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ウィリアム・モリス『ピンパーネル』のカーテン納品事例。
ウイリアム・モリスの縫製サンプル。
候補生地を現地の窓で比較検討

LDに隣接していた和室の間仕切りを取り払い、和と洋のテイストを調和させた広々とした空間へリノベーションされたお住まいの窓装飾事例です。
お客様は事前に川島織物セルコンのショールームで、ウィリアム・モリスのカーテンとレースを候補として選ばれており、現地のお打ち合わせでは、当社の縫製サンプルやアクセサリーを実際の窓辺に合わせながら、最も印象の良い組み合わせをお選びいただきました。
最終的に決まった生地は、当初の第一候補ではなかったものの、実際に合わせてみるとお部屋全体に自然に溶け込み、上質な調和を感じさせる仕上がりとなりました。
ウィリアム・モリス・『ピンパーネル』

メインとなるカーテンにご採用いただいた生地は、川島織物セルコンの織物生地として人気のある、ウィリアム・モリス『ピンパーネル』の2配色よりMM5936です。
『ピンパーネル』は、元来、ウィリアム・モリスが1876年に、彼のロンドンの屋敷であった、「ケルムスコットハウス」のダイニングの壁紙用に描いたデザインがベースになっています。

デザインの特徴は、モリスが好んだ、「左右対称(シンメトリー)」に渦巻く植物(ルリハコベ)の柄を採用したパターンです。
川島織物セルコンが「織物」によるデザインとしてリリースする際には、この作品の持つ自然な柔らかさと、レリーフのイメージを、織物生地の組織の特徴である、凹凸のグラデーションを駆使して微細な表現で仕上げました。
「ダイニング」エリアは欧風テイストで

『ピンパーネル』と合わせたコーディネートレースには、薄手でありながら、ナチュラルな色合いと「天然繊維」の風合いが感じられるものを数種類の候補レースの中からお選びいただきました。

フローリング側のエリアは、これから「ダイニングテーブル」が揃えられ、広々としたダイニングとなる「洋風インテリア」です。
「和風」の名残を感じる折衷インテリア

本来、こちらの窓は2つの居室で区分されていましたが、リノベーションにより、開口幅・5Mのダイナミックな「掃出窓」に生まれ変わりました。


TVの中心から左方向の『琉球畳』エリアが以前の「和室」です。
ソファ後ろの造作棚には、「タイ」で集められたという緻密で深い色合いの民芸品がディスプレイされています。
「オリエンタル・スタイル」のインテリアの要素の中に、違和感なく居室全体の統一を図る洋風インテリアが組合わされているのが素敵です。
