Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

ロールスクリーンの「逆巻き使い」と「生地表裏逆使い」とは?

2016年12月12日

***2023年更新情報***

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窓周りだけにとどまらず、階段、キッチン、収納棚などの手軽な「間仕切り」「断熱対策」として活用されることも多い『ロールスクリーン』

 

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「天付け」の取付方法と組み合わせて、生地の巻き上げ位置と表裏を逆」に指定したり、

 

ロールスクリーン 生地表裏逆使い仕様

「正面付」と組み合わせて、生地の表裏を逆」にするといったオプション指定が可能です(※要ビス下地)。

 

 

「タチカワブラインド」製品での名称。
『生地表裏逆使い仕様』・『逆巻き使い』

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「ニチベイ」製品での名称。
『表裏逆仕様』・『逆巻き仕様』。

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「トーソー」製品での名称。
『スクリーン表裏逆仕様』・『逆巻仕様』。

 

ご覧いただいた写真と図表だけを見ても理解しにくいですが、これがお打合せの中でお客様に『生地表裏逆使い』や、『逆巻き使い』を説明する場合に用いる、取扱いメーカーごとの参考・説明資料となります。

製作仕様の「名称」はメーカーごとで異なりややこしいのですが、本日はこれらの具体的な応用設置施工事例をご紹介させていただきます。

 

 


  

 
「ロールスクリーン」の『生地表裏逆使い』。
「意匠性」と「断熱性」のコントロール。

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ロールスクリーンの『生地表裏逆使い』という呼び方は、「タチカワブラインド」製品で使われている通称です。

上で紹介した図表で細かく名称が分類されていますが 「ニチベイ」」製品の場合は『表裏逆仕様』と呼び、TOSO(トーソー)製品の場合は、『スクリーン表裏逆仕様』と呼んでいます。

もともと、生地の表裏を逆にして屋外に生地の表側を向けることにより、店舗の「広告ロゴやデザイン」などを製品取付側の裏側でPRしたい状況で求められてきた製作仕様なのですが、最近では、窓面に限らず、室内をセパレートする「間仕切り」エリアでも活用できるため、無地の生地を使用する場合であっても質感にこだわりたい側に合わせて生地の表裏を逆使いで指定するリクエストが増えてきています。

 

パントリー ロールスクリーン

例えば、キッチンに隣接する「食品庫(パントリー)」スペースでの設置では、、、。

 

ロールスクリーン 逆巻き使い

パントリー側の開口部上に、製品設置するスペースと取付下地があれば、ロールスクリーンをパントリー側に隠れる様に「正面付」で設置可能です。

 

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「食品庫(パントリー)」側に正面付で設置されていますが、「生地表裏逆使いの正面付」の指定をしていますので、生地の「表面」はキッチン側に向いています。

 

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こちらはキッチン側から見た様子。

ロールスクリーンはパントリー側の壁面に隠れる様に収納されています。

 

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スクリーンを降ろすと、開口部は壁面と馴染みの良い「間仕切り」として演出され、意匠性のコントロールと併せて、パントリー側の開口部から入り込む冷気や暖気などを遮り、「空調効率」の向上も期待できます。

 

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キッチン側に向いている生地は「表面」ですので、表裏の判りにくい無地であっても微妙な質感にこだわれます。

表裏を逆にすることで「防炎ラベル」「洗濯表示ラベル」の縫い付け位置も逆になり裏舞台であるパントリー側に隠れます。

 

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「操作側」パントリー側にありますが、ロールスクリーンは、製品の特性上、ヘッドレールよりも生地巾の方が狭く(※巻きズレ対策)なっているので、このクリアランスを使用して、どちらの居室からも昇降操作が可能です。

ちなみに、このクリアランスは、「断熱性」という観点からいえば多少デメリットに働きますが、「換気扇」を使用することもあるキッチン近辺の間仕切りとして使用する場合は、ロールスクリーンの生地で開口部を大きく覆わない方が良い場合があります。

換気扇の使用によって生じる負圧の影響を受けて、スクリーンがキッチン側に引っ張られて膨らむことを避けるために最小限のクリアランスを考慮しても良いでしょう。

 

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ロールスクリーンのクリアランスは、フロアと壁面を区分する「巾木」の出っ張りを自然にクリアできることが多く、これはメリットと言えます。

「巾木」がある壁面での間仕切りにブラインドなどを採用する場合は、上部だけでなく下側の状況も採寸時にチェックする必要があります。

 

 

こちらは別の事例。

写真はネジウム磁石を使って天井材を支えている野縁を探している様子です。
野縁の位置が特定できればロールスクリーンを固定するブラケットの位置を決めることができます。

 

天井面にロールスクリーンを設置できる下地を確認できればこの様な間仕切り方も可能です。

以上は、ロールスクリーン『生地表裏逆使い』の事例紹介です。

 


 

 
「ロールスクリーン」の『逆巻使い』。
 生地背後の「障害物」対策。
 

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上のイメージ写真で紹介している、ロールスクリーンの『逆巻使い』という仕様は、タチカワブラインド製品で使われている呼称です。
ニチベイ製品の場合では『逆巻き仕様』トーソー製品の場合は『逆巻仕様(室内表)』と呼ばれています。

 

ニチベイ・『逆巻き仕様』での納品事例。

 

出入口窓 ロールスクリーン 逆巻き

トーソー ロールスクリーン 逆巻き

トーソー・『逆巻き仕様(室内表)』での納品事例。

 

『逆巻使い』仕様が採用される代表的な例としては、小窓の下に配備されている「開閉ハンドル」や、出入口用のハンドルが、窓枠内に障害物として存在する場合などが挙げられます。

製品が一直線に降下する、コンパクトな「アルミブラインド」などと違い、通常は巻径となるロールの後方から生地が降りてくる「ロールスクリーン」スクリーンの場合、下側にある開閉ハンドルに干渉することもあるため注意が必要です。

 

参考までに、「ブラインドボックス」内に2段階設置した、ロールスクリーンとハニカムシェードの納品事例では、掃出窓の開閉用レバーハンドルをかわすために、製作仕様を「逆巻使い」で使いました。
 そして、「逆巻使い」であっても、スクリーンの表側が室内側に向くように、先ほどご紹介した「生地表裏逆使い」も併用しています。

様々なシチュエーションに応じて、「ロールスクリーン」の製作仕様を変えることができます。

 

 

「収納棚」の意匠性を考える。
『逆巻使い』で効率的に美しく。

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扉のない、「収納棚」「収納クローゼット」周りを機能的に見せる役割として、ロールスクリーン『逆巻使い』の相談をいただくことも多いです。

 

ロールスクリーン 逆巻き

収納 ロールスクリーン

「収納棚」を段階的に間仕切ることもできる使い勝手が人気です。

 

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設計段階で取付希望箇所にビス下地が準備されていればいいのですが、用意されていない場合は、天井材を支えている「野縁」が取付下地として使用できるかを調べます。

 

ロールスクリーン 逆巻き とは

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ロールスクリーン『逆巻使い』を天井付で行う場合、ロールの巻きは収納側に向くため、スクリーンは上から下まで平面的な印象で納められます。

 

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ロールスクリーン 表裏逆仕様

居室の「壁装」や「建具」の色調と合わせて、手軽にコーディネートを楽しめます(※要取付下地)。

 

本棚 収納 ロールスクリーン

 

以上、本日は、窓周り品だけでなく、「間仕切り」としての機能性をもっている「ロールスクリーン」の応用製作仕様を事例紹介を含めてご紹介させていただきました。

 

◆当社・『ロールスクリーンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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大型窓の特徴とインテリア性を考慮した、「ナニック・ウッドブラインド」納品事例。

2016年12月06日

本日のブログでは、ナニック『ウッドブラインド(標準73色シリーズ)』より、幅広タイプの「横型60mmスラット」をご採用いただきましたLD窓での分割納品事例をご紹介させていただきます。

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緑豊かな眺望を楽しめる、20帖大「ルーフバルコニー」に面した1間半(W2550×H2200)LD窓に、幅広スラットの展開も豊富な、ナニック・横型ウッドブラインド「60mmスラット」にてご採用いただきました。

 

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採用カラーは、ブラウン系展開色の中から、カタログの参考イメージ色にもなっている人気の「バーニッシュドメープル(518)」です。

 

 

夜間の生活シーンでは、
照明の「調光」を変えながら。

ナニック ウッドブラインド バーニッシュドメープル 518

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今回は、納品が日没後であったため、室内照明(LED)の調光をMAXにしていただいて作業時のシーンモードでも撮影をさせていただきました。

「LED照明」の光源は、従来型の電球に比べて非常に強く、蛍光灯としての機能も併せ持つため、調光を調節することにより、活動的なシーンモードから、リラックスを重視したシーンモードまで切り替えることができます。

 

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茶系のウッドブラインドで演出するインテリアシーンでは、照度と光の反射を抑えた調光モードにより、製品の存在感が引き立ちます。

 

ナニック ウッドブラインド 60mm

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撮影にあたり、自然光で過ごす日中や、柔らかい電球色の発色で過ごす夜間のイメージを的確にお伝えしにくいのですが、日中や、照明の照度を落として過ごす現実的な夜間のインテリアシーンでは、「バーニッシュドメープル(518)」のスラット色は少し赤みがかった印象となります。

 

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店内でご覧いただき、現地にお持ちしたサンプルがこちら。

こちらの展示品はお持ちできますので、現地で実際の窓辺にウッドブラインドを当てて、木目の質感をご覧いただきながら、微妙な色の変更やスラット巾のイメージを確認していただきました。

 

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ちなみに、ご提案段階でお客様にご紹介させていただいた、同仕様(60mmスラット・バーニッシュドメープル色・バランス付)で納めた日中のイメージ事例はごちら。

やはり、日中の自然光を採り入れた状況の方が、夜間よりスラットの赤みが深まる印象です。
お客様からも、「無垢フローリング」と「漆喰壁」でまとめられた内装と、ウッドブラインドを分割設置した大型窓のイメージがとても参考になりましたとの感想をいただきました。

 

 

窓の出入口を考慮した分割仕様

ウッドブラインド 出入口 分割

3枚サッシの左側窓はFIX窓でしたので、機能性と実用性を考慮して、ウッドブラインドをルーフバルコニーへ出入りする中央と右側窓側をセパレートする縦フレーム部分で2分割設置をして納めることになりました。

ルーフバルコニーへの出入を手軽に行いつつ、出入口に関係しない窓のプライバシーや調光を独立させています。

また、窓枠上から天井までにかけての壁面には取付下地が用意されていましたので、窓全体をウッドブラインドで覆うことにより、視覚的にダイナミックに見える窓辺を設えるご提案をさせていだきました。

 

 

大型窓にも対応した「スラット」バリエーション。

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そして、ダイナミックな窓に仕立てられた分、「スラット巾・60mm」の幅広スラットをお楽しみいただくことができました。

一般的な国内メーカー品の場合ですと、スラット巾の展開は、最大でも50mm巾までですが、海外ブランドである、ナニック(73色シリーズ)では、更にスラット幅の広い「60mm」76mm」「82mm」といった幅広スラットが用意されていて、大型窓やフローリングの板目が広いインテリアシーンを意識したバリエーションを用意しています。

 

 

意匠性の高い「バランス」の併用。

ナニック ウッドブラインド Cタイプ バランス

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 そして、ブラインドボックスとしての意匠性を持つ、オプション「バランス」を天井と壁の境にレイアウトして、出入り口を基準に2分割で設置したウッドブラインドの上部を一体的にまとめる仕様で納め、窓辺の印象をより豪華でダイナミックに魅せる提案をさせていただきました。

 この様なコーディネート提案を経て、「無垢のフローリング」と、ドイツ製・天然素材壁紙「ルナファーザー」で貼り上げられた、お客様こだわりの「ナチュラル・インテリア」に調和するウッドブラインドを納品することができました。

ちなみに、ナニック・ウッドブラインドが『窓辺の家具』と称賛される、こだわりの説明については、バックナンバー「⇒ こちら」の記事をご覧ください。

 

 

ご来店いただいて、
お好みの製品を見極める。

JBS ウッドブラインド 電動easyリモコン タイプ

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ミツワインテリアの店内では、「電動タイプ」や「バーチカルブラインド(縦型)」を始めとして、様々なサイズ、仕様、メーカーのウッドブラインドを、大小25点以上、比較展示しており、大型展示品を除く、小型展示品については、カタログ、カラーチャートと一緒に現地にお持ちすることも可能です。

また、ウッドブラインド納品までの流れとしては、本事例のように、お客様が当社にご来店いただき、店内に大小展示している各メーカー(25種類)サンプルの見学を経て、お好みとご予算にあった製品をお選びいただく場合もございますが、遠方のお客様におかれましては、まず、お電話やメールでお問い合わせをいただき、ご提供いただいた窓辺の基礎資料より作成した下見積り案の提出を経て、正式に現地にカタログとサンプルをお持ちしておうかがいする場合がございます。

詳細は、お気軽にご相談下さいませ。

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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豪華な、ロイヤル『キャット・ソファ』 提案・造作事例。

2016年12月01日

キャット ソファ 造作 高級

本日ご紹介する事例は、メンテナンスを考慮して、分解、脱着、洗い替えなどの機能を持たせて造作した、ロイヤル『キャット・ソファ』納品事例です。

 

AVボード マントルピース 造作家具

キャット ソファ マントルピース

別途製作させていただいた「マントルピース」タイプの造作AVボードや、飾り棚としての「マントルピース」にコーディネートさせた『キャット・ソファ』のデザイン。

装飾的な用途でつかう「マントルピース」であれば、通常、ディスプレイ棚(テーブル)と、飾り暖炉などが収納されるスペースからなりますが、こちらのロイヤル『キャット・ソファ』で場合、座面のソファ、と内部で猫ちゃんが寛ぐ特別室仕立てとなっています。

使用しているファブリックは、カーテンと共生地の「型押しベルベット」です。

 

 

デザインの提案

猫用 ソファ

キャット ソファ オーダー

こちらが、今回ご提案させていただいた、ロイヤル『キャット・ソファ』のスケッチ(案)です。

スケッチは、お客様ご要望のサイズをヒアリングして、デザインを起こします。
そして、ソファに組み合わせるファブリックをご提案するためのイメージベースとしての役割を持ちます。

 

 

ファブリックの提案

BALLON D’OR バロンドール JAB ベルベット

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ソファ全体を構成するファブリックには、椅子張りにもご使用いただける、ドイツ・JAB社の「型押しベルベット」より、『BALLON D’OR(バロンドール)』をご採用いただきました。

 

JABの型押しベルベット、BALLON D’OR(バロンドール)

jab ベルベット カーテン

当社にも、カラーチャートと合わせて、「赤」と「紫」の縫製展示品(H240cm丈)をご用意しています。

 

ナショナルトレーディング,ベルベット

「赤」: 『BALLON D’OR』・2-9983-010

「型押し」模様の美しいベルベット・『Ballon d’or』は、もともと、ナショナルトレーディングと、ドイツのJAB社がコラボレーションして製作した、日本限定のオリジナル生地でしたが、好評につき、現在では全世界で愛用されている型押しベルベットとして知られています。

 

 

 

納品前の店内シュミレーション

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納品前に、完成品の各パーツの組み立てリハーサルを行ったときの様子です。

基本的に全てのファブリック・パーツは取外して、クリーニングなどメンテナンスが出来ることと、洗い替え用のメンテナンス・パーツ(予備材)も用意されています。

 

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メイン・クッションを支える脱着台座は、通気性の良いのスノコ構造で造作して、脇を固める「ボルスター(円筒)クッション」を、付属の紐で縛って固定できるようにしています(ボルスター自体はマジックテープでも固定できる構造になっています)。

背面と側面の「ファブリック・パネル」も脱着して洗い替えできます。

 

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内部のパネルや、クッション、飾りも同様のメンテナンスができます。

 

 

ロイヤル『キャット・ソファ』の納品

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そして、雲ひとつない快晴の日に無事納品できました。

ミツワインテリアの「リフォーム部門」と「ファブリック部門」担当者のコラボレーションは、大空間のインテリアから、小空間まで幅広く専門職の知恵を駆使してお客様のご要望にお応えしております。

 

***納品追記***

SAHCO サコ フェイクファー Urban Safari LEO

ドイツ「SAHCO(サコ)」社の高級フェイクファー・コレクション「Urban Safari」は、極上の手触りと大人の雰囲気が魅力で、クッションやスローなどのオーダーで使われる個性的なファブリック。
豹柄デザインの『LEO』(品番:2566-01)で、キャット・ソファーカバーの追加オーダーをいただきました。

 

JAB E npire Vol.2 クッション

また、ドイツ「JAB」社の 『Enpire Vol.2』収録生地を使った紋章柄のクッションも数点製作しました。
主役の猫ちゃんの穏やかな微笑が個性的なクッションを圧倒しています。

 

 

◆ 当社・「モールディングの特集」ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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「センターレース・スタイル」が魅力のバーチカルブラインド。ニチベイ『アルペジオ』

2016年11月30日

***2024年11月更新情報***

 

機能性とスタイリッシュ性が両立する
「センターレーススタイル」のバーチカルブラインド。

ニチベイアルペジオ センターレーススタイル とは

近年、身近な窓回り品となったバーチカルブラインド(縦型ブラインド)

本日のブログでは、ニチベイのバーチカルブラインドより、『アルペジオ』センターレース・スタイルの特徴と製品バリエーションを事例と展示品紹介を交えてご案内させていただきます。

「センターレースタイル」は、発売以来25年以上経つ現在もユーザーからの高い評価を受け続けているロングセラー商品として知られており、2024年6月に125mmの製品バリエーションが追加されたことでますます魅力的な製品になりました。

 

 

ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』。
「センターレーススタイル」の特徴

バーチカルブラインド センターレール 有り 無し 比較

「センターレーススタイル」は、シースルー越しで見る柔らかな視界の魅力に加えて、シースルーでルーバー間の隙間を埋めることで、「シングルスタイル」の短所とされていたUVカット性遮熱性保温性プライバシー性の問題を補う機能性を持った製品です。

 

2024年6月以前の製品では遮熱、プライバシー効果の弱い透け感重視のセンターレースも存在していましたが、現行品ではミラーセンターレースのみの組合せとなっています。

ミラーセンターレースは裏面生地に光沢糸を編み、光の反射を利用することでより屋外からの視線を遮り、日中の室内をより見えにくくするシースルー生地ですが、ガラス面に屋外の景色を映り込ませるミラー効果に加え、繊維に含まれている特殊な金属化合物が日射熱を反射する効果により「遮熱レース」としてお使いいただくことができます。

 

タワーマンション センターレーススタイル バーチカルブラインド

こちらは西日が強いタワーマンションでの採用事例で、以前はレース機能のないシングスタイルのバーチカルブラインドが使われていましたが、ミラーセンターレースに交換することで外部からのプライバシー性が高まり、遮熱性の向上により冷暖房の空調効率を高めることができました。

 

 

「センターレーススタイル」の展示と商談ツールを活用。

100mm不透明ルーバー

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 違い比較

ミツワインテリアでは、ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」(写真右: W2000×H2500)と並べてタチカワブラインドの同等品ラインドレープ「ペア アンサンブルスタイル」の展示品(写真左: W1200×H2500)を展示しています。

この2つの製品に関する徹底比較は⇒以前のブログでご紹介しておりますが、アルペジオ「センターレース」については従来仕様の標準タイプに加え、2023年4月から加わったミニマルウエイト仕様の比較展示を加えました。

 

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル レース比較

 

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 閉じた時 違い

 

 ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 生地 重なり

上記3製品の相違点として、ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」の標準タイプ100mm幅の不透明ルーバーに85mm幅のミラーセンターレースを組合わせた生地構成ですが、ミニマルウエイトおよびタチカワブラインド「ペア アンサンブルタイプ」の場合は透明生地、シースルー生地ともに100mm幅ルーバーの組合せのため、調光時、全開時の角度や重なり合いの表情が多少異なります。

なお、一見すると類似品に見えるニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」ミニマルウエイトとタチカワブラインド「ペア アンサンブルタイプ」の比較でも機能と特長の相違があり、お客様により好みが分かれるところですので、現物をご覧いただいて都度お好みの製品をご判断いただいております。

 

 

125mm不透明ルーバー

センターレーススタイル 125mm 展示 取扱店

また、2024年6月からは上記の100mm不透明ルーバー製品に加えて、125mmの不透明ルーバー100mmのミラーセンターレースを組合わせた新仕様(写真: W600×H2500)の展示も行っています。

125mmのセンターレーススタイルは、100mm(標準タイプ)の価格に+10%加算するオプション製品で、ルーバーが広くなった分、カーテンボックスでの取付に必要な奥行きが140mm以上必要となりますが、ルーバーピッチが80mm⇒約95mmと広くなったことにより、シースルー使用時の視界がよりゆったりとし、ルーバーを畳み寄せた際の畳代を1割以上コンパクトにできる特徴を持った製品です。

 

 

「センターレーススタイル」の開閉操作方法。

バーチカルブラインド センターレース 取扱い店

続いてこちらは、アルペジオ「センターレーススタイル」の展示を使った、開閉操作調光操作イメージです。

 

ニチベイ バーチカルブラインド ループコード式 種類  

ニチベイ バーチカルブラインド バトン式 種類

バーチカルブラインド ルーフ―コード&バトン式

 

製品の開閉方法については「片開き」と「両開き」を、操作方法については「ループコード式」「バトン式」、そして2024年6月から加わった「ループコード&バトン式」の3タイプをご用意しています。

なおセンターレーススタイルをご検討いただく場合の注意点として、生地を端に寄せた際にできる畳み代がシングルスタイルの約2倍になりますので、実際のボリュームを見ながら片側寄せにするか、両側寄せにするか、あるいは両側(開閉)操作にするかといったご検討をいただいております。

 


 

納品事例

センターレーススタイル バーチカルブラインド 事例

最後にまとめとして「センターレーススタイル(標準タイプ)」の納品事例をご紹介させていただきます。

 

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TV側の「リビング」窓には窓の両側から自由な開閉と調光が行えるバトン式をご採用いただきました。

『バトン式』操作の魅力は、コンパクトな操作機構にあり、センターレーススタイルでの最大製作対応幅はW3000mm(※9㎡以内)で、両側からの片開きに対応する両側バトン操作を選ぶこともできます。

 

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続いて「両開き」操作が必要となる「ダイニング」側の窓には、『ループコード式』をご採用いただきました。

『両開き』操作は、バーチカルブラインドを引き分けた際、製品の両端にルーバーの溜りができますので、窓の中央から出入りや換気をするシチュエーションでお勧めの操作仕様となります。

 

「センターレース・スタイル」
光を和らげ眺望を楽しむ。

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日中における、センターレース生地を積極的に使用した採光モードのイメージ

室内に明るい自然光を採り入れながら外の景色を楽しめ、かつ屋外からの視線を適度に遮ることができました。

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ミラーセンターレースの採用により、日中においては適度な反射効果により窓ガラス越しに屋外の景色が映りこませて室内のプライバシーを確保しています。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル プライバシー

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続いて調光機能を使ったのフレキシブルなルーバー調節。

陽射しの強い時間帯やプライバシーを確保したい場合に、ルーバーをお好みの方向に180度回転させることで、採光、眺望、プライバシーのコントロールをします。

 

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最後に、「全閉モード」における柔らかな採光と、適度なプライバシー調整。

陽射しの強い時間帯でも、全閉モードで効果的な日照調整(遮熱)断熱とともに室内に柔らかな採光をとりいれることができました。

以上、本日は、ニチベイ『アルペジオ』センターレース・スタイルの納品事例を、独自の機能的な特徴と、操作方式の使い分けを含めてご紹介をさせていただきました。
採光を抑えて室内の遮光を強めたい場合は「遮光」生地との組合せも可能ですので、住宅環境や様々なご要望に応じてお好みの生地をご相談いただければと思います。

 


 

*** 編集追記 ***

バーチカルブラインド 専門店 取扱店 東京 神奈川

ミツワインテリアでは、ニチベイタチカワブラインドトーソークリエーションバウマンのバーチカルブラインドを展示品でご用意しております。

事前ご予約いただければ店内の什器を移動してバーチカルブラインドを見学しやすい舞台を整えることも可能ですので、詳細はご相談ください。

 

電動 バーチカルブラインド ニチベイ タチカワ 比較 価格

バーチカルブラインド センターレーススタイル 見え方 プライバシー

ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」タチカワブラインド・ラインドレープ「ペア アンサンブルスタイル」については大型展示品の他に、出張時に持参可能な手動・電動展示品をご用意しておりますので、ご来店が難しいお客様におかれましてもお気軽にご相談ください。

 


 

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル センターレース 比較

その他、ニチベイ・アルペジオ「バックレーススタイル」との展示品比較もご案内可能です。

詳細解説はこちら。

 

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 



併せて読みたい関連記事

 

⇒ NORMAN(ノーマン)『スマートドレープシェード』の特徴と採用事例

 

⇒ WIS・バーチカルシェード『Suave(スアベ)』の特徴と採用事例

 

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天然素材を含んだカーテン。「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例。

2016年11月24日

11月24日。
東京・神奈川では観測史上、異例の降雪も記録して、皆さま驚かれたことと思います。

外も寒いですが、朝起きて「窓辺も寒い」と感じられた方も多いのではないでしょうか?

本日のブログでは、寒がりの方にお勧めしている、窓辺の断熱(保温)対策として有効な、カーテンの「裏地付縫製」「リターン縫製」の組合せと効用について納品事例を交えてご紹介させていただきます。

 

「カーテン」と「レース」の選定。
ナチュラルで温か味のある窓辺に。

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マンションご入居前に「リノベーション」リフォームを行われたお客様からいただいた窓辺のご相談は、1日を通じて自然の温かみと明るさを感じられるナチュラルな窓辺にしたいというものでした。

 

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まず、レースでご採用いただいたのは、五洋インテックスのカタログ『サザンクロス』収録の刺繍レース・「エーファ(SL390 01)」

麻を思わせるベース地にリーフ柄の刺繍をストライプ状に描いたナチュラルな印象のシアーは、刺繍レースの世界的産地であるトルコ製のファブリックです。
緑豊かな窓辺にはもちろん、窓からの視界に緑が少ないお部屋などにもお勧めです。

 

FEDE Ricco フェデリッコ Saulat ソラ RC120 02 カーテン

次に、「カーテン」「遮光裏地」にご採用いただいたのは、海外の輸入生地が数多く収録されているカタログ、『FEDE Ricco(フェデリッコ)収録のファブリックより、「Saulat(ソラ)」のイエロー(RC120 02)。

コットン(綿):70%とポリエステル:30%からなる交織で、ドイツ製の生地です。

 

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「Saulat(ソラ)」のイエロー色には、デザインに色彩に影響する仕掛けがありまして、メインとなるデザイン(イエロー)の背面に少しずらして描かれたモノトーン(ライトグレイ)のレイヤーを重ねることにより、明るさを抑えた落ち着きのある色調に見える視覚効果を狙っています。
海外ブランドのセンスを感じさせる生地です。

イエローとグレイの組合せで、「グリーン(黄緑)」を思わせるニュアンスを出しているこちらの個性的な生地は、カーテン生地としては薄手なもののため、「寝室」でのご採用にあたり、薄手の表幕の鮮やかな発色を濁らせずに綺麗に仕立てられる「遮光裏地」を使うことになりました。

濁りの少ない遮光(暗幕)は、高い遮光性(遮光1級)を出しにくい特徴がありますが、これはお客様の求めるご要望に沿って都度ご提案させていただいています。

 


「裏地付縫製」のメリットと、

縫製仕様のバリエーション

リターン カーテン 天然素材

カーテンに「裏地」を付けるメリットは、遮光生地であれば、薄手のカーテンに遮光性を持たせる効果が当然ありますが、それ以外にも、表幕に「綿・麻・レーヨン」など、天然繊維を使用している場合は、生地の劣化やプリントの褪色防止などが重要な目的となる場合が多いです。

また、派生効果として、2枚重ねの生地で仕立てる構造のため、幕体内に空気層を含ませることによる「断熱効果」が大いに期待できます。
この場合の断熱効果とは、冬場の「保温効果」だけでなく、夏場の「遮熱効果」も含まれますので、「寝室」でもリクエストの多い仕立てとなっています。

薄手の生地に、薄手の裏地を付けるだけでも、ベルベットなど、保温性に優れた生地に負けない断熱効果が期待できると言われています。
また、軽やかな生地に裏地を付ければ、冬場はもちろん、夏場は視覚的にも涼しげに感じられるという効果もあるため、冷暖房などの空調効率との観点から「裏地」の効用が改めて評価されています。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ 裏地

「裏地縫製」の仕上げ方については、近年、メーカーや専門店レベルで素材に応じた工夫が考案され始めています。

例えば、当社で取扱いのある、「フジエテキスタイル」の縫製仕様には、天然繊維(表地)と化学繊維(裏地)の組合せなど、洗濯収縮率の異なる生地を組み合わせた際の長期的な使用を考慮して、敢えて耳を縫い合わせない仕立て方もご特殊縫製の1つとしてございます。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ カーテン

上部「芯地」部分のみ一体縫製します。

 

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こういった素材の組合せに応じた裏地縫製のアプローチは、研究の歴史が浅いため、メーカーによっては対応していない場合があります。
その様な場合は、提携の加工所に依頼をしています(今回も特注で作っています)。

ちなみに、寸法安定性に優れたポリエステルなど、化学繊維同志を使った裏地付縫製の場合は耳も縫いますが、裾は縫い合わせずに、裏地側の丈を表地より2cm程度短く仕立てるのが一般的です。

たかが「裏地」と思われるかもしれませんが、されど「裏地」で、なかなか奥深いのです。

 

 

「カーテンレール」のカスタマイズ。
「リターン金具」で、断熱性と遮光性の強化。

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こちらのお部屋の「カーテンレール」には、木目調レールのTOSO『エリート』が、全オーナーから引き継がれて設置されていました。

 

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TOSO「エリート」カーテンレールは、初代モデルの発売より今年で50周年のロングセラーとなる、インテリア業界でも話題の「機能性カーテンレール」です。

使いやすさと耐久性に優れているだけでなく、近年では木目カラーのバリエーションも充実して全12配色のカラーラインナップを誇ります。

10数年前に設置されたであろうカーテンレールでしたが、木目調の外観のため、痛みや汚れもほとんど目立たず、リノベーション物件でもそのままご使用いただけていました。

 

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今回は、この古い『エリート』カーテンレールに、オプション部材といて発売されている「キャップ一体型リターン金具」を追加して、カーテン左右の「遮光強化」と「断熱性強化」が得られるカスタマイズを行いました。

「キャップ一体型リターン金具」は、このカーテンレールの設置当初にはなかったオプション部材ですが、『エリート』カーテンレールには、製品としての長い歴史の中で新たに開発された、後付できる部材が充実しています。

 

カーテン リターン メリット

近年の調査では、カーテンレールの左右にリターンをつけることにより、約5%、窓辺の断熱性能の向上が得られることがわかってきました。

リターンを併用すると、それだけカーテンの製作幅が増えるため、窓サイズや、生地巾によっては価格が変わる場合もありますので、カーテンの仕上げとなるヒダ倍率の微調整の範囲内で対処できる場合は、ケースバイケースで対処しています。

 

カーテンレール カバートップ メリット

ちなみに、今回ご採用には至らなかったオプションとして、『カバートップ』という、遮光性の向上、断熱性の向上、カーテンレールトップのメンテナンス性の向上に役立つオプション部材も開発させています。

リターンとカバートップを使用すると、この機能性レールの遮光性能、断熱性能が更に期待できます。

 

 

「裏地付縫製」と「リターン付縫製」の併用。
見た目だけでなく実用性でも暖かい寝室の窓周り。

リターン縫製 とは

リターン縫製の様子。スッキリとしながら実用的なフォルムとなりました。

こちらの事例では、10cm指定のリターンで仕上げていますが、例えば、巾の大きいカーテンの端をリターンとして流用しつつ、たっぷりと脇を固める場合もございます。

 

裏地付カーテン メリット

こうして、遮光機能を持たせながらも、視覚的にも実用的にも明るく、温かい「寝室」の窓辺ができました。

以上、本日は、「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例について、カーテンレールの効果的なカスタマイズと併せてご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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