「シンプル系・インテリア」から、「ドラマチック系・インテリア」へのリフォーム事例。

リビング ダイニング  アメリカ製 輸入壁紙 張替え 事例

今回は、都内にある築25年ほどのマンションにおいて、無垢の「カリン材」フローリングや「石張り」の床材に調和させた、アメリカ製・『輸入壁紙』と「カーペット」の張替えリフォーム事例をご紹介いたします。

「リビング・ダイニング」リフォーム前 (Before)

布製の「織物壁紙」は、一般的なビニール壁紙や紙壁紙に比べて経年劣化が早く進行しやすく、特に「色褪せ」「黄ばみ」などの症状が顕著に現れます。
中でも、太陽光の当たる窓辺は劣化が進みやすく、今回ご紹介する物件でもその傾向が見られました。

本事例でも、当初は光沢感のある柄物の織物壁紙が使われていましたが、リフォーム時には壁全体に色焼けが生じていたため、別のアプローチで高級感を演出できる壁紙への貼り替えをご相談いただきました。
現地での内見の際には、リフォーム後のディスプレイや家具の配置計画も伺いながら、最終的には「リビング・ダイニング」に、上品さと落ち着きを兼ね備えた『クラシック・モダン』タイプの輸入壁紙をご採用いただきました。

『輸入壁紙』へのリフォーム の際の下地処理の重要性

築年数の経過したマンションや戸建住宅では、これまでに何度か壁紙のリフォームが行われているケースが多く見られます。
そうしたお住まいでは、壁紙の貼り替えにあたって、下地の凹凸や傷みを“壁紙の厚み”でカバーするという方法が一般的に採用されてきました。
特に厚手のビニールクロスであれば、多少の下地の荒れが表面に響きにくく、比較的きれいに仕上がるため、コストを抑えたいリフォームでは定番の手法といえるでしょう。
しかしながら、私たちがご提案するような『輸入壁紙』は、繊細な質感とデザイン性が魅力の反面、薄手のものが多いため、下地の状態が仕上がりに大きく影響します。
せっかく選んだ素敵な壁紙でも、下地の凹凸が浮き出てしまっては、全体の印象が損なわれてしまうのです。

そのため、輸入壁紙を美しく仕上げるためには、貼り替え前の下地をしっかり整えることが欠かせません。
場合によっては、傷んだボードを張り替えたり、何度もパテ処理を繰り返してフラットな面を作り上げるなど、手間のかかる作業が必要となります。
少し時間と労力のかかる工程ではありますが、この丁寧な“ひと手間”こそが、輸入壁紙の上質さを引き立て、お部屋全体に品格ある仕上がりをもたらします。

「リビング・ダイニング」リフォーム後 (After)

ダイニング 輸入壁紙 張替え 事例 人気

こうした丁寧な「下地調整」の工程を経て仕上げられた、リフォーム後のダイニングスペースがこちらです。
天井には大粒のクリスタルが輝くシャンデリア、そしてリフォームに合わせて新調された赤いクラシカルチェア。いずれも華やかで気品あるアイテムですが、そこに優しくグレイッシュなトーンを含んだ「ピンク」の輸入壁紙を合わせることで、全体がしっとりとフェミニンな印象にまとまりました。
クラシカルでありながら、どこか現代的な軽やかさも感じられる仕上がりは、まさに“モダン・クラシック”という言葉がぴったり。
お住まいの中でも、とりわけ印象的なダイニングへと生まれ変わりました。

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また、マンションに特有の構造梁(はり)なども、美しく部屋を区画し、シンプルなカーテンとのコントラストも良く、特に「上部の梁」は、カーテンの「上飾り」の様な演出効果を醸し出しています。
インテリア照明、ソファ等などとの調和も一段と引き立つ「リビング・エリア」にリニューアルされました。

『玄関・廊下』のカーペットの張替え

今回は「リビング・ダイニング」だけでなく、日々の出入りに欠かせない「玄関・廊下」といった生活導線エリアもリフォーム対象となりました。
こちらのエリアでは、輸入壁紙への貼り替えに加えて、床には新たにカーペットの張替えを行い、Lの導線となる空間全体の統一感を図りました。

こちらは、「リフォーム」 前の様子です。
「廊下」はS字型・クランクが複数のある形状でした。

S字型・クランク廊下のカーペット張り替え作業

『S字型・クランク』のある廊下にカーペットを美しく張り替えるには、クランク部分の前後でカーペットを正確に接合する必要があります。
その際に欠かせないのが、「シーミングテープ」「専用アイロン工具」を用いたジョイント溶接作業です。
こちらの写真は、ジョイント部分の下地にシーミングテープを丁寧に配置し、これからアイロン溶接を行う直前の様子です。

「アイロン溶接」部分の「柄合わせ」を確認している様子です。

このような、狭く入り組んだ「S字型・クランク廊下」において、細やかな柄のカーペットを美しく張り替えるには、廊下の長さや間取りに応じて、適切な位置で「カーペットの溶接・ジョイント」作業を丁寧に行う必要があります。
とくに今回のように長さのある廊下では、柄のつながりや素材の重なりにも配慮しながら、材料の幅や空間構成を見極めて仕上げていくことで、上質で一体感のある仕上がりを実現しています。

カーペットの、「アイロン溶接」によるジョイント作業が終わり、「クランク廊下」を敷き詰めるカーペットの型が取れたところで、専用工具を用いて最後の仕上げ作業を行います。

現場では、ジョイント部分の「目合わせの裁断」、「丁寧な溶接」、「S字型・クランク廊下」の作業中の柄のズレ防止など注意しながら慎重な作業を行う必要がございますので、特に熟練の技術が必要となります。

「カーペット」・リフォーム後 (After)

クランク 廊下 カーペット 張替え 事例

「S字クランク」と取り合いの処理を終えて、完成した、カーペット張り替え後の様子です。

「輸入壁紙」の貼り替えも終えて、ゴージャス感のあるクラシックスタイルの「玄関・廊下」へとリニューアルされました。

この様に、当社では、住宅の魅力を引き上げる、「付加価値リフォーム」を当社は得意分野としています。
インテリアコーディネート、カラーコディネートを含めたトータルインテリアのご相談も承っております。
お客様の住み心地の良い日常生活の舞台作りのお手伝いができれば幸いです。

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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