営業時間 10:00〜18:00
【※店舗休業日・毎週(水)(日)】
ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』。織物カーテンの採用事例。
築27年、注文住宅のリビング・ダイニング。
窓周りの掛け替えに、ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』を、川島織物セルコンの織物生地でご採用いただきました。
重厚なリビングダイニングを演出する
『クリサンティマム』のインディゴ色。
『クリサンティマム(Chrythanthemumn)』は、ウィリアム・モリス、1877年の作品で、菊をモチーフとした華麗で対比的な色彩表現、贅沢で溢れんばかりの豊かな花と葉、細かな葉々の繊細な背景パターンが特徴です。
原作は、金銀の配色が施された贅沢なデザインで、川島織物セルコンの織物版はオリジナルを意識した豪華な糸使いになっています。

掛け替え前の、カーテンは控えめで落ち着いた雰囲気の柄物だったため、『クリサンティマム』全4配色の中からベージュやブラウンを選ぶこともできましたが、青のソファと椅子周り、手織りの敷物、茶系の家具、落ち着いた照明など、重厚なクラシカル生地を迎え入れる要素が揃っていたため、思い切って王道のインディゴ色をご採用いただくことになりました。

本日のまとめをご覧いただく前の参考として、英国・サンダーソン社のプリント柄(綿100%)を使ったコーディネート事例をご覧ください。
光沢を抑えたプリント柄が醸し出す重厚で本格派のクラシックインテリアも素敵で、ボリューム感や遮光性を高めたい時は裏地を使用して調整します。
納品後の様子
川島織物セルコン版の『クリサンティマム』は、貴金属の光沢を思わせる糸づかいと織物のボリュームで、プリントとは違った味わいをみせてくれました。

出窓の木製レールと、ダイナミックなカーテンボックスの組合せでも自然な豪華さを引出します。
そして予想通り、『クリサンティマム』のインディゴ(藍)が、青のソファと椅子周りに調和して格調高い雰囲気を醸し出してくれています。
窓装飾、家具、照明、敷物、小物のコーディネートにこだわると必然的に美しいインテリアができ上がるのかもしれませんが、お客様が27年間の生活で育まれた感性とインテリアへの想いが新しいファブリックを歓迎してくれました。
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/