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こだわりの「輸入壁紙」と「輸入カーテン」の組合せで応接室のインテリアリニューアル。
当社では、自社施工による「インテリア・リフォーム部門」と、国内外の主要ブランドを取り扱う「窓装飾部門」との連携により、空間全体をトータルでコーディネートするインテリア提案を強みとしており、東京・神奈川エリアを中心に、幅広い施工に対応しております。
近年、リフォーム部門では企業施設や特殊用途の物件を多く手がけており、一般のお客様向けにご紹介できる事例が限られていることから、当社ブログでは窓装飾に関する投稿が中心となっておりますが、本日はその中でも、両部門が手を携えて仕上げた、当社ならではのコラボレーション事例をご紹介いたします。
「輸入壁紙」を使って
上質なモダンを設える内装リニューアル
今回、リフォームの依頼をいただいた応接室(多目的室)の壁紙はもともと無地のビニール壁紙でしたが、今回のリフォームでは質感の良い不織布の「輸入壁紙」に貼り替えることになりました。
壁紙は、テシードのカタログ『UTOPIA 5』収録のTR60710、アメリカ製のモダンな幾何学柄で縦リピートが91.cm超ある大柄です。

壁面の高さを考慮した柄の割付で施工したところ、洗練されたモダンイメージに仕上がったとのことで、次はこのイメージに合わせてカーテンとレースをコーディネートすることになりました。
「FISBA(フィスバ)」のカーテン
上質なモダンを設える内装リニューアル

カーテンご採用いただいたのは、スイスを代表するファブリックブランドのひとつ、FISBA(フィスバ)のファブリックより『ロンバス』より14288 815。
刺繍を思わせるダイヤモンド格子のパターンとレザー調の光沢のある質感が特徴のファブリックは、カーテン以外にもクッションやベッドスプレッドなどにも推奨されるしっかりとした厚地です。

モノトーンの壁紙やレザーの椅子生地とは色の相性も良く、空間を引き締める程良い重厚感の感じられるコーディネートとなりました。
生地の縦パターンは52cmとやや大き目ですが、91cm超の壁紙パターンとのボリューム対比も自然で、曲線的な壁紙の柄表現に直線的なファブリックの柄表現が入る構成であっても、フォルムの特徴に共通性があることと、家具の意匠に合っているため魅力的なコントラストでまとまっています。
フジエテキスタイルの『タゴト』
個性的なインテリアシーンを演出するハーフシアー


続いて、ハーフ・シアーとしてご採用いだいた生地は、フジエテキスタイルのPF1719 『タゴト』よりSB色。

PF1719 『タゴト』は、バーンナウトプリントの技法でデザインの輪郭に透過性を持たせたベルベットで、生地のデザインは20世紀初頭から使われているモザイク風の幾何パターンです。

当社では、PF1719『タゴト』のサンドベージュ(SB)色の縫製展示品と、ブラウン(BR)色の生地見本をご用意しております。
『タゴト』はサンドベージュ(SB)とブラウン(BR)の2色展開で、細やかなスクエア柄をランダムな毛流れで表現したこのファブリックは、光の当たり方によって繊細に表情が変化し、上質な陰影が生まれます。
また、生地の表面だけでなく裏面の意匠性にも優れており、程よい透け感がありながらプライバシー性も確保されているため、一般的な窓辺での使用はもちろん、居室や空間の間仕切りとして用いることで、インテリア演出としても高い効果を発揮します。

参考までにこちらは、カーテンの裾を床までたっぷりと垂らした「ブレイク・スタイル」より、『Puddling(パドリング)』と呼ばれる、裾を床まで垂らすスタイルで設えた階段・廊下窓での(BR)色採用事例。
カーテンとしてもシアーとしても使える『タゴト』は、サンドベージュ(SB)とブラウン(BR)の2配色展開で、様々なインテリアシーンでお使いいただけます。


こうして、お客様のご希望に寄り添ったインテリアリニューアルが無事に完成いたしました。
壁紙の施工を終えた後、輸入取寄せ品を含む窓回りのコーディネートを行ったため、最終的なお納めまでに約1カ月のお時間を頂戴いたしましたが、その分、洗練された佇まいと格調のある空間に仕上がり、お客様にも大変ご満足いただけました。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/