営業時間 10:00〜18:00
【※店舗休業日・毎週(水)(日) ご相談により臨時営業対応可。】
ウィリアム・モリス『ピンパーネル(FF4515)』納品事例と、レースの「西日対策」。
「 LDに隣接する「和室」の間仕切りエリアを撤去して、「和洋折衷スタイルの広間」にリノベーションされたお部屋のウィンドゥトリートメント事例です。
ウイリアム・モリスの縫製サンプル。
候補生地を現地の窓で比較検討。
今回のお打合せに当初先立ち、お客様が「川島織物セルコン・ショールーム」にて、ウィリアム・モリスのカーテンとコーディネートレースを候補生地としてお選びになっておりました。
現地お打合せの際は、お客様が希望された当社手持ちの縫製サンプルとコーディネートアクセサリーをお持ちして、一番印象の良い組合せを選定いただきました。
最終的に選ばれたカーテンは、ご相談当初の第一候補生地ではなかったのですが、実際に窓に並べてイメージ合わせをしてみると、こちらがご自宅のインテリアにしっくりと溶け込んでいたのです。
ウィリアム・モリス・『ピンパーネル』
メインとなるカーテンにご採用いただいた生地は、川島織物セルコンの織物生地として人気のある、ウィリアム・モリス『ピンパーネル』の2配色よりMM5936です。
『ピンパーネル』は、元来、ウィリアム・モリスが1876年に、彼のロンドンの屋敷であった、「ケルムスコットハウス」のダイニングの壁紙用に描いたデザインがベースになっています。
デザインの特徴は、モリスが好んだ、「左右対称(シンメトリー)」に渦巻く植物(ルリハコベ)の柄を採用したパターンです。
川島織物セルコンが「織物」によるデザインとしてリリースする際には、この作品の持つ自然な柔らかさと、レリーフのイメージを、織物生地の組織の特徴である、凹凸のグラデーションを駆使して微細な表現で仕上げました。
「ダイニング」エリアは欧風テイストで。
『ピンパーネル』と合わせたコーディネートレースには、薄手でありながら、ナチュラルな色合いと「天然繊維」の風合いが感じられるものを数種類の候補レースの中からお選びいただきました。
フローリング側のエリアは、これから「ダイニングテーブル」が揃えられ、広々としたダイニングとなる「洋風インテリア」です。
「和風」の名残を感じる折衷インテリア。
本来、こちらの窓は2つの居室で区分されていましたが、リノベーションにより、開口幅・5Mのダイナミックな「掃出窓」に生まれ変わりました。
TVの中心から左方向の『琉球畳』エリアが以前の「和室」です。
ソファ後ろの造作棚には、「タイ」で集められたという緻密で深い色合いの民芸品がディスプレイされています。
「オリエンタル・スタイル」のインテリアの要素の中に、違和感なく居室全体の統一を図る洋風インテリアが組合わされているのが素敵です。
『西日対策』が必要な腰高窓には
遮熱ロールスクリーンを併用。
外気温・35℃を超える真夏の猛暑日における、午後2時頃の「西側窓」の様子です。
腰高窓の窓枠には、遮熱の「ロールスクリーン」を設置した西日対策を行いました。
「ロールスクリーン」を1/3ほど下げると、上方から射しこむ陽射しが和らげられて、窓辺が少し涼んできました。
最後に、「ロールスクリーン」を完全に降ろした様子です。
レースの背後にロールスクリーンを使用しているという気配を余り感じさせませんが、確実な遮熱効果が働き、暑さと眩しさを軽減させる機能的なダイニングの窓にバージョンアップしました。
最後にカーテンを閉じた様子。
『ピンパーネル』は遮光生地ではないですが、厚地で濃色系の生地のため、より高い遮熱効果が得られます。
◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/