
今回ご採用いただきました縦型ブラインドは、TOSO(トーソー)の『バーチカルブラインド80』です。
80mm幅のコンパクトなシングル・ルーバーに、オプションの『バトン式(両バトン)』操作を組み合わせることにより、間口がコンパクトな「掃出窓」などでは、片手ですいすいと、「左右開閉と調光」が行えるの手軽な操作仕様となっています。
『バーチカルブラインド』を「窓枠」に設置。
「正面付」の応用事例。
こちらは、マンション入居前に設置されていた既存のカーテンレールです。
今回は、こちらを取外して、既存の「ビス穴」を利用して『バーチカルブラインド』を設置するのですが、バーチカルブラインドを「窓枠に正面付で設置」する場合においては、設置方法に工夫を講じる必要があります。
理由としては、そのまま既存の「ビス穴」に正面付で設置してしまうとバーチカルブラインドのルーバーが窓枠よりかなり下側に来てしまうため、ルーバーの上部が窓枠を覆うためには、『取付補助金具』を適切に併用して最低8cm以上の嵩上げをすることが必要となります。
『取付補助金具』は、カーテンレールをはじめ、様々な窓周り品の設置に使用されますが、設置にあたっては、「窓枠の厚みと強度」、「製品重量」、「取付金具の設置個数」、「採用部材の組合せ」、「設置後の見栄え」などを考慮して設置する必要があります。
上記の考慮事項以外にも、状況に応じた熟慮を重ね、必要に応じて無理のない範囲で適宜提案したております。
今回の場合、安定性の良い「正面付ブラケット」と「取付補助金具」の組合せは、写真上の赤丸○の形状でしたので、このポジションを起点として、製品の製作高を求めました。
当社のシュミレーション模型にを使って、無理なく安定性の良い設置位置を決めました。
製品紹介とも納品後の「調光&操作」イメージ 。
*メーカー: TOSO(トーソー)
*製品:『バーチカルブラインド80』
*生地: 『コルト』・TF4405(グリーンアイボリー)
*取付: 正面付
*レール色: ホワイト
*操作:「バトン式(両バトン)・右側優先操作」
*ボトム仕様: 「裾袋縫コード付」
まず最初に、ルーバーを室内側に「垂直」に立てたセットポジション。
「バトン式」操作の場合、セットポジションでルーバーの開閉をすることが原則です(ルーバーを傾けた状態での開閉操作は故障の原因となりますので、この点だけ注意が必要です)。
「バトン式」操作のバトンを使っての開閉操作はいたってシンプルです。
左側の開口部からベランダへ出入りする時は、必要な幅だけバトンを右側に寄せます。
同様に、右側の開口部からベランダへ出入りする時は、必要な幅だけバトンを左側に寄せます。
両方のバトンを内側に寄せる事ができますので、窓のお掃除なども手軽に行えます。
『取付補助金具』を併用していますので、スラットを閉じた時は、ルーバーが窓枠の上部を軽く覆うことが出来ました。
『取付補助金具』の併用については、お客様の好き好きがありますので、当社では無理にお勧めしておりませんが、提案の幅を広げるためのスパイスとして必要に応じてご案内させていただいております。
なお、この様な応用設置法につきまして、「子供などが引っ張ったりぶら下がったりした場合でも大丈夫ですか?」といったご質問をいただくこともありますが、その様な場合は、老若男女の別なく、製品破損(故障)と事故の原因となりますので安全ではありませんとお答えさせていだいております。
◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/
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