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要所となる窓辺に『いちご泥棒』のデザインをご採用戴いた、『ローマンシェード』納品事例。

本日は、英国・「MORRIS & Co.」の『STRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』(色番: 220314)のファブリックを使用して、窓辺を絵画として楽しむ『ローマンシェード』納品事例のご提案の様子をご紹介させていただきます。
ちなみに、これはブログ本編の前置きとしての余談ですが、現在、東京都・府中市美術館にて、『ウィリアム・モリス」・美しい暮らし展』 の催事が行われています。
チラシ(A3・2ツ折り)の表紙です。 キャッチ・コピーに『いちご泥棒』現る。、、、と書かれています。
チラシ中身のテーマの解説です。
期間中は、ウィリアム・モリスが実際に手掛けた、「ステンドグラス」・「壁紙」・「テキスタイル」の展示がされ、19世紀イギリスの芸術運動(アーツ&クラフツ)の推進力となり、世界的にも影響を及ぼした理念を、その作品を通じて垣間見ることができますので、機会がある方は是非ご観覧下さい。
『戸建住宅のリノベーション・LDK』
それでは、我が家に『いちご泥棒』が現れた納品事例をご紹介させていただきます。
こちらは、築30年以上経過した、戸建住宅のリノベーション工事後の様子。
お客様こだわりの、ゆったりとした、「アイランド型キッチン」がとても素敵です。
1階から2階へLDKを移動したため、「窓周り」は明るく開放的に、 「装飾レールにレース1枚掛け」の納めをご要望いただきました。
『開口・ニッチ』 を通して観るローマンシェード
今回の事例で一番の見どころは、LDK横の袖壁の向こうにある『ワークスペース』との間にできた閉塞感をやわらげるために設けられた、上下2つの開口ニッチです。
その小窓越しに見える「ローマンシェード」には、まるで絵を飾るようにウィリアム・モリスの『いちご泥棒』をレイアウトしました。
暮らしの中でアートを楽しむような、心地よい窓辺に仕上がっています。
『生地柄パターン』の割付確認
今回製作いたしました、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』の規格は、製作サイズ、W75cm × H115cmの、「ローマンシェード(プレーンスタイル)」です。
「窓枠内」に設置するサイズに合わせて、『いちご泥棒』のデザインパターンのセンター位置を決め、全体の柄のバランスを丁寧に調整していきました。
『ローマンシェード』の楽しみ方
それでは、「柄指定」を行いました、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』の畳揚げ(昇降過程)における、柄の楽しみ方を段階的にご覧下さい。
今回は、日中における「ワークスペース」において、程よい手元の明かりを採り入れながら、デザインも楽しめる、「畳み上げ2段目」からのパターンと全体のイメージでをご覧いただきます。
次に、「前幕」のシェードを三段階下げた状態で見えるパターンと全体のイメージです。 「レース」生地との上下のバランス配分も、ほぼ1:1となっています。
続いて、「前幕」のシェードを、「後幕」のレース生地よりやや多めに見せたイメージで、この昇降バランスは、陽射しの強い日の「日照調整」によく利用される配分です。
「天然素材の前幕」の色褪せを防ぐために「遮光裏地」を併用しており、日中でも作品本来の色合いをお楽しみいただけます。
最後にご紹介するのは、「前幕」のシェードを完全に降ろし、デザイン性を活かして窓そのものを演出する、柄物のプレーンシェードならではの楽しみ方です。
このように、昼夜を問わず“絵を飾るような感覚”でお楽しみいただけることも、『ローマンシェード』の大きな魅力のひとつです。











