MENU

営業時間 10:00〜18:00
 【※店舗休業日・毎週(水)(日)

メールでのお問い合わせはこちらから

営業日
2025年 11月
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
1
2
3
4
5
6

毎週(水)(日)定休日。(※臨時休業日あり)

ウィリアム・モリス『イチゴドロボウ』で楽しむ、「ローマンシェード」と「装飾カーテンレール」のコーディネート。

「寝室」窓辺のリニューアル事例。

当社でリクエストが多い、ウィリアム・モリスの『イチゴドロボウ』をメインアイテムに据えたコーディネートをご採用いただきました。

英国 ・「MORRIS & Co.」の
『Strawberry Thief(いちご泥棒)』

『Strawberry Thief(イチゴドロボウ)』は、ウィリアム・モリスの描いた1883年のデザインです。
当時、モリスは、「ケルムスコット・マナー」での生活の中でいちごを栽培していましたが、収穫期に次々と食いしん坊の鳥たちに食べられていました。
モリスが作品を手掛けるにあたって、複数の鳥の中より、愛らしい「ツグミ」に特定してデザインし、 小鳥と花、苺という、前面に表出るされる図柄の後ろに、青い森が佇んでいるという、ウィリアム・モリス独特のユートピアが感じられる作品となっています。

 今回ご採用いただいた生地は、英国・サンダーソン社のコットン・プリント版の『イチゴドロボウ』(全5配色)の中でも、インテリアに合せやすいと人気のある、311番色をご採用いただきました。

『ローマンシェード』による楽しみ方

 ベットの背後にあたる「腰高窓」のローマンシェードでは、上部「柄指定」を行い、『イチゴドロボウ』を「ローマンシェード」で納めています。
西側に面する窓であるため、コットンプリントの退色・劣化を予防するための「裏地」を併用いたしました。

参考までに、『いちご泥棒』のデザインを「ローマンシェード」で表現する際のポイントをご紹介します。

まず大切なのは、窓のサイズ(幅と高さ)に合わせた柄の割付バランスを考えることです。
ローマンシェードを「窓枠内」に納めるか、「窓枠を覆うように」設置するかによって、製作サイズや柄の見え方が大きく変わります。
この生地はとても魅力的ですが、柄の割付をきれいに決めるのが少し難しい生地でもあります。

無地の生地であれば、オプション指定などを気にする必要はありませんが、
『いちご泥棒』のような柄物では、仕上がりイメージを十分に考慮して設計することが大切です。
窓のサイズや取付位置に制約がある場合、どうしても中途半端な柄の見え方になってしまうこともあります。
そのため、状況によっては、ご希望があっても無理にローマンシェードでの採用をおすすめしない場合もあります。

 今回は幸いなことに、窓寸法に対して程よい「柄出し」が可能であったため、ローマンシェードを完全に畳み上げた時の柄の指定とヒダの畳みも特注でオーダーしています。

先頭のヒダ畳みの背後に、下部のヒダが隠れる様な納まりが可能であったため、ローマンシェードを引き上げた際に窓の「上飾り」の様なイメージで横一列に並ぶ「ムク鳥と苺」のパターンを楽しむことができました。

これはたまたまですが、2段階目のパターンも、全閉時と同じ裾の位置に出すことができました。

2015.10.16.23.14

「アクセントウォール」として採用された『マリーゴールド』淡いブルーパターンとの相性も良くローマンシェードをコーディネートすることができました。

『装飾カーテンレール』で2つの窓を一体化

次にご案内するのは、ベランダ側の大きな窓まわりです。
一見、ダイナミックな「2間窓」のように見えますが、実は「掃き出し窓」と「腰高窓」を1本の装飾カーテンレールでまとめ、空間に統一感をもたせています。

2015.10.16.23.12

上の写真では、左側が「掃き出し窓」、右側が「腰高窓」になります。
それぞれの窓枠上部には、カーテンレールを設置できる下地が約4cmほどしか補強されておらず、
さらに2つの窓の枠高には約2cmの高さの違いがありました。

そのため以前は、各窓の枠内に通常のカーテンを個別に取り付ける納まりとなっていましたが、
今回はこの2つの窓を1本の『装飾カーテンレール』でまとめ、ひとつの大きな窓のように見せられないか、というご相談をいただきました。

ご来店の折、お客様が気に入られた装飾カーテンレールがこちらの『ルブラン22』です。
『ルブラン22』は、ロートアイアン風の重量感ある装飾性豊かなブラケットとポールのカラーコンビネーションがお楽しみいただけますが、実際にこの製品が採用できるかどうかをサンプル持参のうえ、現地での採寸の際に確認する必要がありました。

現地での打合せにより、左側「掃出窓」の枠上にブラケットを乗せる様な納めで、辛うじて18mm下がった右側「途中窓」上の下地にビス止めできることが判明しましたので、正式採用となりました。

カーテンを開けたレースメインの状態で、一体化された窓の統一感がお分かりいただけると思います。

カーテンを開けてレースだけにした状態を見ると、2つの窓が1つにつながったような、すっきりとした統一感を感じていただけると思います。
それぞれの窓を別々に仕立てるよりも、1本の装飾レールでまとめたことで、
空間の広がりとデザイン性がぐっと高まりました。

レースには、特殊な遮熱加工が施されたフジエテキスタイルのオーガンジーレース〈FA1622SL〉を使用しています。

装飾カーテンレール『ルブラン22』の場合、ダブルポールセットにしてしまうと、ブラケットの形状が変わってしまい、デザインの魅力が半減してしまいます。
そのため今回は、レース側のコーディネートレールに機能性レール『ネクスティ(ブラック)』を組み合わせる仕様で納めています。

また、コットン100%のプリント生地『いちご泥棒』の経年収縮を考慮し、カーテンフックには一般的な装飾カーテンレールで用いられる「Aフック(レールが見える)」ではなく、機能性カーテンレールを正面付けした際に使用する「Bフック」を採用しました。

Bフック仕様にすることで、カーテンの総丈(上端から裾までの長さ)を約3cm長く仕立てられるため、経年による縮みに合わせて3cmまで丈をアジャストできるようにしています。

余談ですが、『ルブラン22』はポール径が22mmと細身のため、今回のようなイレギュラーな納め方でもカーテンの開閉に支障はありません。
ただし、ポール径の太い木製レールなどを使用する場合は、カーテン上部が手前に傾きやすく、
リングランナーも大きくなるため、このような納め方にはあまり適していません。

最後に、『イチゴドロボウ』を束ねる「装飾タッセル」を別途ご採用いただき、今回の様々なリクエストを組み入れた窓辺のトータルコーディネートが完成いたしました。

◆「ウイリアム・モリス」の特集ページ

Contactお問合わせ・見積り依頼

各種お問い合わせ

メールでのお問い合わせはこちらから

電話でのお問い合わせ

営業時間 10:00〜18:00
 【※店舗休業日・毎週(水)(日)

Area出張エリアについて

東京都・神奈川県が
基本出張エリアです

東京都

  • 世田谷区
  • 渋谷区
  • 目黒区
  • 港区
  • 江東区
  • 大田区
  • 杉並区
  • 品川区
  • 中野区
  • 豊島区
  • 新宿区
  • 中央区
  • 千代田区
  • 板橋区
  • 練馬区
  • 町田市
  • 多摩市
  • 稲城市
  • 調布市
  • 狛江市
  • 武蔵野市
  • 府中市
  • 三鷹市
  • 国立市
  • 八王子市

神奈川県

  • 大和市
  • 川崎市
  • 藤沢市
  • 茅ヶ崎市
  • 平塚市
  • 相模原市
  • 横須賀市
  • 鎌倉市
  • 逗子市
  • 座間市
  • 海老名市
  • 厚木市
  • 綾瀬市
  • 秦野市
  • 伊勢原市
  • 葉山町
  • 大磯町
  • 寒川町
  • 二宮町

横浜市

  • 青葉区
  • 中区
  • 磯子区
  • 瀬谷区
  • 泉区
  • 都筑区
  • 旭区
  • 港北区
  • 戸塚区
  • 保土ケ谷区
  • 鶴見区
  • 金沢区
  • 港南区
  • 西区
  • 神奈川区
  • 南区
  • 緑区
  • 栄区
  • 掲載にないエリアもお気軽にご相談ください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Share
  • URLをコピーしました!
MENU