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ルーセントホーム の 『ハニカム・シェード(コードレスタイプ)』で、スタイリッシュな階段の断熱対策。

2014年12月19日

「アメリカン・スタイル」のインテリアにこだわりがあるお客様から、「LDK」及び「浴室(脱衣室)」と隣接する、1階・階段(開口部)の断熱対策に、『ルーセントホーム』の「シェルシェード(コードレスタイプ)」をご採用いただきました。

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まずこちらは、手作りのディスプレイをふんだんに組合わせてレイアウトされた、アメリカン・スタイルの素敵な「リビング・ダイニング」と「キッチン」の様子です。

 

スタイリッシュで効果的な
冬場の『階段』・断熱対策。

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『戸建住宅』の1F・階段は、「リビング・ダイニング」、「キッチン」そして「浴室エリア」とフルオープンで隣接しており,広々とした開放感はありますが、冬場の寒さが厳しいとの事で、「ロールスクリーン」よりも断熱(保温)性の高い、『ハニカムシェード』についてのご相談をいただきました。

 

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こちらが、納品後の様子です。
階段の構造(取付条件)に幾つかの制約があったため、工夫を凝らした製品選定と実際の納品にあたらせていただきました。

 

「ブランド」と「製品」の選定

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今回ご採用いただいた「ハニカムシェード」のブランドは、当社でも人気の高い、『ルーセントホーム』の「シェルシェード(デザイナーズコレクション)」の製品ラインナップの中から、「シングルシェード(コードレスタイプ)」です。

 

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「コードレスタイプ」は、昇降するためのコードやチェーンがついていないタイプで、手で軽く力を加えるだけで、シェード部分を上下に昇降できる製品仕様です、サイズの大小にかかわらず、軽量のシャッターを扱う感覚で容易にご操作いただけます。
また、コードレス構造のため、昇降システムの安全性の観点から、お子さまやペットなどがいる場合にお薦めできるタイプの製品となっています。

 

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『ルーセントホーム』の「シェルシェード(デザイナーズコレクション)」では、お好みに合わせて、「25mm」「38mm」の2タイプのセルサイズをご用意しております。
今回は、お客様のお好みにより、38mmセルをご採用いただきました。

 

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当社展示品(コードレス ダブル)の「遮光」生地の「ジーン・ブルー」の色味を気に入っていただき、今回は「セミオパーク(採光)」タイプの豊富な生地のバリエーション(全27色)より、都会的なネイビー(Navy Blue)の染色が美しい、『ジーン・ブルー(PLS310)』をお選びいただきました。

 

 

 「階段の形状」を考慮した設置場所の決定。
(その1・室内側より見たイメージ解説)

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こちらが、今回「シェルシェード」を設置させていただきました階段をLD側から見た様子です。
単純構造でない階段の場合は、「ハニカム シェード」を最も効果的かつ機能的に使用できる場所の特定がまず第一に必要となります。

 

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こちらの階段の場合で効果的な『断熱』と適切な設置を行うためには、全体の開口部の状態や階段内・左右の「凹凸」を調べて製品の昇降ができる有効寸法を調べる必要がありました。
今回はご覧の様に、階段の袖の「開口」エリアを避け、なおかつ設置希望位置(=昇降位置)左右の壁面の突起(障害)物に「シェル・シェード」の幕体が引っ掛からないサイズで製品の「ボトムレール」が階段に着地する幅寸法を調べました。

 

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また、希望設置面の上部に関しては設置(ビス止め)可能な、「水平」又は「垂直」構造の取付面がある必要がございます(ビス下地がある事は必須)。
今回の場合は、設置希望エリアの天井面が、傾斜のある「勾配天井」となっていたため、今回は裏側である階段側の「壁面に正面付」で製品を設置して、畳み上げた時に製品全体が壁面内に収納される納めで設置個所を決定する必要もございました。

 

 

 「階段の形状」を考慮した設置場所の決定。
(その2・階段側より見たイメージ解説)

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「LDK」の裏側である階段側の壁面に「正面付」で製品を設置して、畳み上げた時に製品全体が壁面内に収納される納めのための取付金具の設置イメージです。
こちらの壁には全体的にビス止め下地が確保されておりましたので、この位置に設置が可能でしたが、通常は石膏ボード仕上げのケースが多いので注意が必要です(下地の確保されていない箇所への取付は基本的にはお受けいたしません)。

 

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また、この設置方法の場合、取付位置の正面が「階段側」を向きますので、シースルー生地以外の「ハニカムシェード」の場合、肝心な「室内側」に生地の裏側(白系)が来てしまうという問題点がございます。
この問題を解決するためには、「ヘッドレール」に反転する仕様でシェードの前側の幕体を設置する必要がございますが、製品の構造上の問題で、そのイレギュラーなリクエストに対応をしてもらえるメーカーは現在のところ『ルーセントホーム』の「シェルシェード」だけです。

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こちらが「ヘッドレール」に反転する仕様で、シェード前側の幕体とボトムレールを仕上げられた『シェルシェード』のイメージです。
ご覧の様に、『ジーン・ブルー』の生地の裏側の生地色は「白系」となっており、これは「遮光」生地の場合も同様です。
「屋外」から見た窓辺のイメージは、白系のファブリックイメージとなります。

 

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そしてこちらは、「勾配天井」の裏側の階段の壁面に本体が収納されている様子です。
正面付により、「ヘッドレール」の前側が階段側を向いいます。

 

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階段側に「正面付」で設置された『シェルシェード』を引き降ろした様子を、階段側から見たイメージです。
使い方としては、階段の降り始めに軽くシェードを引き下ろしていただき、「LDK」側に出た際に残りのシェードを引き下ろしていただければ、個人差(身長など)はありますが、この『コードレス』タイプをご使用いただけます。

 

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無事に、採寸の際の注意点であった、左右の障害物の突出部分の中に製品が納まる仕上がりとなりました。

 

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そして、こちらは、「LDK」側を向く製品の出来上がりのイメージです。
今回の事例では、製品を畳み上げた時に本体が、階段側の壁収納されるの部分のイメージとなります。

 

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シェードの中に空気層を含む「ハニカム構造」生地の効果により、設置すると同時に階段からの寒気が大幅に遮断され、暖房効率も上がりました。
意匠性も良いので、こだわりの断熱対策となり、インテリア性も向上致しました。 

 

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 こだわりの「LDK」のインテリア・イメージを損なうことなく、スタイリッシュな『階段』の断熱と空調対策が出来上がり、大変ご満足をいただく事が出来ました。 

 

『ルーセントホーム』・Webサイト。
http://www.lucenthome.jp/

当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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