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トーソー『ヴィンクスシェルフ』カーテンレールがキャットウォークとして注目されている話。

2019年09月05日

カーテンレールの上を自由にディスプレイできる(toso)の『ヴィンクスシェルフ』

デッドスペースであったカーテンレールの上をインテリアスペースとして活用することができる新発想により、カーテンとディスプレイの両方を楽しむことができる製品です。

幅広いインテリアシーンに対応可能な装飾カーテンレール『ヴィンクス22』の上に専用の棚板を付けることで、カーテンレールの上をお好きなもので飾ることが出来る様になりました。

 

『ヴィンクスシェルフ』
展示品を
ご用意。

トーソー ヴィンクスシェルフ カーテンレール キャットウォーク 取扱店

当社では『ヴィンクスシェルフ』のダブルタイプ展示品を用意して、現地お打ち合わせ時に持参できるようにしています。

 

トーソー ヴィンクスシェルフ  キャットウォーク 猫 カーテンレール

製品の質感、重量感、堅牢度、立てかけに便利な溝・落下抑制形状の確認など、実物でご覧いただくことで、採用にあたってのイメージ確認にお役立ていただけます。

 

 

『ヴィンクスシェルフ』の特徴

『ヴィンクスシェルフ』は、造作家具をオーダーするような感覚で棚板のサイズを事前に決める受注生産品です。

 

堅牢な棚板はカーテンレールの様に現地でカットすることが困難なためオーダーの時点でサイズを確定させておく必要があります。

 

また、棚板の幅がW2110mmを超える場合は2分割に分けたジョイント仕様になるため、棚板サイズを窓の中心から左右非対称でオーダーしたい窓配置の場合は別注タイプ(※オプション)でオーダーする必要があることが注意点です。

 

 

『ヴィンクスシェルフ』の意外なニーズ。
「キャットウォーク」として使用できる?


ところで、『ヴィンクスシェルフ』が発売されてから数か月、メーカー(トーソー)に意外な問い合わせがあるそうです。

 

それは、「ヴィンクスシェルフはキャットウォークとしても使用できますか?」 というもので、この問い合わせ件数の多さがメーカーとしても想定外だというのです。

カーテンレールの上を直接猫が歩くことはメーカー見解として論外ですが、『ヴィンクスシェルフ』の場合、カーテンレール部分と棚板(シェルフ)部分の許容加重が分散されているため、猫が歩く場合はカーテンレール上の棚板を歩くことになります。

棚板の許容加重は140cm以内のブラケット間隔内に5kg(※文庫本30冊)程度の重量物を置ける構造になっているため、例えばそこまで幅広でない1間(いっけん)程度の窓であれば、90cm以内のブラケット間隔を想定しても間隔内の耐荷重が約7.7kgとなる計算で、机上では猫一匹程度が乗っても問題なさそうな強度がありそうです。

 

ブラケットの形状は壁面付けのみ可能。

窓枠に取付けたい方のニーズには合いませんが、しっかりとしたビス下地の用意されている壁面との相性を重視した設計になっています。

さらに、シェルフ素材が素材強度に優れるアルミニウム合金押出形材であること、引っ張り強度、硬度、耐衝撃強度にも優れる亜鉛ダイカスト製のブラケット素材を使用していることに着目した一般ユーザーからこうした問合せが多いとのことで、メーカー側では静止物を対象とした棚としての製品開発であることを強調しつつも、メーカーが推奨していない応用についてはあくまでお客様の自己責任で判断してくださいと回答を付け加えている実情なのだそうです。

棚としての性能を評価してもらえることは有難いことですが、キャットウォークとしての用途を尋ねられるとは「にゃんとも困りました」という冗談の裏に何があるのかは推し量れませんが、ディスプレイ棚としては優れているというメーカー側の自信の一端をうかがいとることはできました。

個人的にはこれまで、窓回りの上にある棚は、地震などの際に怖いのではないかという懸念があるため積極的な推奨を避けてきましたが、この話を聞いてインテリア性に優れたキャットウォークとしての応用価値はあるのかもしれないと感じた次第です(※とはいえ実際に相談された場合は、やはりお客様の自己責任で判断してください、と言ってしまいますが、、、)。

 

カーテンレール 猫 キッャトウォーク ヴィンクスシェルフ

今回の話を聞いたうえで改めてインターネットを調べてみると、カーテンレールの上に猫が登って困るといった話題や、カーテンレールを猫が持つ本能を満たすキッャトウォークとして使うことができないだろうかと考えるニーズが多いことに気付きましたが、やはり普通のカーテンレールの上に猫が直接乗ることはいろいろな意味で危険です。

カーテンレール本来の使用目的は、カーテン、レースをランナーに吊るすことですので、例えばレール自体に洗濯物を干したり、コートなどを掛けたりするだけでレールやブラケットが曲がったり折れたりする危険性があるため、仮にカーテンレールの上に板を乗せて加重分散を図ったとしても、キャットウォークとしての用途には耐えません。

 

以上余談の方が長くりましたが、本日はディスプレイ棚としての機能性に優れるトーソー『ヴィンクスシェルフ』の特徴についてご紹介をさせていただきました。
あくまでもインテリア性を演出するシェルフとしての長所に着目した製品ですが、想定外の用途にも注目されている製品です。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html


ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 


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