本日のブログでは、「ウィリアム・モリス」の輸入壁紙と英国アンティーク家具に合わせてコーディネートさせていただきました、『木製ブラインド』の提案・納品事例をご紹介させていただきます。
◆「玄関・階段」における、『赤絨毯(レッド・カーペット)』施工ブログ。
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「木製ブラインド」の『ラダーテープ』を
「居室」ごとの「壁紙」に合わせてコーディネート。
まず、今回ご採用いただきました『木製ブラインド』は、14色の「スラット」と、21タイプの「ラダーテープ」、窓の形状に合わせた「バランス」の自由な組合せができる、TOSO(トーソー)のウッドブラインド、『ベネウッド50T』です(上の写真は、「ラダーテープ」を組合わせない『ベネウッド50』のイメージ)。
『スラット』カラーの選定。
今回、「書斎」・「主寝室」・「階段」・「トイレ」の窓にご採用いただきました、共通『スラット・カラー』は、深みのある濃色系のスラットに、木目調の「エンボス型押し」が加えられたTM-112W「ディープブラウン」です。
ちなみに、「エンボス型押し」加工は、14配色中、「ディープブラウン」と「ダークブラウン」のみ施された限定仕様です。
『ラダーテープ』カラーの選定。
そして、今回の「カラー・コーディネート」提案のポイントが、こちらのオプション・『ラダーテープ』カラーを居室ごと(4配色)に分けた組合せでした。
『ラダーテープ』の採用については、「木製ブラインド」の木の質感だけを重要視するインテリア・スタイル表現の場合は併用されない場合が多いのですが、窓辺に「ファブリック」の要素や「アクセントカラー」を求めたい場合や、「雨戸」のない寝室などでの遮光性の向上を必要とされる場合にご採用いただくことが多いオプション・アイテムとなっています。
では、以下、「書斎」・「主寝室」・「階段」・「トイレ」の壁装とインテリアにコーディネートさせた、『ラダーテープ』カラーの組合せ事例をご覧ください。
(1)『書斎』でご採用された『ラダーテープ』色。
「応接間」としても使用される、2F『書斎』のリフォーム完成後の様子です。
「ウィリアム・モリス」の人気作である『ピンパーネル』の壁紙には、深い赤みの『マルーン(L-013)』の「ラダーテープ」を合わせました。
『マルーン(L-013)』の「ラダーテープ」が書斎の家具を含めたインテリア全体の程よいアクセント・カラーとなりました。
(2)『主寝室』でご採用された『ラダーテープ』色。
重厚なベッドと、居室内で貼り分けられた壁紙のコントラストが印象的な、2F『主寝室』のリフォーム完成後の様子です。
『主寝室』のベッド・ヘッド(枕側)の壁には、やはり「ウィリアム・モリス」の代表作である『コンプトン』の壁紙がアクセント・ウォールとして貼り上げられていました。
それ以外の壁面は、縦ストライプの壁紙で仕上げられていますので、ストライプの壁紙の色調との馴染みの良い、自然の味わいの感じられる『リーフグリーン(L-010)』の「ラダーテープ」をご提案させていただきました。
『リーフグリーン(L-010)』の「ラダーテープ」が入る事によって、主寝室の個性的な「アンティーク・ベッド」と「コンプトン」の壁紙でまとめられた『クラシカル・エリア』と、スタイリッシュな「壁掛けTV」と「縦ストライプ」の壁紙でまとめられた『シック&モダン』エリアとのつながりを自然にまとめることが出来ました。
(2)『階段』でご採用された『ラダーテープ』色。
格調高い「壁装」と、華麗な「赤絨毯」仕上げられた、『階段』エリアのリフォーム完成後の様子です。
「階段・玄関」でご 採用いただきました輸入壁紙は、「ウィリアム・モリス」の作風を、版権元である、英国・サンダーソン社が現代風にアレンジして発表した人気作、『Thistle(アザミ)』の壁紙に、『サンド・ベージュ(L-005)』の「ラダーテープ」を合わせました。
余談ですが、提案者の私も実際に、『Thistle(アザミ)』の壁紙を自宅に採用して、「レース」代わりにアンティーク・ホワイト色の「木製ブラインド」を使用しています。
(4)『トイレ』の小窓でご採用された『ラダーテープ』色。
『Thistle(アザミ)』の壁紙でまとめられた、玄関横の「トイレ」のドアを開けると、エレガントな壁紙に包まれた小窓の「木製ブラインド」が目に留まるレイアウトとなっていました。
こちらは、英国・サンダーソン社の壁紙のベースカラーに合わせて、『バター・スコッチ(L-007)』の「ラダーテープ」を合わせて明るい印象を持たせました。
本日のまとめ。同一スラットに「4配色」の
『ラダーテープ』を組合せたコーディネート。
こちらは、リフォーム中のご提案の様子(Before)です。
内装の特徴や家具についてのヒアリングを行い、居室ごとに求められるテイストを考慮しながらその完成型をとりまとめる、「カラー・コーディネート」は、決して簡単な作業ではありませんが、今回は、お客様の言葉を心で聴き、仕上がりをイメージすることによって、ほぼ迷いなくご提案色を即答することが出来ました。
納品後のイメージもお客様の期待に添えることが出来、刺激的で楽しいコーディネート納品となりました。
当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm
当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm
文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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