本日のブログでは、
「リビング・ダイニング」エリアのアクセントとなる小窓での『ローマンシェード』の「柄出し」納品事例の打合せ内容をご案内させていただきます。
「カーテン」・「ローマンシェード」生地の選定。
メーカー:川島織物セルコン
カタログ:『filo(フィーロ)』
生地:FF-4661・『イツシバ』
カラーバリエーション・・・2色
生地幅:141cm
生地組成: ポリエステル(100%)・ウオッシャブル
柄リピート:タテ:84.6cm、ヨコ:70.5cm
生地価格: 9,300円/m(6,600円/㎡・税別)
今回ご採用いただきました生地は、川島織物セルコンの織物生地、『イツシバ』FF-4661で、『和』のイメージも合わせ持つも、クラシカルな印象の織物生地です。 こちらの生地は、全2配色のカラーバリエーションをご用意しております。
上の写真では、現地でのお打ち合わせ過程の中で、「リビング・ダイニング」でご採用になりましたカーテン縫製サンプルを実際に現地で広げて、「小窓」用の『ローマンシェード』の「柄(パターン)出し」の配分を、窓のサイズと照らし合わせてイメージ確認後、納品をさせていただいた過程です。
納品をする窓の内寸が、W72cm×H133cmでしたので、生地本来が持っている柄リピートを参考にしつつも、納める窓のサイズに最適な柄の「切りだし」を打合せする必要がございました。
『ローマンシェード』の柄出しは、生地のパターン、窓のサイズ、お客様の嗜好を手掛かりに提案をする必要がございます。
トータル・コーディネート後の様子。
こちらが納品後の「小窓・ローマンシェード」の柄出しの様子です。
生地の持つ「柄リピート」は、タテ:84.6cm、 ヨコ:70.5cmでしたが、W72cm×H133cmの縦長系の小窓『ローマンシェード(プレーン)』にて、生地を段階的に昇降しながら、様々な「畳み代(たたみしろ)」でのパターンの表情を楽しむためには、基本的に縦方向のパターンの流れを意識しながら柄の「切りだし」を行う方が良い様でした。
ただし、完全に引き上げた時の「柄出し」の状態は、前出の『ストレート・バランス(上飾り)』の画像で表現されている様に、横長方向のパターンが美しく表現されるように留意する必要もございます。
「リビング・ダイニング」の3つのタイプの窓において、『ローマンシェード』の「柄出し」の担う役割は重要で、ヒダのある他の窓のカーテンのパターンを象徴する視覚的役割を持ちますので、柄の出し方を変えれば、空間全体のイメージ・ニュアンスにも影響します。今回は、その様な観点を加味しながら、ローマンシェードの「柄出し」のコーディネートをさせていただきました。
当社・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html
当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
当社・『川島織物セルコン オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/kawashima.htm
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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