営業時間 10:00〜18:00
【※店舗休業日・毎週(水)(日)】
戸建住宅のプチ内装リフォーム|腰壁増設でインテリアをグレードアップ
本日ご案内するのは、戸建て住宅における、装飾建材を用いた「腰壁」を中心とした、プチ内装リフォームの事例(2例)です。
腰壁の増設は、居室のインテリアにこだわりたいけれど、現状では少し物足りないというお客様からご相談をいただくことが多いバージョンアップメニューです。
事例① プライベートルームでのリニューアル。

まずこちらは、室内が見通せるクリアな間仕切りによって区画された、洋室のBeforeイメージです。
お客様のご要望は、全面が白いクロス仕上げとなっている壁装の下部を、装飾建材(モールディング)を用いた腰壁仕上げとし、上部はモスグリーンの壁紙に変更することで、クラシカルな雰囲気に整えたい、というものでした。

現調では、居室内の実測を行い、腰壁の高さ、フレーミングのサイズおよび分割個数を決定したうえで、使用する建材の選定を行いました。
既存のコンセント配置を確認して、フレーミングとの干渉が大きい場合は、移設も行います。

こちらは、リフォーム後の様子です。
白い腰壁で明るさを残しつつ、深みのある壁紙とのコントラストを持たせることで、既存のピアノや家具の高級感がより引き立ち、ギャラリーウォール(Gallery Wall)のディスプレイが映える空間となりました。
事例② リビング・ダイニングのリニューアル。

続いては、リビング・ダイニングでの腰壁増設事例です。
こちらのお客様も、生活の拠点となるLDのインテリアを落ち着いた雰囲気にしたいとのご要望から、茶系の建具やフローリングと一体感のある腰壁を増設することとなりました。


今回は、リフォームにあわせてカーテンのリニューアルも行い、出窓まわりの演出効果が高まったことで、安定感とバランスの取れた印象の空間へと生まれ変わりました。

腰壁のベースとなる面材の仕上げにはオークの突板を用い、ウォールナット色のステイン塗装を施すことで、
木目の表情が際立つ納めとしています。
また、壁面に直線だけでなくコーナーの凹凸が加わることで、立体的な意匠を特徴とする腰壁の魅力を、より引き出すことができました。
