ウィリアム・モリスの間仕切りカーテンで仕立てた、階段の「空調対策」。

３階建・戸建住宅の２階にある、リビング・ダイニング上下階段の『空調対策』として、保温性に優れた厚手のジャカード織カーテンをご採用いただきました。

2階にリビング・ダイニングがある場合、階段をつたって、1階からは夏場の熱気が上がり、冷房の冷気が下りていきます。
また、3階からは冬場の降りてきやすく、暖房の暖気が逃げやすい特徴があるため、開口部をカーテンで間仕切る空調対策を講じる場合があります。

一年を通じての「空調対策」として活躍

採用生地は、川島織物セルコン「モリス・デザインスタジオ」シリーズ収録の『ラアクスパアⅡ（ＢＥ）』で、無地ジャカード生地に後染めを施したテキスタイルががナチュラルな空間になじんでいます。
この生地は、微妙な色表現や、３層になった葉模様の奥行き感など、染めならではの風合いが特徴であるだけでなく、緻密な織りによるナチュラルな素材感も魅力です。
ドレーパリーとしてはもちろん、クッションなどのコーディネート・ファブリックすとしても人気があります。

冷暖房の空調対策用・間仕切りとして使用しますので、今回は「装飾タッセル」で留めてインテリアアクセント風に使用いたしました。