Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: バーチカル・ブラインド

「腰高窓」でバーチカルブラインドを採用する際の注意点。

2017年09月14日

 

12畳(横長形状)の洋室は、居室を2分割する間仕切り壁を設けることにより、2つの6畳間に分割できる設計。

現時点では居室を分割する予定がないため、できるだけ部屋を広く無駄なく使いたいというのがお客様のご要望にお応えして、通り沿いにある、3つの「腰高窓」に、ニチベイのアルペジオ『センターレーススタイル』を内付け仕様でご採用いただきました。

 

調光に優れたバーチカルブラインド。
『センターレーススタイル』

バーチカルブラインドの「センターレース・スタイル」とは、厚手とシースルーを交互に組み合わせ、より柔らかな調光、断熱性、プライバシー性を追求した製品タイプ。

窓枠内にカーテンとレースを組み合わせた様なスタイルですっきりと納めたいというニーズでお求めいただくことが多い製品です。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル 腰高窓

窓全体を覆う様に設置する事もできますが、枠内に納めることにより壁際の自由度が高まって、家具や生活用品の配置がし易くなるのがメリットといえます。

 

今回ご採用いただいた生地は、ナチュラルな生地の素材感とモダンな色調が14配色展開されている『ラフィ』より、『ウォームグレイ(A7748)』。

コーディネートのセンターレース(1344)を組み合わせました

 

 

『センターレーススタイル』
「腰高窓」設置にあたっての注意点。

「腰高窓」にバーチカルブラインドを内付で設置するにあたって、今回配慮した注意点があります。

1点目は、目線(アイライン)の高さと製品製作高の問題。

通常、横方向にルーバーの開閉が行われるバーチカルブラインドの場合、絶対条件としてルーバー(羽根)が窓枠や床に触れては開閉に支障が出るため丈を短めに製作します。

 

 

センターレースタイルのレースの生地は、日射環境により5mm程度伸びる可能性があるため、メーカーでは厚手の生地より5mm短く製作しています(※上図参照)。

一般的に、メーカーでは全てのバーチカルブラインドに対して、製作高を設置面より20mm程度差し引いて製作することを推奨していますが、実際は、製品仕様生地の特性窓環境設置環境を考慮して製作高を決めた方が良い場合があります。

例えば、窓下に壁や幅木がある、バリアフリーではない掃出窓などでは、床際で自然光の直射がないため、製作高をフロアより20mm程度差し引いて製作することは、見た目、機能性の観点から特に問題ありません。
薄手のフロアマットなどの干渉も避けられるため好都合となる場合もあります。

しかし、目線の位置が高い「腰高窓」枠内など、フロアと違ってバーチカルブラインドの開閉に干渉するものが基本的に存在せず、隙間から陽射しの入る位置が高くなる環境では、センターレースが厚手より5mm短く作られているという条件を考慮して製作高を考える必要があります。

例えば、厚手生地を腰高窓の窓枠より、10mm程度短くする納まりを考える際、センターレースの長さは15mm短くなりますが、バーチカルブラインドの製作高は「1cm単位」となるため、開閉に支障のない範囲で窓枠内寸高の端数(小数点)サイズを調べて考慮します。

 

窓枠内の採寸は綿密に。

レーザー測定器 採寸 バーチカルブラインド


この場合の考慮とは、1cm単位の製作サイズを切り上げるか切り捨てるか考えるということで、この様なシビアな採寸では「レーザー測定器」を使用した「mm単位」の採寸を行います。

また、バーチカルブラインドには、カーテンやレースの様に、「アジャスターフック」を使ったフレキシブルな高さ調整ができませんので、調整のための裏技を考えます。

 

バーチカルブラインドの取付仕様。

バーチカルブラインド ブラケット 種類

裏技とは、製品設置の際に、バーチカルブラインドを固定する6mm厚の「ブラケット」を使うかどうかにより、製品高が6mm異なるという点に着目することです。
バーチカルブラインド・天井付けの標準仕様品は、ブラケットを含んだ「cm単位」のサイズで作られます。
「ブラケット」を使用せずに、レールを直接窓枠に設置する「直付け」仕様はオプションとなっており、ブラケットが付属しない代わりにレールにビス固定用の穴が開けられて出荷されて、この場合の製作高はブラケット付より6mm短く製作されます。

そうした製品特性を考慮して、今回の事例では「直付け」仕様のオーダーサイズで窓枠に設置しました。

 

バーチカルブラインドの開閉仕様。

次に、窓枠内の幅が狭い窓「腰高窓」では、どの様に開閉をするか、換気をどう考慮するかを考えます。

今回は、各窓の使い勝手に応じた納まりで、「バトン式」操作の片開きの向きを決めました。
片開き操作のメリットは、「両開き」の様に、換気する窓側の開口が不充分になることを防ぐことにあります。

 

腰高窓 バーチカルブラインド

ちなみに、両側にバトンをつけた「両側操作・バトン式」もありますが、この場合、ルーバーを閉じた際に、窓の両端に19mm以上の隙間ができるため、窓幅の小さな窓では「片側・バトン式」として、ルーバーを閉じた時に生じる反操作側の隙間を1mm程度に抑える使い方をご採用いただきました。

 

バーチカルブラインド センターレーススタイル 腰高窓 設置

以上、本日は、バーチカルブラインドの『センターレーススタイル』を腰高窓の窓枠内にご検討される場合の注意点を交えて納品事例のご紹介をさせていただきました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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「調光ロールスクリーン」の楽しみかた。機能性も考えたコーディネート事例。

2017年08月18日

ブラインドの様な形状のファブリックを前後の繊細なレースで包み込み、より柔らかな採光を楽しむ「調光ロールスクリーン」

使用する空間も多岐にわたり、リビングの大開口窓などはもちろん、小さ目な窓をカラフルに魅せたり、寝室の窓辺で遮光性を求めたりと、幅広くご採用いただいております。

本日は、その様な事例を2つご紹介いたします。

 

 

事例①
淡いグリーンで演出するダイニングの窓

1つ目の事例は、ダイニングテーブル側の窓辺に淡いグリーンを感じるコーディネート。

ニチベイの調光ロールスクリーン『ha・na・ri(ハナリ)』の収録色「マスカット(G1005)」は、スラット(羽根)部分のカラーがマスカット色で、その前後を繊細なボイルのヴェールがまとうことによって、より透明感のある淡色のグリーンを堪能できます。

 

ニチベイ 調光ロールスクリーン ハナリ マスカット

緑豊かな自然に包まれた朝の窓辺を思わせる、瑞々しい空気感を醸し出すことができました。

 

スラットを閉じた状態では、プライバシーの確保をしつつ、淡いマスカットカラーの採光を楽しめる、天然の照明カバーの様な窓辺となりました。

 

 

事例②
「寝室」の窓でスタイリッシュな調光を楽しむ。

寝室の窓では、昇降途中でも生地を閉じずに採光ができる唯一の調光ロールスクリーンとして知られる、『FUGA』より、遮光生地のアイボリー(FA-190)アイボリー)を、ニチベイの遮光バーチカルブラインドとの組合せでご採用いただきました。

 

バーチカルブラインド アルペジオ モアラップスタイル 事例

遮光状態の様子。

 

縦型のルーバー生地で遮光を考える「バーチカルブラインド」の場合、就寝時はルーバーを倒す向きを枕元側ではなく、足元側に傾斜させることにより、枕元側から見た遮光性が向上します。
これは、光だけでなく、冷気や熱気といった気流も足元側に向ける効果があります。

さらに、ルーバーの間隔が標準仕様より25%密にセットされている、「モアラップスタイル」をオプションで選ぶことにより、遮蔽した際のルーバー同士の重なり幅が標準品の1cmから3cmにアップします。
光漏れを抑える遮光性の向上に加えて、生地が重なり合う面積が増えることにより遮光性が向上(生地が暗くなる)するため、寝室にお勧めのスタイルと言えます。

 

続いて、バーチカルブラインドの「モアラップスタイル」との組み合わせで、調光ロールスクリーン『FUGA』でも、遮光生地の採用と共に、オプション仕様(価格は同一)の「生地逆セット」指定にて納めることになりました。

調光ロールスクリーンの生地を反転させつつ、巻き取り側を手前(室内側)に設定して組み立てることにより、スクリーンを降ろした際に横型スラット(羽根)が、窓側に傾斜して上方からの光を遮光しやすくできる裏技です(注文時・要指定)。

 

FUGA  調光ロールスクリーン 生地 逆

標準仕様と、「生地逆セット」の比較イメージ。

窓より下にある枕元でのアイラインが基準となる寝室では、ご要望に応じてこの様なオーダーをする場合がございます。

 

調光ロールスクリーン 遮光

こうして出来上がった、枕元から見て、光の直射を抑えた窓辺。
ちょっとした使い方の工夫で、遮光性と断熱性が向上しました。

 

FUGA  調光ロールスクリーン 展示

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『ラクーシュ』の展示品と並べて、『FUGA』を展示しております。

実際に手に取って「調光ロールスクリーン」を比較いただければ幸いです。

 

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ

 
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「モノトーン」インテリアの演出。バーチカルブラインドの持つ特徴を活かして。

2017年08月07日

ニチベイ バーチカルブラインド リーチェ

内装から家具まで、グレーを基調とした無彩色でまとめた戸建住宅のリビング・ダイニングの窓に、ニチベイのバーチカル(縦型)ブラインド・『アルペジオ』を「モアラップスタイル」と「センターレーススタイル」の組合せでご採用いただきました。

 

 

「モノトーン」のインテリアに合せて。

バーチカルブラインド グレー インテリア

純粋な「無彩色」は、白・グレー・黒のみの調合で作り出すものですので、こちらのインテリアの色調は、若干「有彩色」の要素が含まれていますが、全体的なバランスは「モノトーン」に近いものでした。

 

AVエリアの背景を演出する、「アクセントウォール(壁紙)」は、濃淡のある石を積み上げたデザイン。
縦方向に続く描写にと、光の陰影を思わせる濃淡がバーチカルブラインドのルーバー(羽根)との組み合わせにマッチしています。

 

モアラップ センターレース バーチカルブラインド

淡いグレーを含むフローリングとともに、バーチカルブラインドのルーバーが、ソファのフォルムをスタイリッシュにひきたてています。

 

 

「モアラップスタイル」 と 「センターレーススタイル」
を組み合わせて。

アルペジオ センターレーススタイル モアラップスタイル

コーディネートのポイントとして、ダイニングとリビングの掃出窓に「モアラップ・スタイル」、リビング横の腰高窓に「センターレース・スタイル」のバーチカルブラインドを組合わせています。

 

シャビーシック インテリア バーチカルブラインド

ソファ背後の窓にご採用いただいた「モアラップ・スタイル」は、標準仕様(100mmルーバー)のバーチカルブラインドと比較して25%ほど密にルーバーを配した製品タイプ。

ルーバーを閉じた時の生地の重なりが、標準仕様の1センチから3センチに増えることにより、光漏れの軽減、窓辺の断熱性の向上、日中のプライバシー性の向上が期待できます。

モアラップスタイルに「遮光」の生地を組み合わせれば、寝室の窓辺でも使い易くなります。

 

 

ソファ袖側の窓にご採用いただいた「センターレース・スタイル」は、厚手とシースルーを交互に組み合わせ、より柔らかな調光、断熱性、プライバシー性を追求した、カーテンとレースを組み合わせた様な製品タイプ。

レース効果により、調光時にルーバーに隙間が出来ない「センターレース・スタイル」は、「モアラップ・スタイル」よりも高いプライバシー性が期待できます。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル ブログ

こちらの様に、腰高窓を床まで覆うスタイルにする場合、斜めによぎるセンターレースが窓下の壁面を優しく覆うため、日中に使用する際の窓辺の意匠性が良い事も魅力です。

床まで続くAVエリアのアクセント壁紙とも相性抜群で、お客様お気に入りの窓辺になりました。

 

勿論、夜間においては、「腰高窓」も「掃出窓」の様に見せる視覚的効果が得られます。

 

この様にして、3つの窓を、全て「掃出窓」の様な見栄えに揃えることができました。
カーテンでもバーチカルブラインドでも、綿密な色彩計画に組み合わせて、製品の特性を活かしたアレンジを加えると、インテリアがより引き立ちます。

 

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マンションの幅広窓に。バーチカルブラインドの「レールジョイントタイプ」&「モアラップスタイル」納品事例。

2017年04月16日

幅4mを超える掃出窓。
眺望の素晴らしい、高層マンション・LD窓に、ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』の「シングルスタイル(100mmルーバー)」を納品させていただきました。

みなとみらい マンション バーチカルブラインド

ニチベイ アルペジオ モアラップスタイル

ハイセンスで、高級感に富んだなインテリアとの相性も抜群。

シンプルでありながら、眺望・調光コントロールも自由自在で、日中も自然光の明るさを採り込める美しい窓ができあがりました。

 

採用生地は、若い世代のお客様からの評価が高い「ラフィ」より、A7744(ピュアホワイト)
上品で細やかな織りがモダンな内装にマッチする、全20色展開の無地です。

当社には、「ラフィ」の淡色系(5色)をグラデーション展示したW200cm×H250cmの大型展示品を用意しており、今回はこの基本仕様に加えて、オプションの「モアラップスタイル」「レールジョイントタイプ」を組み合わせた仕様で納品させていただきました。

 

 

ご入居前のリフォームで拡張されたLDの間取り。

お打合せ時の様子。
LDに隣接する「洋室」の間仕切り壁を取り払ってひと続きの居室にする、拡張リフォームがすすめられていました。

 

拡張リフォームによって、2つの居室の「カーテンボックス」がつながり、幅4mを超えるカーテンボックスにバージョンアップされます。

見晴らしの妨げとなっていた、間仕切り壁を取り払うことにより、単なる間取りの拡張にとどまらず、景勝豊かな窓辺と、都会的なモダンインテリアを満喫できるご入居前のリフォームはお客様のセンスとこだわりの表れです。

 

 

「搬入経路」の問題を解決する、
『レールジョイントタイプ』。

ニチベイ アルペジオ レールジョイントタイプ

今回、拡張された幅4m超の幅広窓にご提案させていただいたのが、『レールジョイントタイプ』の「バーチカルブラインド」。

 

 

「バーチカルブラインド」をマンションや戸建ての幅広窓で採用する際にネックとなるのがレールの長さですが、 レールジョイントタイプ』最大のメリットは、エレベーターのサイズや、搬入経路の状況など、長尺レールが搬入できない物件で、レールを分割して搬入できる製品仕様にあります。

 

『レールジョイントタイプ』は、搬入時に2分割されたレールを現地で組み立てることにより、「単体(1本)レールの両開き」に近い使い勝手が得られます。

また、住宅用の単体(1本)サイズレールでは、4mのレール長が製作上限ですが、『レールジョイントタイプ』では、、最大5mの長さまで製作対応が可能になりました。
搬入経路の問題を解消しつつ、これまで以上に幅の広い窓での採用もご検討いただけるようになりました。

 

 

独立開閉ができるユニークな「両開き」も魅力

今回採用した『レールジョイントタイプ』の納まり種類は、右側に調光ポールを配置した「両開き」です。

 

標準仕様の「両開き」と異なり、レールを現地で組み立てる『レールジョイントタイプ』の場合開閉操作は、左右それぞれの側で行う必要がありますが、ルーバーの調光操作は、指定した片側で統一的に行う事ができます。

 

 

オプションの『モアラップスタイル』で、
「断熱性」・「遮光性」・「プライバシー性」が向上。

今回、『レールジョイントタイプ』と併せてオプションでご採用いただいた『モアラップスタイル』

 

標準仕様の100nn幅ルーバー製品と比較して、25%ルーバーの枚数を増やしている『モアラップスタイル』では、ルーバー同士の間隔が密になることにより、採光状態においても「断熱効果」「遮光性」「プライバシー性」を向上させることができます。

 

また、『モアラップスタイル』は、ルーバーを閉じた時の重なり幅が、標準(8.5mm)の4倍近く(33.5mm)得らるため、機能性に加えて、ルーバーの重なりによって生まれる「生地の陰影」をデザインとして採り込むことができます。

ルーバーを閉じた状態でも、平面的にならず、陰影の醸し出す「立体表現」を楽しみたいインテリアにもおすすめです。

 

レールジョイントタイプ バーチカルブラインド

以上、本日は、製品が持つ複数のオプションを組み合わせて、洗練されたインテリアと眺望を演出した、バーチカルブラインドの提案・納品事例をご紹介させていただきました。

 

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『バーチカルブラインド』を「正面付」でダイナミックに魅せるコツ。

2017年02月02日

2017.2.1.1

2017.2.1.8

こちらは、リビング・ダイニングの大型掃出窓(4枚引き違い)に、「センターレース・スタイル」のバーチカルブラインドをご採用いただいた納品事例です。

バーチカルブラインドを天井から設置すると、縦長ですっきりとした印象のルーバーが、天井高をより強調してくれる視覚的効果が得られます。

他の窓には、横型ブラインド、カーテン、ロールスクリーンなどもご採用いただきましたが、メインの窓にはモダンなインテリアシーンを演出する「バーチカルブラインド」を使いたいというお客様のご要望でした。

 

 

「バーチカルブラインド」採用上のポイント。
『畳み寄せ代』の考慮。 

バーチカルブラインド 正面付 メリット

2017.2.1.13

設計段階よりバーチカルブラインド採用のプランを考慮する場合、ヘッドレールを隠す「ブラインドボックス」などを設ける事が多いですが、その際に考慮されるのが、バーチカルブラインドの「開き方」「畳み寄せ寸法」の確保です。

「開き方」とは、「片開き」または「両開き」といった畳み寄せの分割数を意味します。

「畳み寄せ寸法」とは、窓の開口寸法と開き方に応じた製品寸法(製作幅)と、ルーバーの「逃げ代」の分量を意味し、間取り、窓の大きさや構造によって、その分量(配分)は異なります。

本事例の様に「両開き」で納める場合で、窓の左右に家具のレイアウトやエアコン設置における障害が無い場合は、深めに「畳み寄せ寸法」を確保することができます。

 

 

『ブラインドボックス』が設置できない場合。
壁面「正面付」で対応も可能。

2017.2.1.9

こちらの大型窓では、右側(4枚目)窓の途中から、天井面に段差ができる設計となっていたため、「ブラインドボックス」が設けられませんでした。

しかし、内装仕上げの段階で、天井まで続く壁面全体に「正面付」用の取付下地を確保していただいたため、天井に沿わせてバーチカルブラインドのヘッドレールを設置することができました。

 

バーチカルブラインド ブラインドボックスがない

天井面に沿わせてバーチカルブラインドを「正面付」で設置した様子。

 

2017.2.1.15

2017.2.1.14

 

ニチベイ・バーチカルブラインド『アルペジオ(センターレース スタイル)』でのご採用生地は、「コットン(綿)」風の生地に、33の展開色を持たせた「フェスタⅡ」より、新色のアイボリー(A7770)と、新たにオプションとして加わった「ミラー レース(14配色)」より、ライトベージュ(2355)の組み合わせです。

ミラーレースの持つ機能には、日中における室内の「プライバシー強化」のほか、強い日射を緩和し、夏場の空調効率を向上させる「遮熱効果」がありますが、強い光沢を抑えた自然な生地の風合いが好評です。

 

2017.2.1.11

ちなみに、「正面付」というと、製品を窓枠や窓枠上10cm程度に設置することが多く、コンパクトな窓辺の演出に向いていますが、ビス止め用の取付下地さえ確保されていれば、こちらの事例の様に、たっぷりとした「畳み寄せ寸法」も確保したダイナミック窓辺として演出することも可能です。

 

将来的に、どういう窓辺に仕上げようか迷われていたり、特に決まっていない段階では、「ブラインドボックス」や「カーテンボックス」の具体的な設計までイメージできない場合が多い様です。

その様な場合でも、窓周辺にたっぷりと窓製品の取付下地を用意しておくと、最終的にかなり自由度の高い調整ができる様です。

 

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ナニック・「ウッドバーチカルブラインド」を使った、ピアノ室の「反響音」調整事例。

2017年01月26日

本日のブログでは、ナニック・「Gシリーズ ウッドバーチカルブラインド」を使った、ピアノ室の「反響音」調整事例をご紹介させていただきます。

ナニック Gシリーズ ウッドバーチカルブラインド 事例

2017.1.20.65

今回のご依頼は、室内の「防音」・「吸音」の強化ではなく、「反響音」強化を含めた音響調整という、音にこだわる演奏家ならではのリクエストでした。

 

 

「ピアノ室」で採用する『ウッドブラインド』。
窓辺の反響音の調整対策。

2017.1.28.1

閑静な住宅街にある「ピアノ教室」は、主宰者ご自宅の庭園前に設けられたもので、窓周りには厚手のカーテンと薄手のレースが掛けられていました。

一般的には、音を反射しやすい素材といえる、ガラス窓、フローリング、大理石、タイルなど「硬質素材」に対しては、反射する音を効率的に吸収させることにより、室内の“音環境”の調整を図ります。

 

2017.1.20.66
 
音環境の調整には、部屋の要所に吸音・反響素材を設置して、お好みの音環境に調整することがあるといわれますが、こちらのピアノ室でも壁面の隅に「コーナー反響板」が設置されていました。

 

2017.1.20.55

部屋の大きさや、求める音環境により、設置する吸音・反響素材の量や方法は異なりますが、今回は「窓装飾」の仕上げ材に硬質素材である『ウッド・バーチカルブラインド』を使用して、居室全体の「反響」調整を行いたいというご要望でした。
「窓装飾」でありながら、「音響装置」としての役割が強いニーズといえます。

これは、厚さ5mm(巾90mm)の木製「ルーバー」を左右180°回転させてた全閉状態をつくって反響音の反射角度を微調整したり、ルーバーに任意の隙間を設けて反響の度合いを低減させるボリューム調整を「ウッド・バーチカルブラインド」で試みるものです。

理論上、窓周り品としての「ウッドバーチカルブラインド」を使った「反響音」を増す方向での調整は有効だと思いますが、特殊な対策となりますので、その効果を事前に実感していただくために、まずは、ナニックの代官山ショールームで、製品の選定を含めた体感をいていただく事をことをお勧めさせていただきました。

 

 

ナニック・「代官山ショールーム」にて、
ウッド・バーチカルブラインドの反響音を確認。

2017.1.20.47

ナニックジャパン「代官山ショールーム」は、本社オフィスに併設されています。
 
東京都渋谷区恵比寿西1-34-28 代官山ファースト2F
 TEL:03-3496-0729
営業時間:9:00~17:30(休日:土、日、祝日)
 東急東横線 代官山駅 東口 徒歩1分
 
ゆっくりご覧いただく為に、ご来社の際は予め電話にてご連絡(予約)されることをおすすめします。 
 
 2017.1.20.62

2017.1.20.63

ショールームでは、『ウッド・バーチカルブラインド』の展示品を、「大型窓」や「間仕切り」としてご覧いただけるだけでなく、ルーバー角度を回転させながら「反響音」調整におけるシュミレーション実験を体感していただくことも可能です。

お客様もショールームでの体感を経て、ピアノ室の窓辺を「ウッド・バーチカルブラインド」にリニューアルすることに決定されました。

 

 

2017.1.20.42

今回、ご採用いただいた製品モデルは、ルーバー巾 90mm、厚さ 5mmのバスウッドを素材とする、『Gシリーズ・ ウッド バーチカル ブラインド』。

ヒンジタイプは、デザイン性に優れる「Bタイプ分割」をご採用いただきました。

ちなみに、製品高H3610mmまではヒンジ分割のない、ポリスチレン樹脂の『 ウッド パーフェクト バーチカル ブラインド』もございますが、やはりそこは、木の素材感にこだわりたいとの事で、天然木の反りを防止した「ヒンジ分割」タイプにてオーダーをいただきました。

 

2017.1.20.46

2017.1.20.54

ルーバー色とオプション・バランス色には、ピアノのボディと、鍵盤との組み合わせをイメージした 「ホワイト(902)」をご指定いだきました。

 

 

ウッド・バーチカルブラインドの設置
取付下地に配慮した応用部材を組み合せて。

2017.1.28.3

現調時の採寸では、「防音対策」となる、インナーサッシの縦フレームが、窓枠よりも室内側に出ている点に着目。

ルーバー巾:90mmの縦型ブラインドの回転と開閉に支障のないクリアランスを確保した設置位置を考慮する必要がありました。

 

 

2017.1.20.43

2017.1.20.50

ウッド・バーチカルブラインドの設置位置には、取付ビス下地がありましたが、メーカー純正品の「オプションバランス・取付け金具」をビス止めする位置には下地が無かったため、別途下地のある位置まで延長できる金具を用意する必要がありました。

ナニック・ウッドバーチカルブラインドの場合、ヘッドレールとバランスが一体化できない仕様のため、この様な工夫を加えることも考えます。

 

2017.1.28.6

2017.1.28.5

ナニック  ウッドバーチカルブラインド バランス

延長金具を併用して、無事に設置完了です。

 

 

 ウッド・バーチカルブラインド
「開き方」と「畳み代」を考える。

2017.1.28.8

2017.1.20.68

ルーバー(羽根)の厚みが5mmある「ウッド・バーチカルブラインド」を採用する場合、ルーバーを開いて寄せた際に生じる「畳み代(しろ)」を考慮した、開き方のタイプを決める事も大切です。

一般的な「布製」のバーチカルブラインドよりも畳み代が増えるため、特に今回の様に「両開き」で納める場合は、開口部全体への配慮が必要となります。

 

 

2017.1.20.67

ナニック Gシリーズ ウッドバーチカルブラインド 902 ホワイト

窓の右側は、壁面までつながっていますが、右側からの出入りはしないため、「両開き」であっても「片開き」であっても問題はありません。

 

 

2017.1.28.2

しかし、庭への出入口となる、左側の窓の場合、既存のカーテンレールの幅で、ウッド・バーチカルブラインドのヘッドレールを仕立ててしまうと、ルーバーの畳み代が大きく内側に入り込んでしまいます。

居室の間取りと開閉の支障にならない範囲内で、左側の「畳み代」を寄せるクリアランスを確保する必要がありました。

 

2017.1.20.51

ウッド バーチカルブラインド ホワイト

「畳み代」の目安となる計算式から出た参考値をもとに、「両開き」仕様の製作サイズを決めました。

 

 

「反響音調整」の硬質素材。
ウッド・バーチカルブラインドの納まりと効果。

2017.1.28.8

厚さ5mm
細やかな打ち合わせを経て、硬質素材の「ウッド・バーチカルブラインド」を採用した「ピアノ室」の反響音調整対策窓の完成です。

 

2017.1.28.13

ピアノ ウッドブラインド 反響

澄み切った冬晴れの強い陽射しのなか、早速、ルーバーの開閉・調光による「反響調整」を確認していただきました。

ルーバーを室内側に「垂直」に立てた状態から、硬質素材である防音ガラスとのコンビネーションで、「反響音」と「採光」の調整を自由に行います。

 

2017.1.20.69

ルーバーを閉じて「消灯」した様子。

ルーバー素材は、完全遮光ですので、強烈な太陽光が漏れている部分が、「反響板」としての機能を担うウッド・バーチカルブラインドの隙間となります。

 

2017.1.28.18

全閉時に、照明を付けた状態のクローズアップを撮り忘れてしまいましたが、室内照明を点けた時のルーバーの色調はこうなります。

 

 

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硬質素材の「ウッド・バーチカルブラインド」で調光と反響音の調整。

回転操作させて使用する「ルーバー」の向きと角度のコントロールで微妙な反響音の調整ができるとのことでした。
「音の世界」でのこだわりは奥が深い様です。

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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「コーナー窓仕様」のバーチカルブラインド。採用事例と注意点。

2017年01月12日

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近年の住宅では、窓周りが持つ意匠性が設計に大きく反映される事が多く、「高断熱仕様」の注文住宅などでは、縦横にたっぷりとした採光を確保した窓が増えています。

縦長ルーバーの開閉と調光だけで窓辺をシンプルにすっきり納められる『バーチカルブラインド』は、モダンスタイルの住宅設計では人気のある製品です。

とはいえ、窓の方位や、夏冬や一日における太陽の直射や入射角の変化、季節の違い等により、「遮熱」・「保温」など断熱対策にはフレキシブルな対応を考慮する必要があったり、外部からの「プライバシー」確保も考慮する必要があるため、提案する製品仕様の詳細は状況により異なることも多いです。

 

 

ニチベイ・「アルペジオ」
『コーナー窓仕様』とは。

バーチカルブラインド コーナー窓仕様 特徴

ニチベイ・「アルペジオ」で展開されている、バーチカルブラインド『コーナー窓仕様』とは、ルーバーを閉じた際、コーナー部に生じる製品間の隙間を無くすために開発された新しい製品仕様です。

コーナー側に位置する左右いずれかの製品端部ルーバーが、「閉じた」状態の際にヘッドレールより長くなり、他方のヘッドレール内に入りこむ仕様とすることで、コーナー部分に生じる隙間の問題を解決。

これにより、光漏れや外部からの視線が気にならなくなり、コーナーの印象もよりスマートになります。

 

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『コーナー窓仕様』の組合せは、構造上の問題で「ループコード式」限定対応、開閉の納まりは「片開き」のみとなります。

バーチカルブラインドと言えば、オフィスや商業施設で多く使われている印象がありますが、近年は住宅用での採用も多くなっているため、操作部の改良も徐々に工夫されてきています。

 

 

『コーナー窓仕様』の現地打合せ。

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今回は、ベランダ側に分岐する階段途中にある、「多目的スペース」のL字窓で、『コーナー窓仕様』のバーチカルブラインドをご提案させていただきました。

窓の内側が、オペレーションハンドル操作の開閉窓となっていて、外側がFIX形状の窓の組合せです。

 

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こちらの窓には、コーナー部に8cm程度の光除けに相当する壁面と窓枠がありましたが、時間帯により、左側窓から「陽射しの入射」が強まることと、どちらかといえば、左側のプライバシー対策も強化したいという要望がありました。

 

 

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今回の場合、『コーナー窓仕様』としてオーダーする、ヘッドレールの配置は、図説(左)の、「コーナー・左勝ち納まり」ですが、ブラインドボックスや窓枠内に天付する納めとは異なるため、壁面「正面付」納めの場合で、障害物となる「窓枠の出幅」と設置に使用する正面付ブラケットの形状を考慮した配置を別途考える必要があります。

 

 

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写真は、「コーナー・右勝ち納まり」の画像となっていますが、バーチカルブラインドの「ヘッドレールの中心線」が、壁面より7cmほどの位置にくるシュミレーションを、模型を使いフロア面から確認している様子です。

微妙な納まりとなるため、図面だけでは割り出せない実行寸法の確認過程です。

まず、窓枠の突出が10mm程度ありますが、壁から70mmのクリアランスを設けることにより、半径50mm(直径100mm)のルーバーが回転しても、窓枠につかえない納まりが可能であることが判りました。

 

バーチカルブラインド 畳み代 とは

製作幅の割出は、模型の組合せをコーナー・左勝ち納まり」に置き換えた位置関係で考えます。

まず、左右の窓枠端までの距離を計測して、そこに目安となる「ルーバー畳み寄せ代」を加算して決めるという段階を踏んで決定しました。
「畳み寄せ代」の算定は、製品カタログに算出式と、目安の一覧が記載されていることが多いので、それを参考にして決めます。

 

 

『コーナー窓仕様』の完成と納まり。

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L字窓 バーチカルブラインド

 「コーナー・左勝ち納まり」・全開時の様子。

 

 

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コーナー窓 バーチカルブラインド

次に、ルーバーを垂直に立てた調光状態での納まり。

 

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ニチベイ アルペジオ コーナー窓仕様

最後に、『コーナー窓仕様』の肝となる「ルーバー全閉時」の納まりです。

 

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以上、本日は、ニチベイ・バーチカルブラインド『アルペジオ』のオプション仕様として用意されている『コーナー窓仕様』の事例紹介をレポートさせていただきました。

住宅の意匠で「バーチカルブラインド」をトータルコーディネートする際の組合せの一つとしてご検討下さいませ。

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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