本日のブログでは、
ベッド背面にある「収納エリア」を、『アクセント・ウォール(塗り壁)』で間仕切った設計でにより効率よくセパレートして仕上げられた、デザイン性豊かな『主寝室』における、『遮光カーテン』のカラーコーディネートと、 『ミラーレース』の納品事例をご紹介させていただきます。
まず、日中における室内の「プライバシーの保護」を目的としつつ、適度な外の眺望を見ることが出来る、繊維の質感豊かな「ハーフミラー系」のレースをお勧めさせていただきました。
繊維には少し動きのある縦の細かい流れがついており、「アクセント ウォール」の塗り壁の流れのある仕上げとの調和を意識しました。
『遮光カーテン』生地のカラーコーディネート。
まずこちらは、「遮光生地」のご提案の際にご参考いただく、『遮光等級』に関するイメージ説明です。
今回ご採用いただきました『遮光カーテン』 生地は、「アクセントウォール」の色合いと程よい調和と、大人の落ち着きを持たせる、「グレイ」系無地の『遮光2級』 生地となります。
上の写真の2配色での比較解説をいたしますと、実際に使用した色番は、『オレガノ』・ 「SM5188(遮光2級)」の方です。「遮光1級」のSM5189の色番の方は、現地で生地サンプルを当ててみると、「アクセントウォール」の色合いとややなじみ過ぎる色加減でしたので、それよりトーンを少し落とした SM5188(遮光2級)をご採用いただきました。
こちらが実際の納品時のカラーバランスです。
「アクセント ウォール」の配色とのメリハリをお楽しみいただける仕上がりは、お客様の求めるテイストにも合致しており、大変ご満足いただきました。
夜間はもちろん、日中のTV鑑賞の際にも、遮光生地の特性を活かした性能を発揮できるでしょう。
五洋インテックス・『オレガノ(遮光カーテン)』。
五洋インテックス・カタログ 「サザンクロス」収録の遮光生地『オレガノ』は、全8色ので構成されております。
配色内の遮光等級も、1級、2級、3級の各バリエーションが用意されておりますが、一般的な傾向といたしまして、生地に「黒糸」をミックスして織り上げている生地ですので、黒糸以外の生地が明るいものは「遮光3級」、中間色は「遮光2級」、濃色系の生地が「遮光1級」に仕上がるといった製造上の特徴がございます。
今回、『寝室』にご採用いただきました生地は、「SM5188(遮光2級)」ですが、過去の納品では、「リビング・ダイニング」に程よい採光も得られる、 「SM5191(遮光3級)」 色をご採用いただいた事例もございます。
■参考:「LD」における、「遮光3級」生地・納品事例を見る。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3619
この様に、生活シーンに調和した色彩と、「遮光性」の強弱バランスを考慮して組み合わせてゆくと、様々なライフスタイルに対応した生地の演出効果が期待できるでしょう。
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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- at 6:17 PM
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