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ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』と『レスターアカンサス』でコーディネートされたアンティーク・インテリア。

2015年03月28日

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新築マンションご入居時の大小2つの窓辺に、川島織物セルコンの織物ブランド「モリス・デザインスタジオ」より、『いちご泥棒(1883年作)』と、『レスターアカンサス(1912年作)』を組み合わせて納品させていただきました。

幅広の「掃出窓」は、幅4mを超えるマンション特有の大型窓。
ここにウィリアム・モリスの作品を題材としたカーテンで、「アクセント・ウィンドゥ」仕立ての迫力ある演出をしたいというご相談をいただき、最終的にご採用いただきましたのが、『いちご泥棒』です。

納品時は、お引越し前でしたが、お子様の新学期に合わせて最終的なお引越しをされるとのことで、既に新たに購入されたアンティークを含む家具や照明が配置されていました。

ダイニング側にアンティーク家具を多めに揃えたため、テーブルの位置を既成の位置より少し室内寄りにレイアウトし、ダイニングの照明をこれから移設されるとのことでしたが、実生活の家具レイアウトがお引っ越し前に概ね完成いたしました。

 

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こちらは、リビング奥側の「腰高窓」エリアのインテリアです。

小さなお子様が二人いらっしゃるとので、こちらの窓には、優しい配色のカーテンを合わせたいとのご相談をいただいた結果、最終的に『レスターアカンサス』をご採用いただきました。

 

 現地お打合せの様子。

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当社展示縫製サンプルをふんだんにお持ちして、採寸時に大小の窓の組合せをご検討いただいている様子です。

「間取り」と「内装仕上げ」のイメージを直接確認ができるのが現地お打合せのメリットです。

 

ご採用生地の組合せ。

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念入りなご検討をいただきました結果、「掃出窓」でご採用いただきましたファブリックは、『いちご泥棒』・色番:FF1010(DO)となりました。

これは、お客様が当初考えられていた生地とは異なるもので、「やっぱり現地で見比べてみると新しい発見とインスピレーションが生まれる」とのご感想をいただきました。

 

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「掃出窓」で当初の予定と異なる生地が決まりましたので、「腰高窓」の生地もそれに合わせて選ぶことになりました。
「腰高窓」にご採用いただきましたファブリックは、1912年にウィリアム・モリスの一番弟子である、ジョン・ヘンリー・ダールが、木版壁紙としてデザインした作品、『レスターアカンサス(原名:レスター)』・色番:FF1012(BE)となりました。

 

 『装飾タッセル』のコーディネート

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こうして、それぞれの窓でのご採用生地が決まりました。

 

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川島織物セルコン製品の場合、共布生地で使った『タッセル』も付属いたしますが、やはりモリスのカーテンには『装飾タッセル』が映えるということで、生地に合わせてカラーコーディネートをしながら決める事になりました。

さながら、洋服に合わせてネクタイやスカーフを合わせるといったイメージです。

 

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実際に決まった『装飾タッセル』色の組合せです。

『いちご泥棒』にはピンク、『レスターアカンサス』にはグリーンの装飾タッセルを組合わせましたが、気分によって色を交換しても良いコーディネートといたしました。

 

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『いちご泥棒』と実際にコーディネートされた納品時の様子。

 

 

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そして、『レスターアカンサス』と実際にコーディネートされた納品時の様子です。

 

 

 納品後のインテリアイメージ。

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最後に、夜間をイメージした、カーテンを閉じたイメージです。
『いちご泥棒』の作品の魅力が、アンティーク家具と見事に調和しています。

 

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こちらは後日、ダイニングテーブルのレイアウトに合わせて、既設の照明の配置を移動したときのお写真です。

 

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照明屋さんがアドリブを効かせて、「ジャンプ」と言われる設置スタイルで調整してくださいました。

 

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優しいイメージを持たせた「リビング」エリアの窓もお客様のイメージ通りにおさまりました。

 


 

*** 当社コーディネートアイテム ***

いちご泥棒 クッション 川島織物セルコン

いちご泥棒 川島織物セルコン カーテン サンプル

ちなみに、『いちご泥棒』クッションに関しては、川島織物セルコンのオリジナル生地(クッション専用)で作った、「45cm角クッション」、「ピロー(枕型)クッション」、「ボルスター(円筒型)クッション」、「ダイニングシートクッション」のコーディネート(4アイテム)ディスプレイも行っております(※詳細ブログは ⇒こちら)。

 

イチゴドロボウ 311 カーテン マナトレーディング

イチゴドロボウ 315 マナトレーディング カーテン

また、川島織物セルコンの織物生地と、英国・サンダーソン社の本家「プリント」生地(マナトレーディング取扱い)の比較もできる、充実のショールーム構成となっておりますので、ご来店予約、出張コーディネートのご相談はお気軽にお問合せください。

 

 

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◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 


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