 |
|
こちらは、リフォーム前の様子。
内装の仕上げは、壁面、天井面ともに塗装仕上げ専用の壁紙である、ルナファーザー・フリーズ(NO.741)の下地壁紙仕上げに、英国の伝統的塗料F&B(ファローアンドボール・ペイント)を塗装して仕上げることになりました。 |
|
|
 |
|
 |
|
まず最初に、現状の壁紙をはぐるとかなり下地の損傷が激しい状態でした。
第一段階として壁紙の裏打ち紙を剥がします。この部分が接着不良の場合、塗装仕上げをした際に壁面にふくれが生じ修復困難となりますので丁寧に除去作業を行います。 |
|
|
 |
|
 |
|
ただ単に裏打ち壁を剥がすだけでは美しい仕上がりは到底望めませんので、サンドペーパーで表面の不陸(凹凸)をなだらかにします。 |
|
|
 |
|
 |
|
ある程度下地の平滑が達成されたのちシーラー処理を行って本格的なパテ処理の下地を作ります。最終的には写真左側の様な状態に仕上げていきます。 |
|
|
 |
|
 |
|
塗装下地用壁紙のリフォームで一番大切なのが、こうした下地の補修作業です。
塗装用壁紙のほとんどは紙厚が薄いため(国産量産品の1/2〜1/3以下)、下地処理を怠ると、貼り上がりの見栄えが悪くなってしまいます。写真のように下地の凹凸に丁寧なパテ補修を繰り返し行い全面を平滑にする作業が不可欠となります。 |
|
|
 |
|
 |
|
下地損傷部分のパテ処理が完成しました。
壁面が乾燥したら再度ペーパー処理して壁面の平滑性を高めます。
そしてパテ補修後、壁紙と下地材の接着を強固にするためのシーラー処理で、壁紙施工下地を完成させます。 |
|
|
 |
|
 |
|
壁紙施工用下地が完成したら、いよいよルナファーザーのフリース壁紙を施工します。
フリース(NO.741)施工の場合、目安として1部屋(6帖)に2〜3日の工期(塗装作業含む)が掛かります。
|
|
|
 |
|
 |
|
塗装専用壁紙の下地施工が完了した状態です。純白でフラットな壁面、天井面は、さながら漆喰(しっくい)壁の雰囲気が感じられます。
この非常に強い繊維組織を持つ塗装専用壁紙に塗料が浸透すると、ひび割れのないクラックレスな塗装仕上げが完成いたします。 |
|
|
 |
|
 |
今回のリフォームでは、仕上げ塗装材として、英国の伝統的塗料として有名な、F&B(ファローアンドボール・ペイント)を採用いたしました。壁面には、豊富なグリーン色の中から、COOKING APPLE GREEN(NO.32)を、最上部の天井面と見切りのモールディング塗装に純白のALL WHITE(NO.2005)、天井より一段下がった梁(はり)面の塗装にごく僅かにクリーム色の加味されたWHITE TIE(2002)と使い分けています。
|
|
|
 |
|
 |
 |
 |
ALL WHITE(2005)
(天井面)
|
WHITE TIE(2002)
(梁面用) |
COOKING APPLE
GREEN(32)
(壁面) |
|
|
 |
|
 |
|
塗装作業風景です。今回壁面に使用したCOOKING APPLE GREEN(NO.32)は、味わい深いグリーンの発色が特徴で、「ナショナルトラストカラー(歴史的建造物の修復に採用される伝統色)」の1つに指定されています。
天然成分の顔料をふんだんに使用した驚くほど低臭のこの塗料は、これまでの塗料に対する臭いの問題を一気に解決させたと言われています。 |
|
|
 |
|
 |
|
最上部の天井面と見切りのモールディング塗装に純白のALL WHITE(NO.2005)、天井より一段下がった梁(はり)面の塗装にごく僅かにクリーム色の加味されたWHITE TIE(2002)、そして壁面にCOOKING APPLE GREEN(NO.32)を塗り分けた様子です。 |
|
|
 |
|
 |
|
塗装仕上げは、F&Bに限らず国内外のあらゆる塗料の使用が可能です。
ルナファーザーによる塗装仕上げリフォームは、壁紙の貼替よりも高級なリフォームに該当いたしますが、他の人との差別化を求める、本物志向のこだわりのあるお客様から多くの引き合いをいただいております。
|
|
|
 |
|
 |
|
東京都 渋谷区 中古マンション インテリア リフォーム事例 |
|
|