Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

ハンターダグラスの電動シルエットシェード。最新モデル・PowerView【GEN3】の特徴。

2025年04月07日

ハンターダグラス シルエットシェード power view GEN3 展示  取扱店 価格

ミツワインテリアでは、電動調光ロールスクリーンを扱う国内外全5社の展示品をご用意しておりますが、本日は2/28日より発売が開始されたハンターダグラス・電動「シルエットシェード」の最新モデル・PowerView®︎ Gen3 Automationについて特徴を解説させていただきます。

 

ハンターダグラスの電動「シルエットシェード」
PowerView【GEN3】とは。

ハンターダグラス シルエットシェード MISTERE  展示  取扱店 価格

こちらは電動「シルエットシェード」の最新モデルPowerView®︎ Gen3 Automation(※以下、Gen3】)の当社展示品です。

生地には、スラット(羽根)にわずかな揺らぎの表情を持たせた、織りの美しい『MISERRE』(3インチ限定・全6配色)より、WHITW  RABBIT(A42-620)を組合わせて展示しています。

 

電動シルエットシェードの場合、第1世代である赤外線 + FM通信の「Power Rise」を経て、2022年のモデルチェンジで無線周波数(RF)通信システムの「PowerView」を第2世代【Gen2】として迎えましたが、今回「Power View」の追加バージョンとして、Bluetooth通信「Gen3(ジェンスリー)」を第3世代としてラインナップに加えています

【Gen3】の登場により第2世代の【Gen2】が無くなるわけではありませんが、【Gen2】で採用しているRF通信と、【Gen3】で採用しているBluetooth通信のどちらが良いかは、使用する目的や環境によって異なるため、ペアリング等、設定方法の違いと併せて両者のおもな特徴(長所と短所)についてもまとめておきます。

 

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RF通信【Gen2】の場合

・本体とのペアリングは「Gen2 専用リモコン」で行います。
・ペアリングは本体の設定ボタンを押しながらリモコンで行います。
・RF通信範囲外での遠隔操作や、GoogleアシスタントやApple「Siri(シリ)」を使ったIOTに対応させる場合は、別途オプションの専用HubとWi-Fiを中継させる必要があります。

長所
・ 通信距離:   Bluetoothより通信距離が長く、障害物にも強い傾向がある。
・ 安定性:  比較的安定した通信が可能。
・ 同時操作: 複数の機器を同時に操作するのに適している場合がある。

短所
・ 単方向通信:  単方向通信のため、リモコン側で機器の状態を確認できない。
・ ペアリング:  製品本体の設定ボタンを押しながらのペアリングが必須。

 

———-

Bluetooth通信の【Gen3】の場合

・Bluetooth圏内でのペアリングではリモコンは使わず、専用アプリを経由した遠隔操作で行います。
・Bluetooth通信範囲外での遠隔操作や、GoogleアシスタントやApple「Siri(シリ)」を使ったIOTに対応させる場合は、別途オプションの専用GatewayとWi-Fiを中継させる必要があります。

長所
・ ペアリング :  遠隔操作でのペアリング。

・双方向通信:  アプリ側で機器の状態を確認したり、より高度な操作が可能。
・セキュリティ:  ペアリングによる暗号化通信により、セキュリティが高い。

短所
・通信距離:  RFリモコンよりも通信距離が短く障害物に弱い傾向がある。
・同時操作:  複数機器の同時操作は、RFリモコンの方が適している場合がある。

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以上が、RF通信【Gen2】とBluetooth通信【Gen3】の特徴解説で、専用アプリでは両世代の製品を一元的に管理できますが、専用リモコンに世代間の互換性は無く、各世代専用のものを使用する必要がありますのでご注意ください。

最後に、RF通信【Gen2】よりBluetooth通信【Gen3】の方が優れているとされる推しポイントを以下に3点ご案内させていただきます。

【Gen3】の推しポイント
① アプリを介した設定作業が格段に容易になった。
② 高所窓などでの設定作業も遠隔操作で対応できるようになった。
② 基本通信圏内での使用であれば、専用Gatewayの併用無しで、アプリを介したタイマー設定、スケジュール設定、お好み停止位置の設定が可能になった。

 

以上、本日はハンターダグラス製品の電動最新モデル・PowerView【GEN3】のご案内をさせていただきました。

ミツワインテリアでは、東京・神奈川エリアでの出張対応を行っており、現地で実際にご確認いただける実機サンプルもご用意しております。

ご来店予約・出張依頼のご相談はお電話または以下のお問合せフォームよりお承りいたしますので、お気軽にお問合せください。

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:
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調光ロールスクリーン「FUGA」の遮熱生地【HEATPROTECTION】。新色のご案内と納品事例。

2025年03月24日

調光ロールスクリーン『FUGA』収録の遮熱生地【HEATPROTECTION】に新色が加わり、全4色展開となりました。

これまで遮熱対応生地はAC-2303(Silver white)のみの対応でしたが、新たに現代のインテリアに溶け込みやすいニュアンスカラーのAC-2002(Ecuru)AC-2003(Honey Beuge)AC-2004(Grege)が加わったことでより幅広いインテリアシーンでご採用いただける様になりました。

 

遮熱生地【HEATPROTECTION】について。

FUGA 遮熱 HEATPROTECTION 取扱店 価格

ミツワインテリアでは、【HEATPROTECTION(遮熱)】の全色展示サンプルをご用意し、実際の提案で活用しております。

 

これまでFUGAでは、採光生地より遮熱性の高い遮光生地【Blackout】で遮熱対策を講じることが多かったのですが、より遮熱効果を高めた【HEATPROTECTION】のカラーバリエーションを増やすことで、提案の幅を広げています。

【HEATPROTECTION】でも、遮熱性を高めるために遮光性にも関わる黒糸を使用していますが、黒糸の割合を減らしつつ生地全体の糸密度を高めることで生地の温度上昇を抑えた遮熱生地となっています。

 

FUGA 遮熱 heatprotection スラット 重なり

また【HEATPROTECTION】では、他の生地よりもスラット背部の立ち上がりを深くすることで、スラット全閉時の遮熱性を高める生地構造を採用しています(※日本・韓国・中国での特許を取得済)。

 

 

【HEATPROTECTION】の新色採用事例。

ここからは、【HEATPROTECTION】の新色を実際にご採用いただいたマンションでの導入例です。

 

FUGA 遮熱 HEATPROTECTION AC-2002 Ecru 展示 価格

新居へのお引越しにあたり、西北に面した10枚FIXの台形窓に『FUGA』の電動タイプを5分割で導入いただくことになりましたが、採光・遮熱・遮光の3種類で検討された結果、遮熱の新色(AC-2002・Ecru)をご採用いただきました。

 

FUGA 遮熱 HEATPROTECTION マンション西日 事例

調光ロールスクリーン 遮熱 事例

今回の様な台形窓の場合、カーテンボックス内にある既存のカーテンレールにカーテンとレースを掛けると、カウンターを覆う様な床までの納めになってしまいますが、FUGAはカーテンレールの内側(窓寄り)に配置させるすることができるため、製品全体をカウンター内に納めることができました

窓回りをすっきりと見せたい方、部屋をより広く使いたい方に好評の納めです。

 

調光ロールスクリーン マンション 角部屋 L字窓

調光ロールスクリーン コーナー窓 納まり

角度・135度のコーナー部分での調光イメージの補足。

FUGAのスラットを全閉にした際に生地間の隙間が最大になりますが、全開(スラット水平)にすると生地が40mm程度立体的化して隙間が軽減されます。

 

調光ロールスクリーン 分割 方立またぎ

なお今回の事例では、連続する窓を区分する方立の張り出しが無かったため、2枚のガラスを1台の製品で覆う納めができたのですが、参考イメージ(写真上)の様に、窓を区分する方立が凸型に張り出している窓で同様の納めをした場合ではコーナー部分のサッシと製品の距離が遠ざかってしまうため、方立の内側で製品を細かく分割する納めも存在します(⇒参考事例)。

現調にあたってはこういった窓の特徴を勘案した見極めを行ったうえで製品の分割をご検討いただいております。

 

電動 調光ロールスクリーン コンセント 工事

次に本事例では、ご入居前に実施された内装リフォームに併せて、カーテンボックスの右端に専用コンセントを新設していただき、1つの電源で製品5台を連動させる【連結仕様】で納めています。

 

電動調光ロールスクリーン コンセント 外付け

参考までに、コンセントの新設が難しい場合、窓周辺にある既設コンセントを経由させて外付コンセントを用意する場合もごさいますので、電動製品をご検討の場合の御参考とされてください。

 

最後に動画でのイメージご案内です。

 

以上、本日は調光ロールスクリーン『FUGA』・遮熱生地【HEATPROTECTION】新色のご案内と実際の納品事例をご案内させていただきました。

ミツワインテリアでは、東京・神奈川エリアでの出張対応を行っており、現地で実際にご確認いただける実機サンプルも豊富にご用意しております。

ご来店予約・出張依頼のご相談はお電話または以下のお問合せフォームよりお承りいたしますので、お気軽にお問合せください。

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傾斜窓タイプのバーチカルブラインド納品事例。

2025年03月15日

傾斜窓 バーチカルブラインド おすすめ 人気

傾斜窓 バーチカルブラインド 内付 正面付

注文戸建て住宅のリビング・ダイニングに傾斜バーチカルブラインドをご採用いただきました。

 

今回、ご採用いただいた製品は、タチカワブラインドの傾斜窓用バーチカルブラインドです。

タチカワでは、一般住宅用「ラインドレープ」業務用「バーチカルブラインド」の各カタログで傾斜窓タイプを取扱っていますが、今回の事例では、リビング側の横長傾斜窓に「ラインドレープ傾斜窓」を、最大製作対応高がラインドレープの規格外となるダイング側の縦長傾斜窓に「バーチカルブラインド傾斜窓」をご採用いただきました。

但し、以下補足すると、両製品の製品構造や操作方法に違いはなく、主な違いは製品対応サイズ生地バリエーションですので、違和感なく2つの製品を併用することも可能なわけです。

 

「ラインドレープ傾斜窓」を窓枠内付で設置

傾斜窓 バーチカルブラインド 採寸

タチカワブラインド ラインドレープ傾斜窓 事例

リビング側の傾斜窓には一般住宅用の「ラインドレープ傾斜窓」を窓枠内付で設置しました。

 

内付用・傾斜窓製品の採寸では、まず底辺(WB)両側面(HA)(HB)の正確な寸法をミリ単位で測り、斜辺(WA)も極力正確に測る必要がありますが、鋭角部分の正確な採寸は難しく、高所窓などでは更に斜辺の採寸が難しくなりますので万全の準備が必要となります。

 

タチカワ ペルレダブル 事例

なお、傾斜窓(fix)の短辺側に並ぶ換気窓には、バーチカルブラインドと同じ厚手生地の対応がある、プリーツスクリーンのダブルタイプをコーディネートして統一感を持たせました。

 

「バーチカルブラインド傾斜窓」を窓枠正面付で設置

次に、ダイニング側の傾斜窓は、製品高がH3000mmを超えるため業務用「バーチカルブラインド傾斜窓」を設置することになりました。

 

窓枠内に設置できないため窓枠正面付での設置となるのですが、斜辺の両脇に天井材が接近しているので、製品幅は窓枠外寸で作ります。

 

タチカワブラインド バーチカルブラインド傾斜窓 事例

こちらも、ミリ単位の正確な採寸を行いピッタリサイズで納めることができました。

 

タチカワブラインドの傾斜窓タイプでは、「ラインドレープ傾斜窓」、「バーチカルブラインド傾斜窓」共に操作方法はコード・チェーン操作となります。

 

傾斜窓 バーチカルブラインド 畳み代

操作側は左右どちらにも指定可能ですが、ルーバーの納まりは長いルーバー側に納める必要がありますので、設計においては納まり側に換気窓を配置品に方が良いでしょう。

 

吹抜け 傾斜窓 バーチカルブラインド 事例

リビング ダイニング 傾斜バーチカルブラインド 事例

以上、本日はタチカワブラインドの一般住宅用「ラインドレープ傾斜窓」と業務用「バーチカルブラインド傾斜窓」の組合せ納品事例をご紹介させていだきました。

傾斜窓が設計の見どころだったということで、空間に溶け込む製品の納まりに大変ご満足をいただくことができ何よりでした。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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ノーマンのウッドシャッター(Zフレーム)とウッドブラインドの組合せ納品事例。

2025年03月14日

ノーマン ウッドブラインド ウッドシャッター 併用

マンション 廊下 通路側 窓 ノーマン ウッドシャッター

こちらは、新築マンションご入居時における、NORMAN(ノーマン)ウッドシャッターの採用事例です。

出入窓でご採用いただいたウッドブラインドと色を合わせたウッドシャッターを腰高窓にご採用いただきましたが、【Zフレーム】を使用した開き戸タイプに焦点を当てて、製品の特徴と検討時の注意点を交えたご紹介をさせていただきます。

 

腰高窓でのウッドシャッター導入
3種類のフレームタイプをご用意

ノーマン NORMAN ウッドシャッター 取扱店 展示 価格

ミツワインテリアでは、現地での打ち合わせに配慮したウッドシャッターの実物展示をご用意しています。

 

フレームタイプも、【Zフレーム】【Lフレーム】【ハングストリップ】の3タイプを、実際の住宅シーンでされることが多い、47mm63mm76mmルーバーとの組合せでご用意し、お客様とのイメージ共有に役立てています。

 

こちらは現調時の様子。

お客様のご要望は、LDと寝室の腰高窓に、ウッドシャッターを採用したいというものでしたが、検討している3窓のうち2窓に横引きタイプの網戸落下防止用の手すりが付いているため、それらを踏まえた設置の可否を考えました。

 

ノーマン ウッドシャッター Zフレーム 腰高窓 4方枠

まず、窓枠内に障害物が無い共用廊下に面した窓では余裕を持ってウッドシッャターを設置できました。

 

マンション 窓枠内 落下防止用手すり 外す

次に横引き網戸と転落防止用の手すりが設置されている窓では、窓枠内の有効奥行きが狭く、手すりが設置上の障害物となっていましたが、本事例では落下防止手すりを後方の網戸側に移設することでウッドシャッターを設置できることがわかりました。

 

ノーマン ウッドシャッター Zフレーム とは

現調を踏まえたうえでご採用いただいた製品仕様は、【Zフレーム】を使用した開き戸タイプ63mmルーバーの組合せです。

 

落下防止用 手すり ウッドシャッター 

Zフレームの場合、窓枠内に33mm以上の有効奥行きが必須ですが、47mmまたは63mmルーバーまでの組合せであれば最小奥行きの範囲内で設置が可能。

現調時に実際のサンプルを当てて納まりの確認をいただいたうえでご採用いだきました。

なお本事例では、落下防止手すりのバーを左右反転させることで脱着ネジを手前側にすることができ、これにより将来的な網戸の貼替え等に支障のないように納めています。

 

ノーマン ウッドシャッター Zフレーム 窓枠を隠す 納まり

28mmの【Zフレーム】で25mm幅の白い4方枠を覆うとこの様に納まります。

 

今回の採用色は、木の呼吸を活かしつつ素材の劣化を抑制する自然由来(植物油)の浸透性・艶なし塗料「マットフィニッシュシリーズより、ウッドブラインドにも対応色があるボニー(1204)でしたが、窓枠と素材感と色調の異なる材を選ぶ場合にZフレームはおすすめとなります。

 

63mm ウッドブラインド 63mm ウッドシャッター

63mmスラットのウッドブラインドと63mmルーバーのウッドシャッターのまとまりも良く、同じ空間で併用しても違和感なく納まります。

 

マンション 寝室 ウッドシャッター ノーマン

以上、本日は、ノーマンのウッドシャッターとウッドブラインドの組合せ納品事例を、【Zフレーム】を使用した開き戸タイプに焦点を当ててご紹介させていただきました。

 

ノーマン ウッドシャッター ウッドブラインド 取扱店 東京 神奈川 価格

ミツワインテリアでは、ノーマン・ウッドシャッターとウッドブラインドの商談用展示品をご用意しておりますので、各製品単体でのご相談から組合せでのご検討まで幅広く対応しております。

東京・神奈川エリアでの出張も行っておりますので、詳細はお気軽にお問合せください。

 

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レース機能付きバーチカルブラインドの特徴とメーカー別比較(ニチベイ、タチカワ、トーソー)。

2025年03月10日

バーチカルブラインド 取扱店 全社 ショールーム 東京 神奈川

ミツワインテリアでは、国内3大ブランドとして知られる、ニチベイタチカワブラインドトーソーバーチカルブラインドを、標準的なシングルスタイルからレース付のセンターレーススタイルやバックレースタイル、電動タイプまで大小10種類の展示品でご用意し、メーカーごとの比較を踏まえたご案内をしています。

 

センターレース バーチカルブラインド ニチベイ タチカワ トーソー メーカー 比較

本日は、その中でも近年のトレンド商材となっている「センターレーススタイル」と呼ばれる仕様のバーチカルブラインドについて、メーカーごとの特徴紹介と製品比較を踏まえたご案内させていただきます。

 


 

ニチベイ vs タチカワブラインドvsトーソー製品の
特長と主だった違いの考察。

 

ニチベイ
『アルペジオ』 センターレーススタイル

バーチカルブラインド センターレーススタイルとは

 

まず、最初にご案内するのが、レース付バーチカルブラインドの製品化を最初に行った、ニチベイ 『アルペジオ』の「センターレーススタイル」です。

製品化以来25年前以上経つ現在でもバーチカルブラインドの最上位として根強い人気を誇るロングセラー製品で、カーテン&レースの2重吊りよりもコンパクトで、洗練された直線的な意匠性が評価されています。

 

ニチベイ アルペジオ  センターレーススタイル 特徴 ルーバー 重なり

発売当初から継続されている、100mmの不透明ルーバーに85mmのセンターレースを斜めに差し込んだ仕様の場合、レース全閉時における不透明生地とレース生地の重なる割合はおよそ6:4となります。

 

ニチベイ センターレーススタイル 他社 比較

 

センターレーススタイル カーテンボックス 奥行き

当社では、『アルペジオ』 センターレーススタイルの展示品をW2000mm × H2500mmのサイズでご用意していますが、奥行き12cm程度の狭いボックスや、8~9cmの窓枠内にも設置が可能で、左右180°の自由な調光と、一般的なバーチカルブラインドにはない意匠性プライバシー性断熱性(遮熱・保温)UVカット性を向上させることができます。

 

センターレーススタイル 125mm 展示 取扱店

また、2024年6月からは、100mm不透明ルーバー製品に加えて、125mmの不透明ルーバー100mmのミラーセンターレースを組合わせた新仕様が登場しました。

125mm厚手ルーバーのセンターレーススタイルは、従来品である100mm(標準タイプ)の価格+10%加算のオプション製品で、ルーバーが広くなった分、カーテンボックスでの取付に必要な奥行きが140mm以上必要となりますが、ルーバーピッチが80mm⇒約95mmと広くなったことにより、シースルー使用時の視界がよりゆったりとし、ルーバーを畳み寄せた際の畳代を1割以上コンパクトにできる特徴を持った製品です(※当社でも: W600mm × H2500mmの展示品をご用意)。

 

センターレーススタイルで展開するシースルーは、プライバシー性確保遮熱機能を併せ持つ『ミラーセンターレース』(12色)となります。

 

次にセンターレーススタイル採用時の注意点となるの製品幅サイズ搬入経路の視点考察について以下ご案内させてていただきます。

センターレーススタイルの場合、 対応製品幅はW300mm4000mmまでですが、業務用に使われるツーループコード式であれば片開き限定でW6000mmまでの製作対応が可能です。

また、搬入経路に配慮した分割設置方法として【レールジョイント仕様】を用意し、均等2分割での最大製作幅はW4000mmまで対応しますが、この場合接続部の生地配列は分割左側:レース、分割右側:不透明生地となり操作仕様は「両側操作(両開き)」に限定されます。

 電動製品をご検討の場合は分割仕様はなく、最大製品幅:W4000mm(※12㎡)までの製作対応となります。

 


 

タチカワブラインド
『ラインドレープ』 ペア アンサンブル

続いてタチカワブラインド 『ラインドレープ』の 「ペア アンサンブル」のご案内です。

ラインドレープ ペアアンサンブル 展示 東京 神奈川

 ペア アンサンブルの展示品はW1200mm × H2500mmのサイズでご用意しています。

 

タチカワ ラインドレープ ペア アンサンブル 特徴 ルーバー重なり

ペアアンサンブルのルーバー構成は、100mmの不透明ルーバーと同幅の100mmレースでの組合わせで、レース全閉時における不透明生地とレース生地の重なる割合は、1:1となります。

 

 

「ペア アンサンブル」に対応するシースルーは、従来からある15色展開のミラーレース『エール』に、5色展開で遮熱・ミラー機能・UVカット機能をを併せ持つ『フィラレ遮熱』、リネン(天然繊維)風の繊細な質感とミラー・UVカット機能をを併せ持つ『リノレ』(全3色)が加わった全23色展開からお選びいただけます。

 

次にペアアンサンブル採用時の注意点となる製品幅サイズ搬入経路の視点考察ですが、タチカワ製品の場合、特に搬入経路の確保がが問題視されるマンションでの採用に重きを置いた品揃えに重きをおいていて、現地で均等2分割された製品を連結できる【レールジョイント仕様】や、左右のサイズが異なる不均等2分割にも対応する【2連取付仕様】を用意しています。

 

ラインドレープ ペアアンサンブル レールジョイント仕様 特徴

ペアアンサンブルの場合、 製品1台の対応製品幅はW500mm4000mmまでですが、2025年4月発売の新仕様より、搬入経路に配慮したレールジョイント仕様】の対応製作幅が最大W6000mmまでに拡大されました(※操作仕様により異なる)。

また、この場合の開閉仕様も「両開き」に加え「片開き」にも対応可能となることでより広範囲な窓に対応するようになりました。

 

ラインドレープ ペア アンサンブル 2連取付仕様 注意点

更に 搬入経路に配慮したもう1つの分割設置方法として【2連取付仕様】を用意し、製品2分割での総幅W5800mmまで対応しています。

2連取付仕様は、レールジョイント仕様よりもリーズナブル価格の分割仕様で、左右を個別の「片開き」とすることで、左右のサイズが違う両開きに対応できる点、窓の左右で異なる操作(※開閉・調光)をしたい場合に適した操作仕様である点がメリットとなっています。

ただし、接続部の生地配列は不透明生地同士の重なりとなり連続性は得られないことと、最大面積制限(9,57㎡)があるため、製品高:H2400mmの窓を想定した場合は、実質的な製作幅がW4000mm程度に制限される点にご注意いただく必要があります。

 電動製品をご検討の場合は分割仕様はなく、最大製品幅:W4000mm(※12㎡)までの製作対応となります。

 


 

トーソー『デュアルツイン』 

 

トーソー デュアルツイン 展示 取扱店 東京 神奈川

最後に、トーソーのバーチカルブラインドトーソー(TOSO)の 「デュアルツイン」のご案内で、当社ではW1200×H2500の展示品をご用意しています。

トーソー『デュアル』はこれまで、シングルルーバーのみの展開でしたが、2024年12月から『デュアルツイン』が加わったことで、センターレースタイプのバーチカルブラインドはニチベイ、タチカワ、トーソーの3社の展開となりました。

 

トーソー デュアルツイン 特徴 ルーバー 重なり

 

「デュアルツイン」の場合、100mmの不透明ルーバーに80mmレースを組合わせたルーバー構成になっています。

また、調光時のルーバー間ピッチをニチベイ、タチカワの約80mmより10mm狭い約70mmピッチとすることでレース全閉時における不透明生地表出の割合を大きくしています

 

「デュアルツイン」の場合、プライバシー性確保遮熱機能を併せ持つ『リレ』(3配色)をご用意しています。

他社製品と比べるとカラーバリエーションを絞っていますが、適度な透過性を持ち、色調を抑えた使いやすいレース構成となっています。

 

次にデュアルツイン採用時の注意点となるの製品幅サイズ搬入経路の視点考察について以下ご案内させてていただきます。

デュアルツインの場合、 対応製品幅はW300mm4000mmまでで、電動製品やレールの分割仕様には対応しませんが、バトンタイプでも製品幅:W4000mm(※製作面積12㎡以内)に対応している点が他社にない特徴となります。

またレース付バーチカルブラインドの中で唯一バランスウエイトにボトムコードを配した製品となっている点がデュアルツインの特徴となっています。

 


 

レースルーバーの動き方と相違点

デュアルツイン ペアアンサンブル センターレース 違い 比較 価格

最後に、ニチベイおよびトーソーのセンターレースタイプと、タチカワ・ペアアンサンブルスタイルレースルーバーの動き方について相違点を解説いたします。

 

まず、ニチベイ・センターレースタイルトーソー・デュアルツインの場合、レースルーバーの動きは不透明ルーバーの調光角度に応じて足並みを揃えながらゆっくり180°回転するため、不透明ルーバーを垂直にした状態でのレースルーバーの角度は必ず上から見下ろして「N」字を描く状態となり、「逆N」字のレース配置に切替えることはできません。

 

これに対して、タチカワブラインド・ペアアンサンブルでは、レースルーバーの動きが不透明ルーバーを垂直にした状態を基準に、レースの配置を「N」字、「逆N」字にパタパタと切替えられる調整機能がある点がニチベイ、トーソーの製品とは異なります。

この調光機能の違いに関しては、お客様によって好みがありますので、どちらが良いかの判断は展示品を比較いただいてご確認をいただいております。

 


 

以上、不透明または遮光ルーバーにシースルーを組合わせたバーチカルブラインドを導入される際は、お好みの生地との組合わせと併せて、本日ご紹介した注意点をご参考いただきお選びいただくと良いでしょう。

 

本日はニチベイ 「センターレーススタイル」、タチカワブラインド「ペア アンサンブル」、トーソー「デュアルツイン」の製品解説をご案内させていただきました。

 

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