Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2017年11月

「ウッドブラインド」の衣替え。商業施設での「冬物」新調事例。

2017年11月30日

 ナニック ウッドブラインド 店舗

 

外観の色使いも店舗PRとなる「ネイルサロン」様の窓辺に、「情熱的な冬」をイメージした紅色の「ウッドブラインド」を納品させていただきました。

間口と店内を装うウッドブラインドの衣替えです。

 

 

ウッドブラインドの衣替え。
3月~11月は「クリーム」のスラットで。

 

 

こちらは、今年2月の納品時にご採用いただいた、ナニック・ウッドブラインド「73色シリーズ」の展開色より『512(クリーム)』と、幅広76mmスラットの組合せの様子。

 

「ブルー」と「イエロー」のコンセプトカラーを引き立たせる、クリームの塗り壁に合せて選ばれた、ウッドブラインドのスラットカラーが、店内を上質な印象に引上げています。

 

 

ウッドブラインドの衣替え。
12月~2月は「情熱的な冬」の紅色で。

 

ナニック ウッドブラインド 92 ベニ

 ナニック ウッドブラインド 76mm

優しい「クリーム」色のスラットは冬を思わせる色でもありますが、ネイルアートの専門店にあっては、季節を意識したインテリアカラーに敏感であることが大切というオーナー様の発想のもと、12月1日から3月3日の節分までは、間口の衣替えに「紅(ベニ)」色のスラットを新調して窓辺の模様替えをすることになりました。

 

 

赤 ウッドブラインド

ネイルアートの世界は、女性美追求の細かなあらわれ。

小さな世界でのこだわりですが、それゆえ思いが詰まった情熱的で密度の高いこだわりでもあります。

12月から3月上旬まで、「赤」を思わせる行事には、クリスマス、お正月、バレンタイン、節分、ひな祭りなどがあるため、サロンとしては色を変えることに意味がある時期であるとのこと。

3/14日のホワイトデイ前から、「クリーム」スラットに衣替えをする予定です。

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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ナニック「電動ウッドブラインド」納品事例と製品特長解説。

2017年11月22日

***2024年3月更新情報***

 

上のインテリアを演出する
ナニックの電動ウッドブラインド。

ナニック 電動ウッドブラインド 特徴

 

ナニック 電動ウッドブラインド SF型 事例

ナニックの「電動ウッドブラインド(SF型)」を、ダイナミックなL字窓に7連窓の分割で納品させていただきました。

 

今回の電動ウッドブラインドでご採用いただいたスラット色は、「507 (グレーアッシュ)」

73色のカラーバリエーションを持つナニック「プレミアムシリーズ(標準73色)」は、窓枠、建具、暖炉といったインテリア構成色はもちろん、建築物の外観色を意識したカラーコーディネートも容易です。

木目を活かした薄塗り低光沢仕上げのスラットが自然光の反射を柔らかくおさえ、濃色で染め上げた落ち着きのある窓辺になりました。

 

 

ナニック・ウッドブラインド 「電動シリーズ」。
15チャンネルRFリモコン操作の『SF』型 をご採用。

 

ナニックのウッドブラインドは、展開する全シリーズの製品で「電動タイプ」に対応しています。

ボタン操作で、手軽に複数の窓や、手の届かない高所窓の操作ができるため、一般住宅はもちろん商業施設などで導入されており、用途に応じて電動タイプの仕様も異なります。

今回ご採用いただいた製品モデルは、『SF型』横型電動ウッドブラインドというモデルで、手動タイプの本体価格に、+60,000円/台(リモコン別途)のオプションで製作可能な、手軽さが好評です。

『SF型』とは、シンプル ファンクションの略で、製品本体に内蔵された小型モーターでブラインドの昇降と調光を手軽にコントロールできる、一般住宅での採用実績の多い製品モデル。

コンセント電源に接続した電動ブラインドを、電波を使った「15チャンネルRFリモコン」操作で操作します。

 

 


横型の『SF型』電動ブラインドで使用するブラケットは、手動タイプと同じですが、ヘッドボックスの形状とブラケットをはめる位置が若干異なり、手動製品のD:67mmより5mm厚い、D:72mmが製品ヘッドボックス部の厚みとなります。

 

 

ブラインドの割付とコンセントの配備。
細心の注意を払って。

 

製品付属のコンセントは、必ず製品の右側に配置されるため、設計・建築段階で分割設置する位置ごとに必要台数分の電源を用意することが必須です。

 

電動 ウッドブラインド 電源

電源への接続は、コンセントを天井や壁内に隠す圧着結線での現地施工も可能ですが、今回の物件では、「L字窓」の正面側窓(4分割)のコンセント電源位置がブラインドボックスの室内側、側面窓(3分割)のコンセント電源位置がブラインドボックスの屋外側に設けられていたので、電源スペースも考慮に入れて、ウッドブラインドの製作幅を決めました。

 

 電動ウッドブラインド コンセント

「L字」形状のブラインドボックスの場合、電源のクリアランスを考慮した製品幅の割付が非常に難しいので、実際に設置されている電源の状況を確認しながら、厳密な採寸と細かな打合せをする必要がありました。

 

コーナー窓 ウッドブラインド 勝ち 負け

採寸の段階では、「L字」コーナーが含まれる場合、ブラインドの「勝ち」「負け」を決める必要もあります。

「勝ち」側のブラインドの正面が「負け」側のブラインドの側面を覆う設置方法のことで、これにより屋内外から見る印象や、光の遮り方が変わってきますので、窓周辺の環境や、方位、日照条件を勘案して「勝ち」と「負け」を決めます。

コーナーに関わる製品幅がその他の製品幅に影響するため、採寸で一番肝心な箇所となるため、実物のサンプルと模型を使いながら理想的な位置を決定しました。

 

ウッドブラインド L字窓

ウッドブラインド コーナー窓

納品後のコーナー窓のとりあい。

希望通りの位置に納めることができました。

 

 

『SF』型・電動ウッドブラインドの分割プラン。
「一斉操作」・「個別操作」・「グループ操作」とは。


 

 

L字窓の長辺側(4分割)が幅9.5m、短辺側(3分割)が幅3.7m、計:W13.2m ☓ H2.6m の大開口窓。

圧倒的な開口が魅力の窓辺では、昇降ループの無い美しい意匠と、昇降・調光の利便性を兼ね備える「電動ウッドブラインド」の魅力が発揮されます。

7台のブラインドに分割した今回の事例では、「15チャンネルRFリモコン」の設定も日常の使い易さを考慮して決めています。

具体的には、「0」チャンネルを、ALLを意味する「一斉操作」として設定しました。

続いて、右側の暖炉側からコーナーに向かって、1~4チャンネルを、コーナーから左端までの分割箇所に5~7チャンネルを割り当てる「個別操作」の設定を行いました。

そして最後に、右側の暖炉側からコーナーまでの4台を「8」チャンネル、コーナーから左端までの3台を「9」チャンネルに設定する「グループ操作」を、製造段階で工場にプログラム依頼して現地納品いたしました。

 

『SF型』電動ウッドブラインドの設置が完了した時点では、製品が上部に畳み上がっています。

 

 

リモコン操作と注意点。

 

「0」チャンネル(=ALL)「一斉操作」ボタンを押すと、7分割された製品が一斉に降下してゆきます。

ナニック 電動ウッドブラインド 一斉操作

ナニック ウッドブラインド 軽井沢

こちらは、「一斉操作」で7台すべてを降下させた様子。

注意点として、  製品内臓の小型モーターRF電波を使用したSF型・「15チャンネルRFリモコン」での「一斉操作」「グループ操作」は、基本的に一斉に引き上げきることと、一斉に引き降ろしきることを目的とした操作用途となります。

SF型・「15チャンネルRFリモコン」を使って昇降途中で停止する場合は、製作高や製作面積(重量)、操作場所に応じた電波の感度差により、各ブラインドの昇降速度と反応感度、途中停止位置に差異が生じます。

途中停止時点で生じた停止位置の微調整は、「個別操作」で行う必要があり、これは事前ご了承事項となります。

カタログで記載されていませんが、「簡易電動型製品」リモコンタイプを扱うほぼ全ての製品の共通注意事項ですので、ご参考ください。

 

 

軽井沢 ナニック ウッドブラインド 
 
ナニック 電動ウッドブラインド グループ操作
 

調光操作も「0」チャンネルの一斉操作やグループ操作でまとめてコントロールできます。

とりまとめた操作では、スラットの調光角度に、僅かなズレが生じる場合もありますので、こちらも個別操作で微調整します。

ちなみに、ナニックでは、6チャンネルまでの対応となりますが、より安定した昇降と調光をコントロールできる『MA型(マルチファンクション)』を上位モデルで用意しておりますので、多彩で安定した調整を希望される場合は『MA型』リモコンを複数個使った空間コントロールも可能です(価格は都度メーカー見積り)。

 

 

こちらは、「8」チャンネルを割り当てて登録した右側・4分割窓を「グループ操作」で降下させた様子。

 

ナニック 電動ウッドブラインド 個別操作

同様に、「9」チャンネルを割り当てて登録した左側・3分割窓を「グループ操作」で降下・調光(遮蔽)した様子。

 

 

「個別操作」は、特定の窓の昇降や調光をコントロールする際に使用します。

 

 

最後に、『SF型』電動ウッドブラインド動画のご紹介をして本日のレポートの締めくくりです

イメージ通りの納まりに、お客様からも大変ご満足をいただきました。

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

 


 

***事例追記***

ナニック電動ウッドブラインドのご採用にあたっては、製品台数分の専用コンセントを製品本体の右側にご用意いただく必要がございます

設計・建築段階でナニック電動ブラインドの採用を想定されている注文戸建て、マンション・リノベーションであれば、適切な配置でコンセントをご用意いただくことで導入が容易になりますが、諸々の事情により、製品台数分のコンセントが用意されていない状況コンセントを製品本体の右側に設置できない状況もございます。

またそもそもが電動製品の導入を想定していない窓の場合は、取付位置付近にコンセントが存在しない状況も少なからずございます。

当社では、これら様々なケースに対応した納め方にも対応しており、以下が状況ごとの参考事例となります。

 

電動ブラインド コンセント 設計段階 

◆ 事例①: 設計・建築段階でコンセント配置のアドバイスを行って納品した事例。

 

リノベーション 電動ブラインド コンセント

◆ 事例②: リノベーション時に用意されたコンセントを使用して露出コンセントの増設で対応した事例。

 

吹抜け 電動ブラインド コンセントない

◆ 事例③: 既設の電動製品用コンセントを使用して露出コンセントを増設で対応した事例。

 

マンション カーテンボックス 電動ブラインド

◆ 事例④: 電動製品の導入を想定していない窓周辺のコンセントを使用して露出コンセントの増設で対応した事例。

 


 

***編集追記***

Iot対応の新型電動モデル・展示品を入荷

ナニック 電動ウッドブラインド Iot 対応 スマートフォン操作 音声操作

ミツワインテリアでは、2021年末にモデルチェンジされ新たにIot対応機能が加わった、ナニック 電動ウッドブラインドの展示品をご用意しています。

 

電動製品本体に加えてオプションのスマートハブをご購入いただくことで、スマートフォンやタブレットからの操作が可能となります。

専用アプリをダウンロードしてWifi環境下で接続することにより、遠隔操作や音声操作も可能になりました。

◆ 製品紹介(詳細)を見る。

 

 

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  • at 9:29 PM
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賃貸マンションお引越し前の、オーダー「カーペット」施工事例。

2017年11月14日

現場フィット施工のオーダーカーペット。
リビング・ダイニング編

 

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こちらは、「賃貸マンション」お引越し前のオーダーカーペット納品事例です。

当社オリジナル・『現場フィット施工』は、敷き詰め感覚の納めでありながら、フローリングを傷めない「置敷き」工法であることが特徴。

お客様から大変ご好評をいただいております。

 

お客様のご要望。

リビング・ダイニングに敷くカーペットについて、お客様のご要望をまとめると以下のとおり。

 

(1) 「ホテル・ライク」の柔らかな素材を使った「置敷きカーペット」で敷き詰めて欲しい。

(2) 賃貸物件なので、衝撃緩和とUVカット効果でフローリングを保護したい。

(3) 幼児がいるので、転倒などに配慮したかーペットで予防したい。

(4) 「床暖房」にも対応した、製品と施工方法で、納めて欲しい。

 

フローリングが嫌いな訳ではないけれど、賃貸マンションの床を極力傷つけたくない、お子様やペット、足腰の弱い高齢者に配慮したフロア対策を家具が入る入居前に行っておきたいというご相談から、床の冷えが気になる、スリッパを履かずに素足で生活したい、階下への遮音対策を講じたいなどといった悩みにもカーペットの導入はお勧めです。

 

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続いて、カーペットを採用するなら、インテリアとの調和を大切にしたいというご要望に応えたカーペットの素材と色柄のコーディネート。

リビング・ダイニングの場合であれば、お部屋に入れる「家具」の色調や「照明」の種類を考慮して、ラグジュアリーな光沢をまとった「セミ・ラグ」に近い、柔らかな毛足のカーペットをご選定いただきました。

 

 

厳密な採寸作業

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一般的なカーペットのロール幅はW364cmが主流ですが、国産品の大き目のものでW382cm、一部輸入品でもW400cmが上限となります。

リビング・ダイニングの間取りは、カーペットのロール幅より広い場合も多く、部屋の間取りを考慮して「幅継ぎ(ジョイント)」をしながら納めることもあります。

変形間取りと、ジョイントを想定しての採寸は、長年の経験を活かしながらの特に慎重に行います。

採寸の段階では、mm(ミリ)単位の採寸を、部屋の隅々に対して行って図面を起こし、その後、部屋の僅かな歪みや変形間取りを考慮した製作図面としてまとめあげます。

※採寸・施工の手引き(参考例)
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-fc.htm

 

 

LD細部の納まり

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バリアフリーとなっている窓際の納めは、工場に加工指示した「オーバーロック(縁かがり)」加工により、見切りを美しく、ホツレ防止に配慮した納めで仕上げています。

「壁際」に対しては、専用の工具と手作業で壁側にフィットさせることによって、糸のホツレを抑えた美しい納めとなります。

 

 

「主寝室」 の採寸 (Before)

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リビング同様に、精密な採寸を行って製作しました。

 

 

寝室には「ウールカーペット」をご採用。

 

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寝室でご採用いだいたのは、ループタイプのウールカーペットです。

毛足は短めですが、ループ特有の弾力性があり、寝室で人気の素材です。

 

納品後(After)。

寝室 カーペット オーダー

カーペット オーバーロック ドア下

「開口部」の見切りは、縁かがりを施した『オーバーロック加工』で納めています。

 

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「壁側」は技術を活かした『現場フイット施工』で、「敷詰めカーペット」を思わせる納まりになります。

 

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ドアの開閉に支障がない場合は、「クローゼット」の中も張り上げることができます。

 

『フローリング』を傷めない美しい「オーダーカーペット」施工。 

施工難易度が高い工事のため、スケジュールの調整をいだく場合もございますが、こだわりのあるお客様からのご好評をいただいております。

新築・賃貸の別を問わずマンションご入居前に是非ご検討ください。

 

 

◆ 当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 参考・当社『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

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