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箱ヒダ「装飾バランス」のご提案と輸入壁紙の分散型コーディネート事例。
こちらは「装飾バランス」を含めたスタイルカーテンの納品事例。
上飾り部分を装飾トリム付の「箱ヒダバランス」で納めています。
当初は、お選びいただいたカーテン生地に装飾トリムを組み合わせたスタイルカーテンをご検討いただいておりましたが、打ち合わせの途中で「カーテンボックスの内側に装飾バランスを付けてみたい」とのお話があり、最終的に採用されたのが、今回の箱ヒダバランスです。
装飾バランスのご提案から納品までの流れとしては、まずお客様に上飾りの好みをヒアリングし、併せてご希望の生地をピックアップしていただくところからスタートいたします。
スタイルについては曲線の美しい「スワッグ系バランス」を求められているのか、シンプルな「ストレート系バランス」が好みなのかをヒアリングしますが、先に使いたい生地が決まっている場合で、柄域が曲線表現のスワッグバランスに向かないときは垂直方向の柄表現となるストレート、ギャザー、ボックスといったバランススタイルのデザインに曲線の要素を盛り込む場合があります。
装飾バランスの縫製指示書
装飾バランスの縫製指示書は、窓のサイズから導き出される最適な箱ヒダの数や大きさ、複数の生地や装飾アクセサリーの組み合わせなど、すべての構成要素を厳密に計算したうえで作成されなければなりません。
「こんな感じで作ってください」といったイメージ先行の曖昧な指示では、明確な根拠と基準がなければ製品化は不可能です。
縫製にあたる職人の立場から見ても理にかなった、実用的かつ詳細な指示書が必要となるため、一定の手間と時間はかかります。
しかし、このプロセスを丁寧に踏むことで縫製工場との意思疎通が正確に図れ、ご提案通りの美しいスタイルが形となって仕上がります。
装飾バランスと相性の良い壁紙のコーディネート
こちらは余談となりますが、今回はトイレの壁紙にもこだわり、リビングの窓まわりの色調と調和する輸入壁紙をご提案・施工させていただきました。
装飾バランスとあわせて、リビングの一面にアクセントウォールを設けるという選択肢もありますが、演出効果を一か所に集中させず、空間ごとにさりげなく分散させることで、より洗練された印象を演出する方法もあります。
意外に思われるかもしれませんが、リビングとトイレの色調を連動させたコーディネートは、日常の快適性はもちろん、ご来客時にも効果的な演出となります。
リビングでは少し派手に感じる柄も、トイレ空間であれば程よいアクセントとなり、結果として空間全体を有効に活かしたインテリア演出が実現しました。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com