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『シルエットシェード』の電動「パワーライズ操作」納品事例。

開口幅: 4m、開口高: 2.26mの窓枠内に、ハンターダグラス『シルエットシェード』の電動・「パラーライズ操作」をコンセントタイプの2分割設置で納めさせていただきました。
ご採用のコントロール機器はリモコン操作の「プラチナ・リモート」です。
選べる2種類のスラットサイズ
繊細で美しい独自のレースをスラットの前後に組み合わせることで得られる光のヴェールが『シルエットシェード』の魅力。
数ある調光ロールスクリーンの中でもレースの美しさは抜きん出ていますが、スラットのタイプも小窓から広幅の窓までお使いいただける2インチと大型窓での演出性の高い3インチの2種類をご用意しています。
今回ご採用いただいたスラットと生地は、オリジナル2インチの人気色「WHITE DIAMOND」(A1-126)。
当社の展示品を実際の窓に当てながら、スラットサイズと色の選定をいただきました。
『シルエットシェード』電動コンセントタイプを
窓枠内に設置する場合の注意点
お客様の希望は、カーテンボックスエリアのスペースを使用せずに『シルエットシェード』を窓枠側につけて、窓辺をすっきり広く使いたいというもの。
現地採寸をしてみると、設置検討の窓は、奥行150mmのカーテンボックス部分と奥行き135mmの窓枠で構成されていることがわかりました。
一般的な窓枠の奥行は100mm以下が多いため、通常であればコンパクト設計の電池式で納める選択肢しかありませんが、135mmの奥行きがあれば設置の工夫次第でコンセントタイプの採用も可能ということで、今回は窓周辺のコンセントを利用した配線を考えることになりました。
住宅の設計段階から、電動製品を想定した専用コンセントを想定している窓状況であれば、本体付属ケーブルに直接AC/DCアダプターをつなげた最短のコンセント接続も可能ですが、残念ながらコンセントまでの距離が離れていたため、延長ケーブルを使用してAC/DCアダプターをコンセントへ誘導することになります。

シルエットシェード純正のピンプラグタイプ「延長ケーブル」は、15インチ(381mm)、4フィート(1219mm)、10フィート(3048mm)、20フィート(6096mm)の4種類と決まっていますが、ピンプラグタイプのケーブルはカットすることができないため、余剰ケーブルは製品(ヘッドボッククス)の背後で結わえるなどしててまとめる必要があり、そのためのクリアランスを確保する必要があります。

実際のコンセントまでの配線がこちら。
配線コードは0号サイズの化粧モールに収納して壁づたいに納めます。
本体同士の電源分岐では「デイジーチェーン」を併用して、本体の歩以後で配線コードをダクトケースに収納して納めます。
リモコンの設定
窓枠内に2台の「シルエットシェード」を連窓設置した様子。
電動操作は4ch対応のプラチナリモートというリモコンで行いますが、初期段階では操作に必要な設定がされていないので、現地にて以下の設定を行います
◆ 「チャンネル設定」:
製品ごとにリモコン操作用のチャンネル設定を行います。詳細は取説を参照しますが、今回は左側の製品を1ch、右側の製品を2chに設定しました。
◆ 「FM電波操作」を追加
製造時の初期設定では、操作したい製品の赤外線受光部にリモコンを向けて操作を行う「赤外線操作」になっています。
製品単体であればこれだけでも良いですが、複数台の製品を一斉に操作する場合は各製品の受光部に個別に赤外線を当てる操作ではなくFM電波を使って一斉受信させる操作仕様が必要となります。
今回は追加設定で、個別受信と一斉受信が選択できる「FM電波操作」の設定を加えて全てのセッティングが完了しました。
「シルエットシェード」
パワーライズ操作を使用する
プラチナリモートを使用したパワーライズ(FM電波)操作の様子。
カーテンボックスを使用せずに済んだため、居室を広く使える様になりました。
動画では、窓枠内開口高:H2260の窓を約20秒かけて昇降している様子をご覧いただけます。
***当社展示品のご案内***

現在、『シルエットシェード』のパワーライズ操作はモデルチェンジのパワービュー(Power View)操作に移行しておりますが、展示品をご用意して、設置イメージや配線方法など、現物を見ながらのお打ち合わせに対応しています。
◆ 参考・ハンターダグラス「シルエットシェード」特集ページ
◆ 関連参考・「FUGA」調光ロールスクリーンの特集ページ
◆ 関連参考・「調光ロールスクリーン」特集ページ