Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2017年9月

『FUGA』電動タイプ納品事例。

2017年09月29日

本日のブログでは調光ロールスクリーン『FUGA』電動タイプの納品事例をご紹介させていただきます。

 

「高所・吹抜窓」にはFUGA電動タイプを。

ダイニングにある、高さ4.8Mの高所吹抜窓には、手軽なリモコン操作で調光を行う『FUGA』 電動タイプをご採用いただきました。

 

こちらは、現地打合せ時の様子。 

採寸時のチェックポイントは、高所窓の直上にある天井が「勾配天井」となっているため天井面にはFUGAが設置ではませんが、壁付けにした場合にヘッドレールの手前側が傾斜天井に干渉しない適正な納まりを調べます。

同時に壁面の取付下地の確認も行い、適切な設置位置を決めてから正式な採寸を行いました。

 

FUGA 電動タイプ 高所窓

FUGA 電動タイプ 高所窓 事例

詳細な採寸を経て、壁に正面付で設置された『FUGA』電動タイプ

生地は8色展開の「PLAIN(プレーン)」より、アイボリー(SB-02)をお選びいただきました。

 

FUGA 電動タイプ 吹抜け窓

『FUGA』電動タイプの昇降・調光過程を連続写真で見るとこの様になります。

動画でもご覧いただけます。

 

当社にもW1200☓H1600サイズの実物展示品をご用意しています。

以上、本日は、調光ロールスクリーン・『FUGA』電動タイプ納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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タチカワブラインドの「フォレティアシェイディ」他、ウッドブラインド納品事例。

2017年09月15日

湘南スタイル ウッドブラインド

ラスティング加工 ウッドブラインド

本日のブログでは、ほど良いユーズド感を醸し出す独特の木目スラットの意匠性と、カフェや憩いを求める商業施設を思わせる洗練されたインテリアを演出でのご要望が多い、タチカワブラインドの「ラスティング加工」スラットを用いた納品事例をご案内させていただきます。

 

「ラスティング加工」スラットとは。

 

ウッドブラインドにおけるスラット(羽根)の「ラスティング加工」とは、木製のスラットに、スクラッチ加工(表面荒し加工)を施し、ヴィンテージ感のある意匠性を演出するラスティング加工のことで、それにより、ヴィンテージ家具や、建具・壁紙から、モダンインテリアのコーディネートまで、多様なインテリア演出を楽しむニーズに応えます。

 

ヴィンテージ ウッドブラインド 比較

当社には、ラスティングやエイジングを意識した製品を出している主要メーカーのウッドブラインド展示がございますが、スラットに求められる質感はお客様によって異なり、ヴィンテージ感の強いザラザラとした仕上げのスラット要望から、マイルドな凹凸感とヴィンテージ感のある色調の組合せを好まれるお客様まで様々ですので、全製品の質感をご覧いただいて、心に響く製品をお選びいただいております。

 

フォレティアシェイディ 特徴

今回ご採用いただいたスラットカラーは、タチカワブラインドが2016年7月に追加発売した、ラスティング色(4配色)より、LDの内装と馴染みの良いと感じられた「ラスティホワイト(FT-3711)」

現地お打合せの際には、実際に展示品をお持ちしてお部屋の内装や家具と合せながらお選びいただきました。

やはり展示品をお持ちすると、最終的な判断がし易いのです。

 

タチカワブラインドの「フォレティアシェイディ」。
高遮光タイプのウッドブラインドを組み合せて。

LDでのご採用製品は、木製ブラインドの昇降を行うために開けられているスラット穴を極限まで小さくしたうえに穴の位置を工夫することで、遮光性を高めた『フォレティアシェイディ』をメインとしつつ、『フォレティアシェイディで対応できないサイズの窓(製品・横縦比率が1:3以上)にワンポイントで、スラット穴自体を要しない独自の昇降操作が魅力の『フォレティアエグゼ』を併用した組合せでしたが、違和感なくまとめることができました。

 

フォレティアシェイディ タチカワブラインド ブログ

まず、『フォレティアシェイディタッチ50』をご採用いただいたベランダ側の大開口窓の様子。
タッチとは、オプションの自動降下機能のことで、製品重量の重い大開口窓や、複数窓での一斉操作に便利な片道フリーの操作性が人気の製品仕様です。

調光操作は雨上がりの強い陽射しが入る窓で調光を行いましたが、ご覧の通り、スラット穴からの光漏れが少なく、良好な遮光性が得られました。

タチカワブラインド製品の中で『フォレティアシェイディ』は、標準仕様の『フォレティア』と、高遮光『フォレティアエグゼ』の中間程度の価格設定ですが、遮光性能は『フォレティアエグゼ』寄りだと思います。

 

フォレティアエグゼ タチカワブラインド クチコミ

次に、階段側の縦長窓で併用した『フォレティアエグゼ50』の納品イメージ。

撮影時に一番陽射しの強い窓でしたが、『フォレティアエグゼ』はスラットに昇降ホールを設けずに前後のラダーコードでスラットを支えている特殊構造のため、スラット自体の遮蔽性が他のウッドブラインドより強めになります。

今回、縦長窓に納める製品の横縦比率が1:3以上であったため、『フォレティアシェイディ』の補助としてご採用いただきましたが、製品相互の見た目も似ているため違和感なく納まっています。

タチカワブラインドの木製ブラインドが、カスタマイズブラインドと言われる強みを活かした組合せとなりました。

 

 

「モダン&ヴィンテージ」を楽しむLDK。

納品が終わり、窓辺にウッドブラインドが加わった素敵なLDKのインテリアのお披露目です。

「ラスティホワイト(FT-3711)」のスラットカラーは建具の色とも馴染みが良く、ダイニングキッチン側のモダンインテリアを引き立てています。

 

ヴィンテージ ウッドブラインド事例

リビング側も、ラスティング加工スラットが醸し出する美しい窓辺の陰影と、自由度の高い調光と遮光性の組合せでまとまりました。

 

高所窓 ウッドブラインド

4分割窓も『フォレティアシェイデイ』で自由自在な光のアレンジが楽しめます。

 

玄関は趣きを変えて。

ナニック ウッドブラインド キャラメル 067

最後に、玄関横の窓のみ、扉に合せて窓辺の家具と呼ばれるナニック「ウッドブラインド」の「キャラメル(067)」色を合せて、ウッドブラインドの持つ様々なこだわりを組合わせた、自由度の高い湘南スタイルのインテリアが完成しました。

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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「腰高窓」でバーチカルブラインドを採用する際の注意点。

2017年09月14日

 

12畳(横長形状)の洋室は、居室を2分割する間仕切り壁を設けることにより、2つの6畳間に分割できる設計。

現時点では居室を分割する予定がないため、できるだけ部屋を広く無駄なく使いたいというのがお客様のご要望にお応えして、通り沿いにある、3つの「腰高窓」に、ニチベイのアルペジオ『センターレーススタイル』を内付け仕様でご採用いただきました。

 

調光に優れたバーチカルブラインド。
『センターレーススタイル』

 

 

バーチカルブラインドの「センターレース・スタイル」とは、厚手とシースルーを交互に組み合わせ、より柔らかな調光、断熱性、プライバシー性を追求した製品タイプ。

窓枠内にカーテンとレースを組み合わせた様なスタイルですっきりと納めたいというニーズでお求めいただくことが多い製品です。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル 腰高窓

窓全体を覆う様に設置する事もできますが、枠内に納めることにより壁際の自由度が高まって、家具や生活用品の配置がし易くなるのがメリットといえます。

 

今回ご採用いただいた生地は、ナチュラルな生地の素材感とモダンな色調が14配色展開されている『ラフィ』より、『ウォームグレイ(A7748)』。

コーディネートのセンターレース(1344)を組み合わせました。

 

 

『センターレーススタイル』
「腰高窓」設置にあたっての注意点。

 

「腰高窓」にバーチカルブラインドを内付で設置するにあたって、今回配慮した注意点があります。

1点目は、目線(アイライン)の高さと製品製作高の問題。

通常、横方向にルーバーの開閉が行われるバーチカルブラインドの場合、絶対条件としてルーバー(羽根)が窓枠や床に触れては開閉に支障が出るため丈を短めに製作します。

 

 

センターレースタイルのレースの生地は、日射環境により5mm程度伸びる可能性があるため、メーカーでは厚手の生地より5mm短く製作しています(※上図参照)。

一般的に、メーカーでは全てのバーチカルブラインドに対して、製作高を設置面より20mm程度差し引いて製作することを推奨していますが、実際は、製品仕様生地の特性窓環境設置環境を考慮して製作高を決めた方が良い場合があります。

例えば、窓下に壁や幅木がある、バリアフリーではない掃出窓などでは、床際で自然光の直射がないため、製作高をフロアより20mm程度差し引いて製作することは、見た目、機能性の観点から特に問題ありません。
薄手のフロアマットなどの干渉も避けられるため好都合となる場合もあります。

しかし、目線の位置が高い「腰高窓」枠内など、フロアと違ってバーチカルブラインドの開閉に干渉するものが基本的に存在せず、隙間から陽射しの入る位置が高くなる環境では、センターレースが厚手より5mm短く作られているという条件を考慮して製作高を考える必要があります。

例えば、厚手生地を腰高窓の窓枠より、10mm程度短くする納まりを考える際、センターレースの長さは15mm短くなりますが、バーチカルブラインドの製作高は「1cm単位」となるため、開閉に支障のない範囲で窓枠内寸高の端数(小数点)サイズを調べて考慮します。

 

 

窓枠内の採寸は綿密に。

レーザー測定器 採寸 バーチカルブラインド


この場合の考慮とは、1cm単位の製作サイズを切り上げるか切り捨てるか考えるということで、この様なシビアな採寸では「レーザー測定器」を使用した「mm単位」の採寸を行います。

また、バーチカルブラインドには、カーテンやレースの様に、「アジャスターフック」を使ったフレキシブルな高さ調整ができませんので、調整のための裏技を考えます。

 

 

バーチカルブラインドの取付仕様。

バーチカルブラインド ブラケット 種類

裏技とは、製品設置の際に、バーチカルブラインドを固定する6mm厚の「ブラケット」を使うかどうかにより、製品高が6mm異なるという点に着目することです。
バーチカルブラインド・天井付けの標準仕様品は、ブラケットを含んだ「cm単位」のサイズで作られます。
「ブラケット」を使用せずに、レールを直接窓枠に設置する「直付け」仕様はオプションとなっており、ブラケットが付属しない代わりにレールにビス固定用の穴が開けられて出荷されて、この場合の製作高はブラケット付より6mm短く製作されます。

そうした製品特性を考慮して、今回の事例では「直付け」仕様のオーダーサイズで窓枠に設置しました。

 

 

バーチカルブラインドの開閉仕様。

次に、窓枠内の幅が狭い窓「腰高窓」では、どの様に開閉をするか、換気をどう考慮するかを考えます。

今回は、各窓の使い勝手に応じた納まりで、「バトン式」操作の片開きの向きを決めました。
片開き操作のメリットは、「両開き」の様に、換気する窓側の開口が不充分になることを防ぐことにあります。

 

腰高窓 バーチカルブラインド

ちなみに、両側にバトンをつけた「両側操作・バトン式」もありますが、この場合、ルーバーを閉じた際に、窓の両端に19mm以上の隙間ができるため、窓幅の小さな窓では「片側・バトン式」として、ルーバーを閉じた時に生じる反操作側の隙間を1mm程度に抑える使い方をご採用いただきました。

 

バーチカルブラインド センターレーススタイル 腰高窓 設置

以上、本日は、バーチカルブラインドの『センターレーススタイル』を腰高窓の窓枠内にご検討される場合の注意点を交えて納品事例のご紹介をさせていただきました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

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川島織物セルコンの「filo標準縫製」。特徴とこだわりについて。

2017年09月08日

本日のブログでは、川島織物セルコンの最上級ブランド(カタログ)・『filo(フィーロ)』における推奨縫製として位置付けられている、「filo標準縫製」について、実際の納品事例を通して、その特徴とこだわりを解説いたします。

 

 

川島織物セルコン
「filo標準縫製」 とは?

川島織物セルコンでは、『filo(フィーロ)』『FELTA(フェルタ)』『i’m(アイム)』 と3冊のカタログを展開していますが、『filo(フィーロ)』はその中で最上級のカタログにあたるため、生地のグレードと特製を考慮した特別仕様の縫製を標準仕様で用意しており、これが「filo標準縫製」と呼ばれています。

 

 
特徴①: 「ファインウェーブ」
織物カーテンには必須の形態安定加工。

 

当社でも、形態安定加工未加工の縫製品と、加工処理されたものを見比べていただくことがありますが、カタログ「filo」に収録されている生地の多くは、高密度でボリュームのある織物が多いため、「ファインウェーブ」と呼ばれる強固な形態安定加工を加えたウエーブとの組み合わせが推奨されます。

 


川島織物セルコン ファインウェーブ カーテン

高密度の織物生地は、基本的に糸の横張りが強いため、裾が広がり易い特徴があるため、付加価値として美しいウエーブが維持できる形態安定加工を加えて、生地が持つ織りと素材の魅力を良さを引き出すこになります。

川島織物セルコンの「ファインウエーブ」は、2倍ヒダ(3ツ山)以上の縫製品に適用できますが、「filo標準縫製」では、約2.3倍ヒダ仕様のファインウエーブが施されています。

 

 

特徴②: 「手縫い」の魅力を追及。

filo標準縫製 評判

「filo標準縫製」では、仕立ての難しいカーテンの端部などでは熟練した職人による手縫いの工程が加わり、より美しい仕立てを目指しています。

 

川島織物セルコン いちご泥棒 タッセル

本体以外でも、filo標準縫製に付属の「共布タッセル」は、タッセルリングまで共布で仕上げられていて、中にコード芯まで入った丁寧な作りになっています。

 

 

特徴③:  生地の「巾継ぎ」にもこだわり。

いちご泥棒 ファインウェーブ

約2.3倍ヒダに相当する生地を使用して加工を行う「filo標準縫製」では、たっぷりとしたヒダの奥行きとの組み合わせで、生地の「巾継ぎ」位置が統一される工夫が取られています。

この場合の「約」とは、「filo標準縫製」における目安となる数値で、異なる生地巾ごとに絶妙な調整を加えた美しい巾継ぎの割付と縫製が行われます。

ここちらの事例では、生地を「3巾」使用して、両開きの端に半巾の柄をつなぎ合せて仕上げていますが、生地を複数枚つなぎ合せて縫製品の横幅を決める際に、完成品のカーテンを閉じた時に、生地の繋ぎ合わせ位置が視覚的に目立たず最も美しく納まる位置に統一されます。

 

filo標準縫製 巾継ぎ 位置

filo標準縫製で規定されている「巾継ぎ」位置とは、写真の黄色矢印(↑)でもお判りの様に、ヒダの外側(畳む方向)の根元となり、ここを丁寧に縫い合わせることにより、ヒダのボリュームとあいまって巾継ぎが目立ちにくくなるのです。

 

参考までにこちらは、「2倍ヒダ(3ツ山)」縫製で複数の巾継ぎを入れた事例。

自動ヒダつまみ機を使用して、2倍ヒダをとる縫製の場合、「様々な生地巾」を持つ製品を同一のヒダ間隔で扱うため、巾継ぎの位置はまちまちになります。
また、横幅の広い窓のカーテンを作る場合なども巾継ぎの数が増えるため、やはり巾継ぎの位置は一定しません。

片側に3箇所以上の巾を継ぐ様な場合、山の頂上付近に継ぎが来る場合もあるため、「filo標準縫製」が推奨されるのですが、使用する生地量を減らした「2倍ヒダ(3ツ山)」縫製とすることにより、「filo標準縫製」より予算を抑えられるメリットもあるため、打合せにあたっては、お客様の希望される縫製仕様でのご希望をうかがっております。

 

1窓1窓にベストを尽くして、お客様に長く愛用していただくための縫製仕様として用意しているのが「filo標準縫製」の特徴であり、最高品質の織物には最高品質の縫製で応えたいと願う川島織物セルコンの気構えがお客様にも評価されています。

 

 ◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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ウィリアム・モリスの『ジャスミン』。緑豊かなカーテンとこだわりの遮熱レースのコーディネート。

2017年09月07日

本日は、「ウィリアム・モリス」・1872年の作品として知られている『ジャスミン(Jasmine)』の鮮やかなグリーンのカーテンに組み合わせた、高機能・「遮熱レース」や高断熱・「ハニカムスクリーン」のコーディネート事例ををご紹介いたします。

ウィリアム・モリス ジャスミン カーテン 川島織物セルコン


川島織物セルコン ジャスミン FF1039  カーテン

 


ウィリアム・モリス(1872年作)
『ジャスミン』のカーテン。

ジャスミン カーテン 川島織物セルコン 特価

ご採用いただいた、川島織物セルコンの『ジャスミン』より、FF1039(G)のグリーン色。

川島織物セルコン ジャスミン FF1039  ブログ

『ジャスミン』のデザインは、枝から様々な小枝が生成して、「C字」や「S字」形状の曲線を描きながら伸びてゆくパターンが特徴で、影の様に木々が繁茂する森を思わせる作風は、小窓から、大開口窓まで幅広くお使いいただけます。

 

 

今回、『ジャスミン』に合せたコーディネートレースは、生地に独特の「シワ加工」と「チンツ(光沢)加工」の組合せにより、「清水の流れ」をイメージした表情を持つ、フジエテキスタイルの『ミズユキ』・PF1705

『ミズユキ』は、素材の持つ意匠性の高さだけでなく、高い遮熱性能と程良いプライバシー性(ミラー効果)を持つ高機能レースとして定評があります。

 

フジエテキスタイル 遮熱レース ミズユキ PF1705

『ミズユキ』では、帝人ファイバーのハイテク遮熱繊維・『涼しや』を85%使用しており、これは現時点で製造されている国産遮熱レースでは最高の使用比率となります。

一般的には、製造コストの問題もあり、『涼しや』を30%程度混紡して、遮熱レースとして販売しているメーカーが多いのですが、『ミズユキ』は、高層マンションの大開口窓でのレース1枚掛けを想定して作られているため、値段はそれなりにしますが、高い遮熱性と意匠性が実際のマーケットで指示されているヒット商品となっています。

店内見学で気に入っていただき、実際に現地で合せてご採用いただきました。

 

フジエテキスタイル ミズユキ PF1705 レース

『ミズユキ』の個性的な風合いは、水の流れもそうですが、「樹皮」の風合いも持ち合わせていて、今回は『ジャスミン』の質感に寄り添いました。

『ジャスミン』のしっかりした厚地は、冬場の保温性を約束し、『ミズユキ』の持つ遮熱性は、夏場の熱射を緩和します。

 

ルーセントホーム シェルシェード スプリンググリーン

小窓には「スプリンググリーン」の柔らかい採光が得られる『ハニカムスクリーン』をアクセントにコーディネートして、高い断熱性と爽やかな森をイメージするLDの窓辺を演出しました。

 

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「機能性カーテンレール」のカラーバリエーションが充実。美しさと使い易さでファブリックを演出します。

2017年09月05日


2003年の発売以来、シンプルかつデザイン性の高いフォルムで、リビングから寝室まで幅広く使えると好評のトーソー『ネクスティ』
静かで滑らかな「操作性」、多彩なオプションを持つ「機能性」に加えて、流行に合致したカラーバリエーションの充実が魅力的な製品です。

 

2017年9月時点で、『ネクスティ』のカラーバリエーションは、様々なインテリアシーンを想定した14色展開に拡充され、「フロア」、「窓枠」、「建具」、「家具」とのマッチングパターンが広がりました。

全14配色中、ホワイトとブラック以外で使われている「グレー」の配合が絶妙で、明るめの色でも、程良い深みが感じられる、より本格嗜好の機能性カーテンレールに進化しています。

本日のブログでは、3つの寝室で異なる明るめのトーンの『ネクスティ』を選ばれた窓におけるファブリックスとの組合せをご紹介させていただきます。

 

 

居室の嗜好に合せたレール色で。

フジエテキスタイル FA6805  ラトバリタ カーテン

フジエテキスタイル FA6805 SB ラトバリタ

1つ目の寝室では、クローゼット扉の面材に合せた、『ネクスティ』の「ホワイトグレイン(木目)」を採用した窓辺でのコーディネート。

「ホワイトグレイン(木目)」が、すっきりとアクセントウォールを含んだ壁装に馴染み、大小、幅の異なる窓にも調和しています。
また、日中は、レースの引き立て役、夜間はカーテンの引き立て役として主張を抑えた機能性カーテンレールの役割を果たしています。

◇ カーテン: フジエテキスタイル・FA6805(SB) ・『ラトバリタ』
◇ レース:  当社オリジナル品

 

 

インハウス IH422 05 メイプル カーテン

五洋インテックス・IH422 05 メイプル カーテン

続いて、ミディアムウッドの『ネクスティ』で、同系淡色の「フロア」カラーを引き締めつつ、赤味を含んだダークカラーとのコーディネートを考えた窓辺の納品事例。

深みのあるピンクのベースに、淡い光沢のあるクラシカルな植物柄を組み合わせたこちらのカーテンは、先にご紹介した『ラトバリタ』同様、女性に人気があります。
カーテンより少し優しい配色の「装飾タッセル」、裾柄付の「刺繍レース」で寝室の窓辺をまとめました。


◇ カーテン: 五洋インテックス・IH422 05 ・『メイプル』
◇ 装飾タッセル: 五洋インテックス・BN6646T ・『オリエント』
◇ 刺繍レース:  当社オリジナル品

 

 

フジエテキスタイル・FA6616 BR オーセント カーテン

 

そして、ナチュラル&モダンの「和室」でベッドを使用する生活シーンのコーディネートでは、『ネクスティ』・「ナチュラルグレイン」を控えめに使い、しっかりとした厚手の「遮光カーテン」でベッドとの調和を図りました。

◇ カーテン: フジエテキスタイル・FA6616(BR) ・『オーセント』
◇ レース:  当社オリジナル品

 

 

断熱、遮光対策としての「リターン」縫製にも対応。

『ネクスティ』では、オプションに「キャップ一体型リターン金具」をご用意しています。

 

ネクスティ キャップ一体型リターン金具 事例

ネクスティ リターン金具 片開き カーテン

こちらは、カーテンの脇に断熱性、遮光性の強化を求めたい場合におすすめで、リターンに使うために必要な横幅を増やしても、カーテンの価格帯(※使う生地巾)が変わらない様な場合は、お好みによりこの様に仕立てても良いかもしれません。

 

以上、本日は、豊富なカラーバリエーションと充実したオプションで、窓辺の意匠性と機能性を引き上げる、トーソー『ネクスティ』カーテンレールの魅力を、お客様こだわりのファブリックとの組み合わせでご紹介させていただきました。

 

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「Kioi」のカーテンで魅せる、洋館スタイルのレトロ・インテリア。

2017年09月04日

大正ロマン カーテン

Kioi カーテン

 横浜、神戸など、幕末から明治維新以降、西洋文明の玄関口として開港した都市周辺で見られた住宅の西欧化は、歴史的建造物として今も残る「洋館」を産み出しました。

また、時は流れ、日本特有の美が持つオリジナリティーを西洋風インテリアに組み合わせた、大正期の「和洋折衷」様式は、現在でも我々にノスタルジックな憧れを感じさせてくれます。

今回の事例は、そういった嗜好の一端を新居に採り入れてみたいというお客様のご要望をかたちにしたものです。

 

 

「伊勢型紙」の紋様をファブリックに。
『Kioi(紀尾井)』ブランドのデザインで。

 

今回、カーテンにご採用いただいたファブリックは、「伊勢型紙」という、着物などの文様を染めるための原版を復刻させて織り上げた日本紋様の復刻となる、『kioi』に収録されているコレクションより、「芦なびき」と「シダ」の型紙紋様を緻密に重ね合せて深みのある織りで仕上げたもので、程よい遮光性を兼ね備えています。

 

 「伊勢型紙」は、江戸時代に紀州藩が産業として以来、飛躍的な発展を遂げました。
現在、江戸の中心・紀尾井町の紀州藩跡地に建つ紀尾井アートギャラリー「江戸の伊勢型紙美術館」には、5000枚に上る江戸時代からの「伊勢型紙」がコレクションされており、日本文様の宝庫といえる伝統美を観ることができます。
 
 高度な彫技法で表現された、森羅万象がモチーフの洗練された型紙文様の『美』は、19世紀後半にヨーロッパで隆盛を極めた「アーツ&クラフツ期」の芸術に大きな衝撃と影響を与えました。
この世界に誇れる日本の文化遺産とも言える紀尾井所蔵の伊勢型紙文様をカーテンや壁紙、建築資材などのデザインに取り入れたものが、「kioi」ブランドとして提案されています。
 
 

「腰高窓」の前にソファを置き、、、。

 

ソファ カーテン クラシック

クラシカルなスタンドを沿えるだけで、得も言われぬ格調が漂ってきます。

歴史的なデザインの家具と窓装飾の素敵なマッチングです。

 

 

『装飾カーテンレール』の進化。
コーディネートも多種多様。

窓を境界としてリビングとダイニングを区分している掃出窓に採用されているカーテンレールは、腰高窓と同じく、クラシックスタイルのアイアンレールとして人気がある、トーソーの『クラスト19』

 

従来型の「リングランナー」仕様で納められています。

 

2階のホール室から見える、リビングエリアと窓の関係。

 

吹抜けの右側にある、ダイニングの窓は、折上げ天井に貼られた壁紙に合せてコーディネートされており、天井高の高低を異なる味わいで演出しています。

 

余談ですが、2017年7月から、『クラスト19』の新しい製品バリエーションとして、「ブラケットスルー」「スルーリングランナー」が加わりました。

 

ブラケットとリングランナーが途中で干渉しない様なこの部材を使えば、クラシックな装飾カーテンレールを、大開口窓でも採用できることはもちろん、2連の「掃出窓」を1つの大型窓の様に見せることも可能です。

リビングとダイニングに一体感を持たせたい場合にご検討いただけるスタイルです。

 

今回は、リビングの個性とダイニングの個性を折衷しないスタイルとなっています。

 

リリカラ Kioi カーテン 事例

ダイニングセットが来ると、いよいよお引越しです。

 

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