多角形窓のあるＬＤでのトータル ウィンドゥ・スタイリング事例

本日のブログでは、
マンション入居前における、ドラマチック インテリア・ リフォーム事例（最終回（3/3）・多角形窓のあるＬＤでのトータル ウィンドゥ・スタイリング事例）をご紹介させていただきます。

メインとなる「カーテン生地」の選定。

今回の納品で、お客様が、まず最初にショールームのご見学段階で人目惚れされて、メイン生地にご指名いただいたファブリックが、ＦＩＳＢＡ（フィスバ）の『ロイヤル』というファブリックです。

ドレープカーテン
◆表地：ＦＩＳＢＡ（フィスバ）、生地品番：『ロイヤル/14158/827』
　組成：綿６７％、絹３３％　

『ロイヤル』のカラーバリエーションは、選定色以外にも、個性的な配色を含んだ全１０色展開で用意されております。

2.5倍ヒダ（遮光裏地付）のボリューム感豊かな縫製

生地品番：『ロイヤル』は、フィスバの生地の中でも根強い人気があるクラシックデザインで、綿・シルク混の程よい光沢が魅力の豪華ファブリックです。

「天然素材」で織り上げられている生地のため、強い紫外線による劣化・退色の保護を目的として、メーカー推奨の遮光裏地を併用いたしました。
縫製仕様は、2.5倍ヒダ(遮光裏地付)というボリュームのある仕立てのリクエストいただきました。
(※遮光裏地：ＦＩＳＢＡ（フィスバ）、生地品番：『ニューヴェルモント１７』

眺望の素晴らしい景色を楽しめる「バルコニー」側のドアは、片開き仕様で素敵に仕立てました。

 上飾りの上の「モールディング」とのマッチングも素敵で、単なる出入口とは思えないゴージャスな仕上がりとなりました。

「大小」・バラエティに富んだ、スタイルバランスの提案

上飾りでの採用生地は、フジエテキスタイルのカタログ「ＰＲＯＦＩＬＥ（プロファイル）」収録の、『ウスライ』という柔らかな光沢が魅力のファブリックです。

「バルコニー」側の「シングル・スワッグ」の上飾りとテールの選定色は、カーテンのベース生地の色に近い、色番：PF2180-03で揃え、テールの裏地の部分にワントーン色の濃い、PF2180-04を合わせました。

バルコニー側のドアのとのサイズ比率が6倍以上の、多角形（8連コーナー）窓の『装飾バランス』は、手前に来る８連スワッグの色番：PF2180-03に加えて、奥側に配置された小スワッグ部分とテールの裏地部分に、ワントーン濃い、色番：PF2180-04を合わせました。

左右のテール」色はバルコニー側のドアと揃えています。
この様に、面積の大きい窓の場合は、微妙な色調のアレンジを加ることによって単調さを防ぐことができます。

 フランス・『ＨＯＵＬＥＳ（ウーレス）』の
「装飾タッセル」＆「トリム」で大小の窓辺の仕上げ

7Mの幅広窓には、２．５倍ヒダ（遮光裏地付）のボリュームある生地の量をしっかりとまとめ上げる、フランス・HOULES（ウーレス）社の芸術品と言える装飾タッセルをコーディネートさせていただきました。

HOULES（ウーレス）：『GALLIERAガッリエーラ』35232/9920

ＦＩＳＢＡ（フィスバ）のカーテン生地との相性も抜群で、裏地を付けた生地のボリュームに負けない存在感は流石と言えます。
また、タッセルの素材感と緻密な作りも素晴らしいものでした。

HOULES（ウーレス）の『装飾トリム』を合わせた、
「共布タッセル」の魅力

「HOULES（ウーレス）」では、装飾タッセルにコーディネーネートできる、装飾トリムもご用意しています。

カーテンやクッションのフレームなどにもお勧めですが、今回は「バルコニー」側ドアの片開きカーテンに合わせて、ＦＩＳＢＡ（フィスバ）の「共布タッセル」のボトム・ブレードとして豪華に合わせる事になりました。

生地：ＦＩＳＢＡ（フィスバ）・『ロイヤル/14158/827』
フリンジ：HOULES『GALLIERA/33112/9920』

窓辺との相性も良く、とても豪華なスタイル・タッセルができあがりました。

 以上今回は、３回の特集にわたって、お客様曰く、一流ホテルの「スウィートルーム」に常泊したかのような日常を長期的に味わえる、マンション入居前の「ドラマチック インテリア・ リフォーム事例」をテーマ別にご紹介させていただきました。

***編集追記***

◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 にて「入選」
　受賞者：ミツワインテリア・平多 千春

　

◆ 当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・「モールディング」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm