Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテン(国内ブランド)

ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』。織物カーテンでの採用事例。

2018年09月04日

クリサンティマム カーテン ダイニング

川島織物セルコン クリサンティマム カーテン FF1027

築27年、注文住宅のリビング・ダイニング。

窓周りの掛け替えに、ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』を、川島織物セルコンの織物生地でご採用いただきました。 

 

 

重厚なリビングダイニングを演出する、
『クリサンティマム』のインディゴ色。

 

『クリサンティマム(Chrythanthemumn)』は、ウィリアム・モリス、1877年の作品で、菊をモチーフとした華麗で対比的な色彩表現、贅沢で溢れんばかりの豊かな花と葉、細かな葉々の繊細な背景パターンが特徴です。

原作は、金銀の配色が施された贅沢なデザインで、川島織物セルコンの織物版はオリジナルを意識した豪華な糸使いになっています。

 

 

掛け替え前の、カーテンは控えめで落ち着いた雰囲気の柄物だったため、『クリサンティマム』全4配色の中からベージュやブラウンを選ぶこともできましたが、青のソファと椅子周り、手織りの敷物、茶系の家具、落ち着いた照明など、重厚なクラシカル生地を迎え入れる要素が揃っていたため、思い切って王道のインディゴ色(FF1027)をご採用いただくことになりました。

 

逆にレースは、これまでの編みレースから、総刺繍と絵羽柄が美しいオーガンジー(フジエテキスタイル・FA1621)をご採用いただき、重厚な佇まいの中に透明感と明るさのある対比を盛り込んでいます。

 

 

本日のまとめをご覧いただく前に参考として、英国・サンダーソン社のプリント柄(綿100%)を使ったコーディネート事例をご覧ください、

光沢を抑えたプリント柄が醸し出す重厚で本格派のクラシックインテリアも素敵です。

ボリューム感や遮光性を高めたい時は裏地を使用して調整します。

 

納品後の様子

川島織物セルコン版の『クリサンティマム』は、貴金属の光沢を思わせる糸づかいと織物のボリュームで、プリントとは違った味わいをみせてくれました。

 

フジエテキスタイル FA1621 レース 事例

クリサンティマム カーテン リビング 事例

出窓の木製レールと、ダイナミックなカーテンボックスの組合せでも自然な豪華さを引出します。

そして予想通り、『クリサンティマム』のインディゴ(藍)が、青のソファと椅子周りに調和して格調高い雰囲気を醸し出してくれています。

 

クリサンティマム カーテン ウィリアム・モリス 人気

クリサンティマム カーテン 川島織物セルコン 価格 取扱店

窓装飾、家具、照明、敷物、小物のコーディネートにこだわると必然的に美しいインテリアができ上がるのかもしれませんが、お客様が27年間の生活で育まれた感性とインテリアへの想いが新しいファブリックを歓迎してくれました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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スミコホンダの「キアリタ」。オーダーカーテン納品事例。

2018年09月03日

スミコホンダ Sumiko Honda キタリア カーテン 東京 神奈川 取扱店

ご入居前の新築マンションのLDKに、川島織物セルコンの「スミコホンダ(Sumiko Honda)」コレクションより、『キアリタ』をご採用いただきました納品事例のご紹介です。

 

 


川島織物セルコンの生地づくりと
『スミコホンダ(Sumiko Honda)』

 

「Sumiko Honda(スミコホンダ)」ブランドは、 川島織物セルコンのハウスデザイナー本田純子によるファブリックコレクションで、今年で発足20周年を迎えました。 

自然や工芸品などからインスピレーションを得たオリジナルデザインに、川島織物セルコンが170年余培ってきた織技術を掛け合せて作られる芸術的なファブリックコレクションは、同社の最上級カタログ⇒『filo』に収録されています。

 

当社でも多数の展示品をご用意しておりますが、緻密なパターンから、一見シンプルに見えるモダン柄まで、幅広い展開がございます。

 

 

花柄をリボンで描いた
モダン柄の 『キタリア』 をご採用。

『キタリア』は、全6色展開からなる花柄をリボンで描いたシンプルなデザイン。

シンプルとは言っても、リボンの輝き、陰影、動きを表現する糸づかいは非常に複雑かつ緻密で、川島織が得意とする立体感ある 風通織に収縮糸を使用することで、全体に繊細な表情が加わり、極上のモダンと、優しさや温かみを感じられる作品となっています。

 

加工スタイルも、アートな平面表現のローマンシェードから、プリーツでリボンのうねりと奥行きを密に表現したカーテンまで幅広くお使いいただけます。

 

SH9913 スミコホンダ キタリア カーテン


 

今回の選定色は、SH9913(ライトグレイ)。
 
 
 
日中、カーテンを開けた状態では透明感ある五洋インテックスのフランス製ボイル(SL111-03)をさりげなく引き立てながら、グレイッシュな内装にとけこみます。

 

スミコホンダ Sumiko Honda キタリア カーテン

 

スミコホンダ Sumiko Honda キタリア 事例

撮影時間が明るいため、カーテンが持つ夜間の表情を十分にお伝えできませんが、照明を受けて柔らかな輝きを放つ『キタリア』の生地の魅力とパターンの美しさをお客様には末永くお楽しみいただけることと思います。

 

◆ 『スミコ ホンダ』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sumikohonda.html

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

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川島織物セルコンの『Kelmscott Tree (ケルムスコットツリー)』。カーテン掛け替え事例。

2018年09月01日

ケルムスコットツリー 川島織物セルコン FF1001 カーテン

リビング・ダイニング(4窓)のカーテンを掛け替えで『Kelmscott Tree (ケルムスコットツリー)』のカーテンを納品させていただきました。

20年以上愛用した、青ベースの花柄輸入プリントからの掛け替えで、壁紙の貼り替えとソファの買い替えに合せて、新しいカーテンを新調しようということになりました。

 

『Kelmscott Tree (ケルムスコットツリー)』について。

ケルムスコットツリー 川島織物セルコン FF1001 カーテン 取扱店

『Kelmscott Tree (ケルムスコットツリー)』は、ウィリアム・モリスの住まいであったケルムスコットの果樹園を俯瞰する広がりの中に、モリスを思わせるデザインが散りばめられている作品です。

 

妻と次女のメイがモリスの誕生日祝いとして3カ月をかけて刺繍で作り上げた、「ケルムスコット・マナー」の寝室飾り(四柱式寝台を囲むファブリック)をモチーフとして、英国・Moorris Co.が2010年にオリジナルのプリント版と刺繍版を日本に紹介し、好評を博しました。

2017年に、「モリスデザインスタジオ」のライセンスを持つ川島織物セルコンがプロデュースした織物版は、同じ色調の中でも柄がより引き立つよう、ゴブラン織りの手法を参考にした立体デザインにこだわった織物版として発表したファブリックで、今回の納品事例は織物(FF1001)の方です。

どちらの生地も、当社にも縫製展示品がございますので、お打ち合わせの際はご自宅で試着いただくこともできます。

 

 

オリジナル(プリント)版と織物版の2つを比較すると以下の相違と相違があります。

 

英国製: オリジナル(プリント)版
生地幅: 137cm
生地組成: 麻(49%)、綿(38%)、ナイロン(13%)
柄リピート: タテ:79.5cm ヨコ:137cm

 
 
川島織物セルコン: 織物版 
生地幅: 140cm
生地組成: ポリエステル 100%
柄リピート: タテ:69.3cm ヨコ:140cm
 
 

どちらも生地巾いっぱいに横柄の1リピートを使った広がりのあるビッグパターンが特徴ですが、織物版の方は13%程度縦方向のデザインを圧縮した柄取りとなっています。

 

作品全体は大柄ですが、横リピートを半分にしたローマンシェードで仕立てたり、1つの果樹を取り出して大き目のクッションを作ったりと、個性を活かしたアレンジをお楽しみいただくことができます。

 

 

果樹園の俯瞰柄で
窓数のある居室をゆったりとまとめる。

ケルムスコットツリー 川島織物セルコン カーテン 価格

大き目の居室で『Kelmscott Tree (ケルムスコットツリー)』のカーテンが複数の窓辺に並ぶと、果樹園の俯瞰効果がより際立ち、ゆったりとした印象のリビング・ダイニングとなりました。

焦げ茶の木製カーテンレールが幹や枝のデザインを引き立てます。

 

川島織物セルコンの「モリスデザインスタジオ」で展開される作品では、創業来170年余に亘って受け継いできた、京都・西陣の「呉服・美術工芸織物」技術、明治宮殿の室内装飾以来、オーダーカーテンの分野で日本の室内装飾を牽引してきた織技術の奥深さを味わうことができます。
 
 
 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
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ニチベイのウッドブラインド『クレール タッチ』。新作展示品入荷のご案内。

2018年08月09日

ニチベイ ウッド ブラインド 取扱い 東京 神奈川

ミツワインテリアでは、ナニック、JBS、タチカワブラインド、ニチベイ、トーソーなど、インテリア専門店が扱うウッドブラインドの展示品を製品タイプ別に大小20以上ご用意しています。

 

ニチベイ クレールタッチ50 展示

その中で本日ご紹介するのは、ニチベイ 『クレール』シリーズの新たな製品ラインナップとして加わった『クレール タッチ』です。

当社展示品では、「ベーシック」、「アンティーク」、「エイジング」、「グレイン」の合計20配色をカラーチャート状に配列して、他社製品と比較検討し易くしております。

 

 

自動降下機能を備えた
『クレールタッチ』が新登場。

 

今回のカタログリニューアルで登場した『クレールタッチ』

『クレールタッチ』とは、ブラインドを引き降ろす降下操作の過程をワンアクションの自動降下にした機能で、これにより大型サイズのブラインドでも手軽な操作で扱えるようになりました。

操作ループコードを引くと自動的にブラインドが降下する機能は、高さのある窓や複数の窓を連続的に操作する様なシーンで一般的な手動操作より容易かつスピーディーに行えるメリットがあります。

これまで、タチカワブラインド、トーソー、JBSが先行して自動降下機能を持つ製品を出しておりましたが、ニチベイ製品でも遅ればせながら同等品のご用意ができました。

メーカーのイメージ動画でも簡単な解説をご覧いただけますが、当社では実際に操作体験いただけます。

 

 

15色展開の「ベーシック」カラーは2つの新色。
「アンティーク」&「グレイン」も新色が登場。

ニチベイ『クレール』の新カタログで収録されているスラットバリエーションは、当社展示品でご用意している「ベーシック」、「アンティーク」、「エイジング」、「グレイン」の20色以外にも、桐材を使った「ライトフィール(2色)」、防炎・耐水素材を使用した「ベーシックFR(4色)」、高遮光・防炎・耐水素材を使用した「エルフォームFR(4色)」を含む合計30色のスラットバリエーションを用意しております。

新たに加わった桐材の「ライトフィール」、樹脂防炎・耐水素材を使用した「ベーシックFR(4色)」と「エルフォームFR(4色)」は、については、自動降下機構対応がないため展示品から外しておりますが、売れ行きが好評であれば新たな展示を検討いたします。

展示品でご覧いただける新色は以下の4配色となります。

 


 

インディゴウォッシュ K119 ニチベイ クレール ウッドブラインド

インディゴウォッシュ (K119)

『インディゴウォッシュ』は、西海岸の海や空をイメージさせるややグレイッシュなブルーカラーです。

開発コンセプトは、「爽やかな風と海の気配を感じながらリラックスして過ごせる空間」をイメージしており、海辺はもちろん、窓から空が見渡せるようなインテリアシーンを意識したカラーリングです。

 

 

アッシュグレイ (K120)

「アッシュグレー」とは、わずかに青味がかったくすみのある灰色のことで、暖かみのある木目の美しさを活かすステイン塗装との組み合わせは白やグレーを基調とした近年のインテリアシーンと絶妙に調和します。

 

 

アンティークグレイ (K824)


「アンティークグレイ」は、人気色となっている「アンティークホワイト」のスラットカラーに、やや暗めのグレイを加えた新色で、
シャビーシックやヴィンテージ感のあるインテリアと家具とのコーディネートを意識して作られました。

古材をイメージした粗面のスラットと深みのあるグレイの組合せが落ち着きのあるインテリアを引き立てます。

 

 

 

グレインホワイト (K513)

 

「グレインホワイト」は、ナチュラルなホワイトカラーに木目のエンボス加工を重ねたスラットです。

アンティークやエイジングよりも明るい配色となっており、素材感を持たせながらも明るく開放感なインテリアを作りたいというお客様の声をもとに作られました。

 

 


 

「カラーアソート」のご採用で、
個性際立つ窓辺を演出。

カリフォルニアライン P503 ニチベイ クレール ウッドブラインド

ウッドブラインド カラーアソート

クレールでは、展開色を使用した5パターンの「カラーアソート」をご用意。
新色の「インディゴウォッシュ(K119)」や「アッシュグレー(K120)」を組合わせたパターンも加わりました。

アソート(組合せ)可能な色とパターンは5つに限定されていますが、インテリアイメージに合わせて、単色では味わえないボーダーラインを組み合わせた個性的なパターンをお楽しみいただくことができます。

 

ナチュラルミックス P501 ニチベイ クレール ウッドブラインド

 

「ナチュラルミックス(P501)」

「ナチュラルミックス(P501)」のカラーアソートは、ヘッドレールとボトムレールを構成するベースカラーの「オーク(K108)」に、「ダークオーク(K109)」と「サンドウォッシュ(K113)」を同分量の連続的なトリコロールで表現しています。

ナチュラル系の配色に、優し目のヴィンテージやレトロといった要素を組み合わせたインテリアにおすすめのカラーアソートです。

 

 

ヴィンテージミックス P502 ニチベイ クレール ウッドブラインド

「ヴィンテージミックス(P502)」

「ヴィンテージミックス(P502)」のカラーアソートは、1リピート=13枚で構成するスラット配列の中で、ヘッドレールとボトムレールを構成するベースカラー「ミディアム(K103)」の割合を7色、中間色となる「セピアブラウン(K115)」の割合を4枚、アクセントとなる濃色の「ヴェンゲ(K117)」を2枚組み合わせたプランです。

「ナチュラルミックス(P501)」よりアソートカラーの深みを強めることで、コントラストの対比で魅せるヴィンテージやレトロをお楽しみいただけます。

 

 

カリフォルニアライン P503 ウッドブラインド ブログ

 

「カリフォルニアライン(P503)」

「カリフォルニアライン(P503)」は、ベースカラーとなる「ピュアホワイト(K111)」にアソートカラーとなる「インディゴウォッシュ(K119)」を3枚組合わせたアソートプランです。

青い空と白い雲の割合を逆にすることで結果的に自然で使い易いカラーリングとなるとともに、下側に配置された3枚のブルーが海辺(砂浜と空にはさまれた海)のイメージを醸し出しています。

 


 

 

以上、簡単ではありますが、ニチベイ・ウッドブラインド『クレール』の新作情報を、展示品と新色の特徴、カラーコーディネート例を交えてご紹介させていただきました。

製品の詳細につきましてはお気軽にお問合せください。

 

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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ウィリアム・モリスのファブリックで提案する装飾バランスと生地の「バイアス」取り。

2018年06月21日

本日のブログでは、ウィリアム・モリス・『葡萄』柄の織物生地を使って、3種類の『装飾バランス』を組合わせたコーディネート事例をご紹介いたします。

ファブリックの持つ特性と、縫製の工夫により上飾りの持つ美しさを引き出す提案となっています。

 

3種類の『装飾バランス』を使って。

川島織物セルコン ウィリアム・モリス ラーモ ヴァイン 葡萄 カーテン

ウィリアム・モリス カーテン ストレートバランス

リビング・ダイニングでは、幅400cmの大開口窓に3スワッグの『スワッグ&テール』バランスと、奥の小スペースをすっきりと演出する『ストレートバランス』という、ソフトとハードのバランスタイプの組み合わせでお客様の要望に応えました。

 

ウィリアム・モリス ヴァイン 葡萄 カーテン 事例

ウィリアム・モリス 装飾バランス シングル スワッグ

続いて、エントランス・ホールの上下窓では、シングルスワッグの装飾バランスをスタイリング。

同一のファブリックを使いつつも、スタイルバランスの表情を変えることで、空間に変化を感じる生み出す試みとなりました。

 

 

「ウィリアム・モリス」の葡萄柄。
柄のパターンと

今回、採用いただいた、ウィリアム・モリスの『葡萄』柄は、川島織物セルコンの織物生地より『ラーモ(FF1038)』

『ラーモ』は、別称:『ヴァイン(葡萄)』という呼び名でも愛されている作品で、1874年にモリス(英国)が製作した壁紙のデザインを織物で表現したもの。

「パターン・オン・パターン」の柄構成や明瞭に渦巻く葡萄のつるトレーサリ(モリス特有の渦巻く流れのある更紗)がモリスらしさを表現しており、葡萄の葉の質感と、柳の葉の質感の違いを織組織と糸使いで表現し、凹凸差と光沢差で深みのある織物に仕上げています。

 

川島織物セルコン FF1038 カーテン

こちらは、別の事例。
『ラーモ』は重厚感のあるしっかりとした厚手のため、カーテンや椅子生地としてもご採用いただくと、縦横方向の糸張りを活かしたシャープな風合いを楽しむことができる生地です。

装飾バランスに用いる場合は、フラット(平面的)とスクエアな意匠性を持つ『ストレートバランス』や『ボッククスバランス』で仕立てるとまとめやすい生地になっています。

 

 

「バイアス取り」縫製。
生地の使い方と縫製の特徴

上飾りのスタイル提案における注意点として、使用する生地の特性確認があります。

生地の組成、硬さと柔軟性、柄域の確認などがそれです。

 

生地 タテ取り ヨコ取り

 

柔らかい生地であれば比較的自然に生まれる下方向へのなだらかなウェーブ(曲線)も、『ラーモ』の場合は生地が硬いため、生地の「タテ(縦)取り」や「ヨコ(横使い)取り」で仕立てると柔らかいスワッグ(曲線)を出すことが困難で、角ばったフォルムになります。

 

バイアス カーテン

その様な課題がある中で、今回採用した「バイアス取り」縫製

張りの強い生地を、縦横方向ではなく斜め方向に引いた時に生まれる特性に着目した縫製仕様で、硬く張りのある生地を使いながら柔らかなスワッグ(曲線)が求められる状況で使われる技術です。

 

 

バイアスとは「斜め」の意味で、通常生地はタテ・ヨコ地に対して90度で裁断する生地を、斜め45度に裁断するバイアスカットにより、布目の伸縮性が増す生地の特性を活かした裁断方法と加工をバイアス縫製と呼びます。

生地の縦横へのテンションに対しては抵抗が大きい生地であっても、斜め方向のテンションに対しては意外なほどの柔軟性を持つ特性を利用したもので、身近なところでは、服飾縫製の世界でも使われています。

この縫製手法を組み合わせることにより、身体にフィットするやわらかな着心地ちやしなやかでなめらかなシルエットを得ることができます。

 バイアスは機能的、装飾的に効果のある使い方でもありますが、布地の伸びがを考慮して縫い代を多めにとることと、バイアスカットで取り出せる生地の量が少なく生地のロスと要尺が多く必要になること、抽出した生地同士を縫い合わせる手間と技術が必要となるため、面積の広い窓装飾においてはよりオートクチュール感の高い仕立てとなります。
 
 
 
 

また、生地を斜めに使うため、無地以外の柄物で用いる場合は、スタイルで仕上げた時に感じる違和感の少ない柄である必要があります。
 
 
 
 
「バイアス」裁ちの実際。
 

 

装飾バランス バイアス 縫製

スタイル・デザインをもとに「型紙」を作り、45°の「正バイアス裁ち」を行っている様子。

バイアス裁ちは柔らかい生地の場合、生地1巾を20°~30°程度の浅いバイアスで仕立てることも可能です。
 
バイアスの角度が浅くなれば、生地1巾の範囲で作ることのできる型紙を大きくすることができるため、幅の広いスワッグの製作には向いています。

 

こちらは、2枚の「正バイアス裁ち」の型を上下に重ねた完成品の裏側と接ぎの様子。

 

ウィリアム・モリス スワッグ&テール バランス カーテン

上飾り バイアス 事例

 

バイアスカーテン 

川島織物セルコン FF1038 ラーモ カーテン 事例

生地の「タテ取り」で仕立たカーテンと左右のカスケード(テール)のシャープな印象と、生地の「バイアス取り」で仕立てたスワッグの柔らかなラインも馴染みも良く、イメージ通りのスタイリングとなりました。

「バイアス取り」に関しては、無地の場合では問題ないですが、大柄やストライプなど直線的なパターンを持つ生地の場合、上飾りには向かない生地もありますので都度確認が必要です。

 

 

上下で縫い合せたバイアスのジョイントもスワッグの内側で納めて判りにくくしています。

 

ウィリアム・モリス カーテン エントランス 事例

バイアスを曲線でつなぐ技術は難易度が高く、メーカー縫製では対応してくれません。

当社では特殊なスタイル縫製については実績と信頼のある加工所に依頼しています。

 

以上、本日は複数の『スタイル・バランス』を組み合わせたスタイリング事例を、生地の特性と縫製仕様の組合せを交えてご案内させていただきました。

 

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「輸入壁紙」と「輸入カーテン」の組合せで。応接室のインテリアリニューアル事例。

2018年06月05日

応接室 輸入壁紙 施工 事例

当社は自社施工の「インテリア・リフォーム部門」と、国内外の主要ブランドを取扱う「窓装飾部門」のコラボレーションによる、インテリアコーディネートを得意としており、東京・神奈川全域での施工に対応しております。

近年、リフォーム部門の活動が企業の施設や特殊物件など、事例紹介できない現場をメインに行っているため、当社のブログも窓装飾中心のものになっていますが、本日はコラボレーション物件のご紹介です。

 

「輸入壁紙」を使って
上質なモダンを設える内装リニューアル。

テシード 壁紙 施工

今回、リフォームの依頼をいただいた応接室(多目的室)の壁紙はもともと無地のビニール壁紙でしたが、今回のリフォームでは質感の良い不織布の「輸入壁紙」に貼り替えることになりました。

 

テシード 輸入壁紙 TR60710

壁紙は、テシードのカタログ『UTOPIA 5』収録のTR60710、アメリカ製のモダンな幾何学柄で縦リピートが91.cm超ある大柄です。
 
 
 

壁面の高さを考慮した柄の割付で施工したところ、洗練されたモダンイメージに仕上がったとのことで、次はこのイメージに合わせてカーテンとレースをコーディネートすることになりました。

 

 

「FISBA(フィスバ)」のカーテン。
上質なモダンを設える内装リニューアル。

FISBA フィスバ ロンバス カーテン 14288

カーテンご採用いただいたのは、スイスを代表するファブリックブランドのひとつ、FISBA(フィスバ)のファブリックより『ロンバス』より14288 815。

 

刺繍を思わせるダイヤモンド格子のパターンとレザー調の光沢のある質感が特徴のファブリックは、カーテン以外にもクッションやベッドスプレッドなどにも推奨されるしっかりとした厚地です。

 

 

FISBA フィスバ ロンバス カーテン 14288 特価 東京

モノトーンの壁紙やレザーの椅子生地とは色の相性も良く、空間を引き締める程良い重厚感の感じられるコーディネートとなりました。

生地の縦パターンは52cmとやや大き目ですが、91cm超の壁紙パターンとのボリューム対比も自然で、曲線的な壁紙の柄表現に直線的なファブリックの柄表現が入る構成であっても、フォルムの特徴に共通性があることと、家具の意匠に合っているため魅力的なコントラストでまとまっています。

 

 

フジエテキスタイルの『タゴト』
個性的なインテリアシーンを演出するハーフシアー。

フジエテキスタイル PF1719  SB

続いて、ハーフ・シアーとしてご採用いだいた生地は、フジエテキスタイルのPF1719 『タゴト』よりSB色。

 

PF1719 『タゴト』は、バーンナウトプリントの技法でデザインの輪郭に透過性を持たせたベルベットで、生地のデザインは20世紀初頭から使われているモザイク風の幾何パターンです。

 

フジエテキスタイル タゴト カーテン 人気

当社ではPF1719(SB)色の縫製展示品と(BR)色の生地見本をご用意しております。

細やかなスクエアの意匠は、毛の流れをランダムにしており、光の当たり方によって生地の表情に変化が生まれます。

『タゴト』はサンドベージュ(SB)ブラウン(BR)の2配色ですが、それぞれが独特の発色と雰囲気を持っているため、幅広いインテリアシーンでコーディネート可能です。

 

フジエテキスタイル PF1719 SB タゴト カーテン 展示

特殊加工でベルベットの起毛の流れをランダムに仕上げることにより色の見え方に濃淡が生じて生地に独特のニュアンスを醸し出します。 

 

また、生地の表側はもちろん、裏側の意匠性にも優れていることと、程良いプライバシー性が得られるため、一般的な窓辺での採用ははもちろん、居室や空間の「間仕切り」として用いても演出効果が高いファブリックです。

 
 

フジエテキスタイル PF1719  BR 特価

フジエテキスタイル カーテン ブログ

参考までにこちらは、カーテンの裾を床までたっぷりと垂らした「ブレイク・スタイル」より、『Puddling(パドリング)』と呼ばれるスタイルで設えた階段・廊下窓での(BR)色採用事例。


カーテンとしてもシアーとしても使える『タゴト』は、サンドベージュ(SB)とブラウン(BR)の2配色展開で、様々なインテリアシーンでお使いいただけます。

 

フジエテキスタイル PF1719  タゴト ベルベット カーテン

フジエテキスタイル PF1719  タゴト 評判 人気

こうして、お客様好みのインテリアリニューアルが完成しました。

壁紙の施工後に、窓周り(輸入取寄せ品を含む)のコーディネートを行ったため、最終的な納品までに1カ月ほどお待ちいただきましたが、洗練と格調の感じられるお部屋となり、大変ご満足をいただくことができました。

 

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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「パレット ストライプ」スタイルのカーテンを使った窓辺のコーディネート。

2018年03月24日

サンゲツ スタイルカーテン 人気

サンゲツ カーテン パレットストライプ

新築住宅ご入居前のLDに、『パレット ストライプ』スタイルのカーテンを、応用アレンジにて納品させていただきました。

 

『パレット ストライプ』 カーテンとは?

『パレット ストライプ』 スタイルのカーテンとは、一般的に言う、縦方向のボーダーで異なる色、柄、素材のカーテンを任意の寸法比率で割付れる「切り替えし」カーテンのひとつで、サンゲツのカタログ「ソレイユ」の中で、推奨生地との組み合わせで紹介されているスタイル名です。

メーカー推奨生地の(カーテン&レース)の組合せであれば、レースの生地を手前にしても薄く柔らかいパステルを楽しむことができるので、季節によって前幕と後幕を入替えて吊る楽しみもあります。

 

使用されている色の組合せと分量配分もスタイルレシピに表記されているので、このスタイルイメージが気に入れば不安も少なく採用しやすいスタイルかもしれません。

 

 

現地お打合せ

とはいえ、現地お打合せ時が引渡し間際の工事佳境に差しかかっている場合は、内装も仕上げられていないため、現地でのカラーイメージは決してし易い環境ではありません。

 

後日、採寸データと『パレット ストライプ』で示されている生地分量の配分比率を参考にして、簡単なシュミレーションをご案内して製作となりました。

ちなみに、『パレット ストライプ』 でのヒダスタイルは、「フラット縫製」となっておりましたが、L字コーナー窓での左右のまとまりと開閉のスムースさを考慮して、今回は「1.5倍(2ツ山・形態安定加工付)」縫製をお勧めさせていただきました。

 

 

「カーテンレール」の組合せ提案。

 

ダイニング側の「掃出窓」にお客様が希望されていたカーテンレールは、タチカワブラインドのアイアンレール・『プロブァンス』のクリーム色とフィニアルEの組合せ。

 

カーブレール 入隅

 

リビング側のコーナー窓には、装飾レールが使えないため「カーブ仕様」の対応が可能な機能性レールをご提案させていただきました。

 

ご提案させていただいた機能性カーテンレールは、トーソー・『ネクスティ』のカーブ仕様

 

カラーバリエーションが豊富で装飾レールとのコーディネートがし易いこともありますが、オプションの「サイドマグネットランナー」を使えば、コーナー窓の左右も開閉ができ、自由度の高い「換気と調光」ができる機能性に着目しました。

 

カーテン 切り替えし タテボーダー

納品後の様子がこちら。

メーカーは異なりますが、細身のレール同士をすっきりとまとめることができました。

 

 

「サイドリボン タッセル」でプラスαのこだわりを。

リボンタッセル かわいい

サイドリボン タッセル

『パレット ストライプ』 スタイルのカーテンをより引き立たせるスタイルとしてご提案させていただいたのが、『サイド リボンタッセル』です。

 

 

こちらも、サンゲツのスタイルブックで紹介されており、お好みの生地に専用バイアステープを組み合わせて仕立てることもできます。

タッセルの生地にはピンク、フレームとリボンを構成する「バイアステープ」にはパープルをお選びいただきました。

 

掃出窓用の『サイド リボンタッセル』は、リボンの長さも標準仕様でオーダー。
タッセルの幅は、窓サイズに応じて変わります。

 

腰高窓用の『サイド リボンタッセル』は、カーテンの丈が短いためリボンの長さコンパクトにしています。
タッセルの幅も、左右の窓サイズに応じて変わります。

 

窓の高さと幅を考慮してオーダーした『サイド リボンタッセル』がこちら。

 

窓ごとのおさまりがご覧のイメージです。

 

切り替えし カーテン タテ

カーテンの楽しみ方は、一日を通じて自由に楽しめます。

 

パレットストライプ カーテン

以上本日は、窓辺に適度な色のリズムを加えて無地を楽しむ『パレット ストライプ』 スタイルを使ったコーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com

 

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