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ナニックのウッドバーチカルブラインドでインテリアに合った「茶系」を探す。
本日は、美しい木目と73配色のカラーバリエーションを持つ、ナニック「プレミアムシリーズ」ウッドバーチカルブラインドのご採用事例をご紹介させていただきます。
厚さ5mm、迫力ある89mm巾のルーバーが魅力のウッド・バーチカルブラインド。
当社でも、サンプルルーバーの展示をしておりますが、存在感が際立っています。
ご来店いただきましたお客様にも大変気に入っていただき、新居の窓辺に、立ち並ぶ森の木々の様な印象の縦型バーチカルブラインドのご依頼をいただきました。
ナニック ウッドバーチカルブラインド
「カーテンボックス」へ設置する際の注意事項
ナニック・ウッドバーチカルブラインドの「ヘッドレール」サイズは厚さ57.5mm。
ヘッドレール上部からルーバー上部までの長さが71.2mmとなっています。
この基本データをもとに、カーテンボックスやブラインドボックス内に設置する場合、90mm厚のオプション「バランス(化粧板)」を併用するかどうかをご検討いただきます。
目安として、カーテンボックスなどの深さが極端に浅い場合(60mm以下)の場合は、ボックス内に横板となるバランスを併設して、ヘッドレールとルーバーの吊元を覆った方が良い場合もありますが、これは窓の形状や状況によって判断が微妙となるため、ヘッドレールの模型などをお持ちして実態に納まりのイメージ確認をしていただいております。

こちらの窓の場合、カーテンボックスの幅が150mmありましたので、、、
ヘッドレールのみの単独使用(D:110mm以上)はもちろん、通常は使用しませんが、オプションバランスの併用(D:127mm)に必要な奥行寸法も確保されています。

次のチッェクポイントは、カーテンボックスの深さです。
計測しますと85mmありました。


オプション化粧バランスの厚みが90mmですので、その数値よりはやや浅めですが、バランスの併用をすることなくすっきりと納めることができました。
近年のマンションでは、「カーテンボックス」の深さが50~100mm程度になっているケースがほとんどですので、採寸の際は、ボックスの深さを確認しながら打合せを行う事が多くなりました。
居室を構成する「インテリア・カラー」
を考慮したカラーコーディネート
73配色のカラーバリエーションの中で「茶系」の色調が感じられる15配色のカラーチャートをご覧いただきながら、お部屋を構成する、「フロア」、「壁装」、「室内ドア」、「家具」といった、インテリアを構成する色味とのバランスを考えました。
一口に「茶系」と言っても微妙なニュアンスがありますので、それぞれの特徴をしっかりと把握して整理する必要があります。

居室のベースとなる、「フロア」や「室内ドア」は、ややグレイッシュなライトオーク調の木目色で淡いイエローの要素がありました。
ソファの色は「ライトグレー」で、フロアと自然になじんでいます。
ウッドバーチカルブラインドの手前にくるソファの存在感がぼけない茶系ということで、グレイッシュの要素が含まれたルーバーカラーを除外することにしました。
また、インテリアの構成要素に「赤み」はなく、大面積で赤味を採り入れる要望もないため、「赤茶」のルーバーカラーも除外しています。

最終的な着目点となったのは、お客様お気に入りの、ダイニングチェア。
繊細な縦のフレームラインが、ウッド・バーチカルブラインドと相性抜群であることと、座面のグレーがソファの布地ともマッチしていました。

最終的に、今回は、ダイニングチェアのカラーに合わせて、わずかにイエロー系の要素を含む『キャラメル(067)』をウッドバーチカルブラインドのルーバーカラーにすることになりました。
「開閉操作」の仕様は、FIX窓やベランダへの出入側も考慮して、2つの窓ともに「右操作・左寄せ」で納めています。

ルーバーを分割する「ヒンジ」デザインのパターンは、「Bタイプ分割」。
メーカーお勧めのパターンでもありますが、この緻密なヒンジパターンはお客様からも好評です。
選定色は違いますが、メーカーのカタログイメージにも似た、窓辺に自然を感じられる素敵なインテリア・アイテムとなりました。
以上、本日は『窓辺の家具』と評されるナニック・ウッドバーチカルブラインドの納品事例をご紹介させていただきました。