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エコカラットとの相性がいいウッドブラインド。
新築マンションの各居室に、豊富な色数とスラットバリエーションで知られる、ナニックの「プレミアムシリーズ(標準73色)」のウッドブラインドをご採用いただきました。
「エコカラット」に合せたカラーコーディネート。
幅広の63mmスラットを組合わせて
近年のトレンドとして、居室の壁装や造作の一部にアクセントタイルを採用されるお客様が増えています。
マンションのモデルルームなどでもオプション施工品としてアクセントタイルを積極的に紹介していて、これを採用した室内の印象は高級感のある雰囲気になります。
本事例でご紹介するLDKでは、およそ75mm幅の「エコカラット」がLD側の壁面とキッチン腰壁に使われていましたが、ご覧の通り白を基調としたビニール壁装の中に立体感を持つ石素材のデザインタイルを組みこむことで空間に重厚感が加わりました。
デザインタイル貼りの壁装は、家具や窓周り品との相性も良く、特に横方向への流れが感じられるエコカラットであれば、素材の持つ表情や濃淡といった意匠の面でウッドブラインドとの相性は良好です。
エコカラットとのコーディネートでナニックの「プレミアムシリーズ」を組合わせる場合、タイルの幅に応じたスラット幅を組合わせる場合がありますが、今回それが63mmスラットでした。

当社では「プレミアムシリーズ」で展開する全てのスラットサイズを比較展示でご用意していますが、近年、幅広スラットに対する評価が高まってきました。
別製品の例をあげれば、一般に普及しているフローリングの標準幅は、30年くらい前であれば60mm~75mm が主流でしたが、現在では 90mm前後の広めに移行し、幅150mmを超えるフローリングも登場しています。
板目の幅が広くなることで木目の表情が豊かになることと、マンションのリビング・ダイニングなど、広い間取りとのバランスも吊りあうといった感覚はウッドブラインドにも当てはまります。

スラット幅の選定が決まると、最後にウッドブラインドのカラーコーディネート。
本事例での採用色はタイル色より少し色調を薄めた「グレーアッシュ(507)」で決まりましたが、ご検討過程では、フローリング、キッチン周辺の意匠、これから購入される家具の色など、様々なシチュエーションと相性を想定したカラー選定をお楽しみいただくことができました。
魅力的なLDKの窓周り
カーテンボックス内に設置したウッドブラインドの製品高がエコカラット側の施工高と同程度で揃えられたため、柱型を挟んで色調の近いアクセントウォールとアクセントウィンドゥがバランスよく配置される納まりになっています。
キッチン側の天井がフローリングに合せたウッド調の仕上げになっていますので、こちら側のカラーバランスも均整のとれたものになりました。
広い空間の中で、より幅広のフローリングやエコカラットとの組合せでコーディネートされた63mm幅スラットのウッドブラインド。
比較対象物が持つ個性の影響を受けて、突出しすぎない自然な魅力を表現することが出来ました。
北側の居室にも63mmスラットを採用


今回の事例では、北側に面した洋室の窓にも、それぞれ63mmスラットのウッドブラインドをご採用いただいています。
採用色は湘南エリアの地域性をイメージした「パスィフイック(107)」と、緑豊かな木々をイメージした「フォレストグリーン(514)」の2色。
北側や通路側の窓はLDKと較べて陽当たりが悪く、主に寝室として使用する窓の開口もあまり広くはありません。
そのため、開口時の採光性がより高い63mm幅はこうした窓にもおすすめです。
小さ目の窓でも、木目の風合いに富んだ63mmスラットのウッドブラインドは映え、ちょっとしたアクセントウォールの代わりにもなる視覚効果が得られます。