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自然豊かな別荘地の窓辺に映える、ナニックのウッドブラインド。
こちらは「プレミアムシリーズ(73配色)」のウッドブラインドを間取り30帖のLDK窓でご採用いただいた納品事例です。
ナニック・ウッドブラインド。
スラット幅とカラーの選定

ナニックの天然木を使用したウッドブラインドのバリエーションには、タチカワ、ニチベイ、トーソーなど国内大手メーカーが取扱う製品クォリティに近い、12色展開でエコノミー価格のバスウッドを使用した「Gシリーズ」と桐材を使用した「ライトシリーズ」、防炎加工を施した「FRシリーズ」や耐水樹脂を使用した「ウッドパーフェクトシリーズ」、木目の美しい杉材を低光沢のオイル塗装で仕上げた10色展開の「スギシリーズ」、そしてナニックの代表格と言われる特等材のバスウッドに薄塗り2回仕上げを施した73色展開の「プレミアムシリーズ」といった6種類のシリーズ展開があり、当社でも展示品をご用意しています。
ご来店当初、ウォルナット調の内装木部に合せた色調でウッドブラインドを考えられていたお客様でしたが、店内で目が止まったのが今回採用色であるナニックシリーズの「ダークロースト(083)」(写真右)でした。
「ウォルナット(504)」の当社展示品ともじっくり見比べていただいた結果、「ダークローストの方が暖炉の炎をイメージする僅かな赤味を含む焦げ茶」との感想をいただき、後日ナニックのショールームにもご来場いただいたうえでご採用いただきました。
73色のカラーバリエーションを持つ「ナニックシリーズ」は、茶系が充実しており窓枠、建具、梁、フローリングに合せたカラーコーディネートが容易なだけでなく、木目を活かした薄塗り2度仕上げのスラットは自然光の反射を柔らかくおさえた3分艶で、上質で落ち着きのある窓辺と空間を演出します。
4種類のスラット幅と73色のスラット色をご用意した
「プレミアムシリーズ」魅力

また、「プレミアムシリーズ」では標準73色のカラーバリエーションに加えて、35mm・50mm・63mm・76mmと4種類のスラットバリエーションを組合わせることで大小さまざまな窓辺のコーディネートに対応しています。
ご来店当初、お客様のスラットイメージは50mmまでのものでしたが、展示品を見て掃出窓には63mmスラットを採用してみたいというご相談をいただきました。
ダイニング・キッチン側の腰高窓には50mmスラットを採用。
大開口の掃出窓が連続する庭側には幅広の63mmスラットをご採用いただきました。
50mm(※写真左)と63mm(※写真右)のバランスイメージも良好で大変ご満足をいただきました。
こだわりポイント。
オプションの「巾木カット」でオーダー
今回、全てのウッドブラインドを窓枠内付けで納めていますが、庭側・掃出窓での設置にあたってはちょっとした注意点がありました。
暖炉の背後にあるタイル仕上げの窓では、不規則なタイルの凹凸が窓枠の内側に貼りこまれていたので、スラットの昇降に干渉しない適正サイズを調べました。
タイル仕上げでない窓枠内には内巾木がまわっていました。
通常であれば、巾木を考慮して製品全体の幅を考える必要がありますが、今回オプション加工の「巾木カット」を追加することで窓枠内のクリアランスを最小限におさえることができました。
写真の窓では巾木の張り出し部分に干渉するボトムレールと直上のスラットだけを4mm幅詰めして納めています。
納品を終えて
スラットの色と幅、製作仕様に工夫を加えて納めさせていただいた今回の事例。
ウッドブラインドを全て窓枠内に納めることで、お客様が希望されていた間取りの個性を引き立たせた一体感のある空間が完成しました。