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代表的なフランス『トアレ 柄』の1つ、「Bird Swirl」パターン。「輸入壁紙」施工事例。
本日は、都内マンション入居前、「主寝室」でのインテリア・リフォームにおいて
英名:『toile = トワレ』
仏名:『Toile de Jouy:トワル・ド゙・ジュイ』
柄(パターン)の『輸入壁紙』をご採用いただきましたので、
施工レポートと共に、『トワレ柄』の歴史と「パターン(柄)」の特徴についてご紹介させていただきます。
今回ご採用いただきました、『Bird Swirl』パターンの、『トアレ柄』壁紙 施工後の様子です。
『トアレ柄 』とは
仏名: 『Toile de Jouy=トワル・ド・ジュイ』
『トワレ』柄の仏名、『トワルドジュイトワルドジュイ』は、18世紀頃フランスにおける、ロココ調絵画を思わせるデザインが多いのが大きな特徴で、
(1)「人物・風景」
18世紀の人物(村人、貴族)がデザインに入った「田園風景」が中心となって描かれているパターン柄で、ロココ調の絵画ををアレンジしたようなデザインも多く見受けられます。
(2)「植物と鳥」
「トワレ柄」における、「植物と鳥」のデザインの構成する要素には、「植物、花、鳥」といったメインデに、「花かご」、「蔦(つた)模様」、「リボン」などが添えられて描かれています。
(3)「神話」
(4)「天使」
(5)「シノワズリ」
シノワズリ」とは、17世紀後半から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの美術における中国趣味のことで、ロココ様式と融合して建築・家具・装飾などにとり入れられ、代表的なものにも陶磁器の流行が挙げられます。
などのパターンに大別されモチーフになってデザインされています。
また、主に2色使いを中心とする、布のデザインに端を発し、以来、今日までこのモチーフにのっとった、「フランスの伝統的なデザインがアレンジされ、様々な「ファブリック」や、「壁紙」、そして「ファッション」の世界にまでとしてインスパイアされ、現代的なアレンジや表現方法が発信され続けられています。
18世紀フランスの伝統柄という知識がなくても、この個性的なパターンを見たことがある方は多いと思われます。
現在でも、フランスでは、「ロマンティック」、「トラディショナル」、「カントリー」といった、インテリアのスタイル表現の中に積極的な採用されていて、世界中に多くのファンが存在しています。
『Bird Swirl』パターンとは
今回ご採用いただいた『トワレ』柄の「輸入壁紙」は、アメリカ製の紙製壁紙です。
52cm×10m/ロールの梱包内容ので、「紙製」壁紙ですが、ビニールコーティング仕上げをされているため、軽い「水拭き掃除」等のメンテナンスは可能です。
『Bird Swirl』は、「トワレ」柄のパターンで言うところの、「植物と鳥」モチーフのものですが、「Swirl」の意味する「渦を巻く」という、パターンは世界的なデザインのリサーチから考察から見ると以下の様なイメージの画像が主に現わされています。
現代的なデザインではありますが、明らかに『トワレ』柄の影響を土台としたものとして位置づけられています。
現在、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』の、ファブリックや壁紙の多くは、 18世紀当時のデザイン(美術館などで貯蔵されている当時のオリジナルデザイン)からヒントを得て、やや現代的な流行を踏まえて、「Re・デザイン」されたものが主流です。

それでは最後に、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』柄による、『輸入壁紙』の仕上がりの様子をご覧ください。
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