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『クリサンセマム』（CHRYSANTHEMUM）
MM3140～MM3142（全3配色）
『クリサンセマム（Chrysanthemum）』は、1877年にウィリアム・モリスがデザインした壁紙作品です。
金銀の配色が施された豪華なデザインで、菊をモチーフとした精緻な構成が特徴。
2種類の花と葉が織りなす華やかな構図に、小さな葉模様を敷き詰めた背景が加わり、モリス作品の中でも特に装飾性の高い一点です。1880年には、ギリシャ人富豪アレクサンドロス・イオデニスの邸宅（ロンドン・ホーランドパーク）にて特別版の壁紙が採用され、注目を集めました。
その優美なデザインは、現代のヨーロッパを中心としたモダンスタイルのファブリックにも影響を与えています。
川島織物セルコン「モリスデザインスタジオ」では、この名作を織物として再現。
繊細な花と葉の立体感、金彩を思わせる光沢糸の織りが、クラシックとモダンが調和する上質なファブリックとして蘇りました。
生地名称： 『クリサンセマム』（（Chrysanthemum）
生地品番: MM3140(BE),MM3141(G),MM3142(DB)
生地幅： １５０cm
生地組成：ポリエステル 100％
柄リピート： タテ：55.5ｃｍ ヨコ：25.0cｍ
生地価格： 15,800円/m（10,540円/m2)・税別
展示品のご案内
店内では、『クリサンセマム』（（Chrysanthemum）を丈240cmの大型縫製サンプルで全点展示しています。
納品事例(1)
築27年、注文住宅のリビング・ダイニングの窓周りの掛け替えに、ウィリアム・モリスの『クリサンセマム』MM3142(DB)の織物生地でご採用いただきました。
掛け替え前のカーテンも落ち着いた雰囲気の柄物でしたが、青のソファと椅子周り、手織りの敷物、茶系の家具、落ち着いた照明など、重厚なクラシカル生地を迎え入れる要素が揃っていたため、王道のインディゴ色(MM3142)でリニューアル。
『クリサンティマム』のインディゴ(藍)が、青のソファと椅子周りに調和して格調高い雰囲気を醸し出してくれました。
納品事例(1)
寝室の窓辺に、ウィリアム・モリスの『クリサンセマム』MM3140(BE)を装飾バランスとの組合せでご採用いただきました。