Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2015年9月

自宅で『お教室』を開講されるお客様宅の英国風インテリア・リニューアル(「窓装飾」編)。

2015年09月24日

昨日のブログでは、「輸入壁紙」や「インテリアペイント」、「モールディング」施工等を組み合わせた、マンションの内装リフォームの模様をお紹介させていただきました。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=13375

本日のブログでは、日常生活のメインルームである、「LDK」周辺のインテリアを引き立たせる、窓周りのコーディネートの様子をご紹介させていただきます。

 

2015.9.12.1

まずこちらは、奥様の特技を活かした『お教室』の舞台となる「リビング・ダイニング」のインテリアと、それにコーディネートいたしました「ウィンドゥ・トリートメント」の様子です。
全体的に温かみのある「イエロー・ベース」のカラーでまとめています。

 

2015.9.12.3

開口してオープンスペースにすることもできる『和室』は、優しく清潔感のある水色で全体をまとめることにより、「リビング・ダイニング」との程よい色の変化をつけています。

 

 

『LD』の窓辺を飾るスタイルコーディネート。

2015.9.12.6

2015.9.12.22

メインのファブリックには、五洋インテックスのカタログ『インハウス』収録の生地より、「メイプル」・生地品番:IH245(01)を表幕にご採用いただきました。
実際にお客様宅に縫製サンプルをお持ちして、スタイルの打合せの中で最終的にご採用いただきましたのですが、朱子織の持つ程よい生地の光沢と、控えめでありながら上品に描かれた草花のデザインが、インテリアカラーとの馴染みが良くお気に召していただくことができました。

 

2015.9.12.22.2

また今回は、「装飾フリンジ」をあしらった『装飾バランス』のスタイルコーディネートでおさめておりますので、やや薄手の前幕にボリュームと上質な印象を加味するために、シルクライクの『裏地』を合わせることになりました。
『裏地』にご採用いただいたのは、同じく五洋インテックスのファブリックより、
「SHANTUNG(シャンタン)」の16配色より、 IH278(03)です。

 

 

『装飾バランス』の複合スタイルに「フリンジ」を合わせて。

2015.9.12.23

 今回ご提案させていただきました、『装飾バランス』のフォルムは、「カーテンボックス」をオーバーラップする納めに合わせて、フラットタイプの「ウェーブ・バランス」のサイドに「テール」を組み合わせたコンビネーション・スタイルです。

 

2015.9.12.24

 スタイルに合わせて、ファブリックカラーとスタイルを引き締める役割を持つ『装飾フリンジ』を効果的に使うことにより、フラットな『ウェーブバランス』部分にスワッグ風の立体的な印象を持たせることができました。

スタイリングの方向性は、お客様の様々なインテリアに対する嗜好と間取りに応じて様々な組合せが考えられますので、現地でのヒアリングによるお客様とのコミュニケーションが当然ではありますが非常に大切な創作過程となっています。

 

 

「和室」窓の演出。
『生地のデザイン』と『装飾カーテンレール』。

五洋インテックス,インハウス,IH208 02,オフィーリア

ペイント仕上げで洋風にメイクされた白木の「和室」窓には、クラシカルなキャップデザインが魅力の『アイアン・装飾カーテンレール』に、『トワレ柄(toile)』のカーテンを組み合わせて全体の調和を整えました。

 

トーソー,カーテンレール,クラスト19

ご採用いただきました、アンティークスタイルの「装飾カーテンレール」は、TOSO(トーソー)のヒット商品である『クラスト19』です
今回は、その中でも存在感豊かなデザインが人気のAキャップをとブラックカラーとの組合せをお選びいたいております。

 

英名:『toile = トワレ』
仏名: 『Toile de Jouy=トワル・ド・ジュイ』柄とは?

五洋インテックス,インハウス,IH208 01,オフィーリア

英名・『トワレ』は、仏名・『トワル・ド・ジュイ』柄は、18世紀頃フランスにおける、ロココ調絵画を思わせるデザインが大きな特徴で、主に2色使いを中心とする布のデザインに端を発しており、「ロマンティック」、「トラディショナル」、「カントリー」といったストーリー展開で描かれています。

 

f-2014.8.27.19

現在は、フランスのみならず、世界各国で愛用され、現代的なアレンジや表現が加えられている『トアレ』柄です。
ちなみに、今回ご採用いただきました『トアレ』柄のファブリックは英国製・綿麻のコットンプリントです。

 

五洋インテックス,インハウス,IH208 02,オフィーリア,カーテン

ご採用色は、『オフィーリア』よりIH208(02)色で、この生地を引き立たせるインテリアペイントをリフォームの際に合わせることなりました。
お客様ご来店時に、実際に手に取って縫製品をご覧いただきましたので、現地お打合せの際もイメージ通りの雰囲気とご満足いただけました。

 

f-2014.8.27.18

生地: IH208・『オフィーリア』
カラーバリエーション:2色
生地幅:137cm
生地組成: 綿(85%), 麻(15%)
柄リピート: タテ:64.5cm、ヨコ:68.6cm
輸入産地:イギリス製

 

IH208 02,オフィーリア,カーテン

アンティーク風の「カーテンレール」と英国・トワレのファブリックでまとめた『和室』リニューアル後の窓辺です。

 

この様に当社は、インテリア「リフォーム」だけでなく、「窓周りのスタイリング提案」を各専門分野のスタッフが連携してご提案させていただいておりますので、トータルコーディネートを大切にされるお客様からご愛顧を戴いております。
今回も素敵なリニューアルに携わらせていただくことができました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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自宅で『お教室』を開講されるお客様宅の英国風インテリア・リフォーム。

2015年09月23日

自宅(マンション)を、奥様の特技を活かした『お教室』の開講も視野に入れて、玄関から始まる生活動線を「英国風」の内装にリフォームすることになりました。

 

『玄関・廊下』の内装リフォーム。

モリス 壁紙 玄関 廊下

ウィリアム・モリス 壁紙 廊下

玄関ドアを開けてLDまで続く縦長の廊下まわりは、ナチュラルカラーのフローリングと、白いビニール壁装と室内ドアの組合せによる、モダンな佇まいで仕上げられていましたが、上品なクラシックイメージを加えるにあたり、ストレートに伸びるビニール壁紙部分を、白い塗装仕上げの「腰壁(板)」と、ウィリアム・モリス作の「輸入壁紙」の組み合わせで貼り替えることになりました。

 

ウィリアム・モリス,Sunflower,サンフラワー,WM7197/3,輸入壁紙

今回は、ウィリアム・モリス、1879年作の『Sunflower(サンフラワー)』より、色番:WM7197/3をご採用いただきました。

 

ウィリアム・モリス 壁紙 腰壁

 邦名:『ひまわり』と名付けられているこの作品の特徴は、「左右対称」の伝統的な植物文様表現です。

ルネサンスやバロックの古典的装飾の影響を受けつつも、主題となる「ひまわり」とモリスの愛した「野の花」の組み合わせで描かれた、自由で気高い作風が魅力となっています。

 

ウィリアム・モリス サンフラワー 輸入壁紙 

 玄関の「シューズインクローゼット」とフローリングとの相性も自然で、室内ドアと色を合わせた明るい「腰壁(板)」を組み込むことにより、クラシックの要素が適度に加わったエントランス・ホールへと生まれ変わりました。

 

『お手洗い』もモリスと塗装仕上げで。

ウィリアム・モリス,Daisy,デイジー,輸入壁紙 事例

お客様が使われる『お手洗い』の内装は、「チェアレール」を境にセパレートされた腰上部分に、やはりモリスの作品を選ばれました。

ただし、腰壁部分は「板貼り」とせず、ドイツ製・『ルナファーザー』の塗装下地壁紙の上に「インテリアペイント」仕上げでまとめています。

 

ウィリアム・モリス,Daisy,デイジー,212562

お手洗いでご採用いただいた作品は、ウィリアム・モリス、1862年作の『Daisy(デイジー)』より、色番:212562です。

『デイジー』については、2013年にリリースされた『モリス・アーカイブⅡ・壁紙コレクション』の中で、現代風に増補された配色もお選びいただけますが、今回はモリスが初めて壁紙のデザインを手掛けた原点とも言える、オールド・カラーをご採用いただきました。

モリス初期の作品は、花と花が密接に連続する手法で描かれた後期の作風とは異なり素朴な印象ですが、それだけに作品の中に優しい感性がダイレクトに伝わってくる魅力を持っています。

 

デイジー 壁紙 

2015.9.12.19.2

デイジーとの組合せでコーディネートされたペイントカラーは、Sherwin Williams(シャーウィン ウィリアムス)』の1300色を超えるチャート色より、ベジタブルカラーの『Relish(SW6443)』です。

ご覧の様に、デイジーの爽やかな作風を引き立てる素敵なコーディネートカラーとして組み合わせる事ができました。

 

 

主役となる『LD』は、イエロー系の塗装と、
「装飾モールディング」などで優美に演出。

シーリングメダリオン エレガント

奥様の特技を活かして開講予定のお教室の舞台となる「LDK」では、窓装飾も携わらせていただきましたが、本日のブログでは、リフォームにスポットを当てたコーディネートの組合せをご紹介させていただきます。

みはし モールディング EA312

「リビング・ダイニング」エリアと隣接する「和室」の天井周りには、装飾性を高めた『装飾モールディング』を配して、クラシカルな居室の印象を高めました。

 

2015.9.12.21

『装飾モールディング』と併せて、天井エリアを飾る装飾材として、シャンデリアを演出する効果を持つこちらの『シーリングメダリオン』を組み合わせています。

 

マンション リビング イエロー

2015.9.12.17

ソファや敷物、そして今回新たに新調した窓周りと調和する壁装のペイントカラーには、Sherwin Williams(シャーウィン ウィリアムス)』のチャート色より、『Lanten Light(SW6687)』を組み合わせて、優しい色使いと調度品との相性の良い温かみのあるお部屋に仕上げました。

 

 

  LDに隣接する『和室』を装飾的に。
建具の新調と、「フロア」仕上げで工夫。

マンション ペイント ブルー

「LD」に隣接しているこちらの居室、実は『和室』で、愛犬のチワワが過ごすお部屋でもあります。

『和室』のリフォームにあたっては、洋室とは異なる制約などもありますが、LDと合わせた『装飾モールディング』に加えて、窓周りや「戸襖」の洋風化により、クラシックスタイルを意識したオープンルームとしてもお使いいただけるアレンジを考えました。

 

マンション リフォーム ブルー

2015.9.12.19

『和室』のペイントカラーには、「トアレ柄」のファブリックとコーディネートした水色、『Watery(SW6478)』を組み合わせて、爽やかで清潔感の感じられる印象に仕上げました。

 

2015.9.12.8

LDと区分する側の「戸襖」はペイント仕上げの壁装でおさめましたが、「押入れ専用の襖」は取り払いました。

新調した「引き戸」は、枠周りの白木を塗り上げている塗装色を用いて、シンプルスタイルで仕立てることになりました。

 

2015.9.12.5

最後に、和室の「フロア」仕上げは、LDとの段差のないバリアフリー構造になっていたため、その特性を活かして、畳の上に、洋室との色調を合わせた厚手の『クッションフロア』を置敷きして仕上げています。

もちろん、畳を撤去してフローリング仕上げにすることも出来ますが、耐アンモニア性、耐水性といったメンテナンスに優れた『クッションフロア』は衛生的で、ペット・インテリアに配慮した設えとなりますので、今回はその様な納めとなりました。

こうして、「和洋折衷」スタイルのモダンインテリアから、『英国風・クラシックスタイル』の味わいの感じられる、トータルコーディネートリフォームが完成いたしました。
次回のブログでは、こちらの事例における、『窓周り』のリニューアルについてご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ。
 
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-runa.htm

◆ 当社・「モールディングの特集」ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニックGシリーズウッドブラインドの人気色。ブラックウォルナット。

2015年09月19日

本日のブログでは、 ナニック・「Gシリーズ・ウッドブラインド(全14色)」より、すっきりとシャープな印象のお部屋でのご要望が多い、色番:955「ブラックウォルナットの納品事例をご紹介させていただきます。

ナニック・「Gシリーズ・ウッドブラインド」,スラットカラー:955(ブラックウォルナット)

こちらは、LDの窓での納品の様子です。
スラットの角度は水平、窓を開けての「換気」に適したポジションです。

 

Gシリーズ・ウッドブラインド,955,ブラックウォルナット

次に、日中における、スラット角度を傾斜させた「採光」の様子です。
美しいウッドブラインドのカラーを反映させた日照調整の醍醐味をお楽しみいただけます。

 

ナニックGシリーズ,955,ブラックウォルナット

夜間は「窓辺の家具」と言われる、ナニック・ウッドブラインドの選定色の色味が一番わかる時間帯です。

この時間帯では、スラット角度を室内側に全閉させる楽しみ方が最も美しいですが、「寝室」などで使用される場合は、枕元より上からくる朝の陽射しを効果的に遮るために、就寝時にスラットを屋外側に傾斜させるなど、TPOに応じたスラット角度の調節をすると良いでしょう。
この様に、昇降操作はもとより、「換気(水平状態)」、「採光(スラットを適度に傾斜)」、「遮光(スラットの全閉)」を1本の操作ループで手軽に行える利便性が木製ブラインドの魅力の1つです。

 

 

ナニック・「Gシリーズ・ウッドブラインド」
スラットカラーの選定。

2015.9.11.9

ご来店時に、他社製品を含めて、スラットカラーの絞り込みはできておりましたが、現地ご訪問時に、お客様が「ピンと来た!」きたスラットが、ナニック・『Gシリーズ・ウッドブラインド』の色番:955「ブラックウォルナットでしたので、今回は戸建住宅(4室)の窓を同一色でまとめることになりました。

 

2015.9.11.7

2015.9.11.8

フローリングはナチュラル系の配色ですが、ダークマホガニー系の室内ドアや、TV周りの設え、白い内装とのコントラストや調和を考慮して、最終的にご採用いただきました選定色が『ウォールナット(905)』です。

各居室を同一色でまとめておりますので、ドアや建具を開口した際には空間の広がりと一体感が得られます。

  

「ヘッドレール」を含む納まりのご指定。

f-2013.4.24.2

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ナニック・ウッドブラインドの魅力を支える、『Simpull II 昇降機構』の機能性の高いヘッドレールの仕上げは、オプションの「バランス」を使用しない設置形態の場合においては、アルミ製ヘッドレールの前面(オプションで裏面を含む両面にも可)に、本体で使用しているスラット(羽根)と同色の無垢板を嵌め込んだ『無垢板はめ込み式ヘッドレール』仕上げとなります。

この仕様の場合、厚みの薄い「窓枠内」設置する場合でも、約70mm程度の奥行が確保されていれば、本体をすっきりと収納することができますが、窓枠内に設置できない場合(壁面に正面付)の場合でも、スタイリッシュな納まりをお楽しみいただけます。 

 

2015.9.11.1

 

たとえば、今回の納品の際に唯一、窓枠内に設置することができなかった窓が、LDのベランダ側に面した窓でした。
こちらの窓では窓枠内に折り畳み「網戸」が設置されていたため、3cm程度の奥行しか残っていなかったため、窓枠上の壁面に「正面付」で設置することになりました。

 

ナニックウッドブラインド,プラックウォルナット,施工事例

しかし、「正面付」での設置の際に、ウッドブラインドを床までの高さで仕上げる事により、ご覧の様に「掃出窓」さながらのダイナミックな窓辺にスケールアップすることができました。

また、「スリット状」に4分割された、外開きドアから指しこむ自然光の陰影が、この窓の特徴と「ブラックウォルナット」のスラットカラーとの相性を高め、主役となる窓としての魅力的な方向に引き出すことができました。
以上本日は、ウッドブラインドの適切な設置方法を組み合わせる事によっても窓辺の印象は大きく変わりることがお解りいただける素敵な納品事例をご紹介させていただきました。

 

「ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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トーソー・調光ロールスクリーン『ビジックライト』納品事例。

2015年09月12日

 本日のブログでは、TOSO(トーソー)の「調光ロールスクリーン」より、前後に配置された生地の回転操作(ターンアップ)により調光をコントロールする『ビジックライト』 をご採用いただいた納品事例をご紹介させていただきます。 

 

調光ロールスクリーン トーソー

マンション、リノベーション・リフォーム後の開放型LD「掃出窓」それぞれに設置した、TOSO「調光ロールスクリーン」、『ビジックライト』の様子です。

ご採用いただいた生地は、『ノブレス(5配色)』より、ナチュラルテイストのインテリアとの相性の良いTR-2725(アップルグリーン)

 

2015.10.7.1.1

手前(右側)の「ダイニング窓」には、「ブラインドボックス」が壁面側に設けられていましたが、左側の「リビング」窓は、少しベランダ側に奥まった間取りになっているため、リフォームの際、構造梁下に「ブラインドボックス」下地が設けられなかったとのこと。

そのため今回は、「天井付」と「正面付」という異なる設置方法で調光ロールスクリーンを2つの窓に設置することになりました。

 

『調光ロールスクリーン』の2つの仕様。
「開閉式」と「回転式」について。

ここ数年、その斬新な機能性と美しいインテリア性が話題となり、国内メーカーでも、相次いでリリースされている『調光ロールスクリーン』
その構造的特徴には、大別して2種類(回転式と開閉式)の仕様がありますので、その相違点を簡単にご説明させていただきます。

 

2015.10.7.19

1つ目にご紹介するのは「開閉式」タイプです。

開閉式タイプの調光ロールスクリーンは、ブラインドの羽根(スラット)形状の不透明生地の前後を、レース生地で支えている構造となっており、スクリーンの昇降操作時は生地が閉じて遮蔽されますが、降下の最下点ではスラットを水平(最大90°)まで傾けて調光することができます。

 

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このタイプは、昇降操作の途中での調光ができないことと、スラットの傾斜可動域が手前側90°までに限られるところがデメリットではありますが、調光時には、不透明生地が水平に倒れることにより、前後のシースルー生地を透して屋外の眺望を楽しめるというメリットがあり、調光ロールスクリーンにおいては、こちらのタイプの方が高級スペックとなります。

 

開閉式 調光ロールスクリーン

代表的なブランドとしては、ハンターダグラス社の『シルエットシェード』が有名で、類似製品として、ニチベイの『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソーの『ラクーシュ』、WISの『FUGA(フーガ)』あり、当社でも比較用の展示品をご用意しております。

 

2015.10.7.17

トーソー ビジックライト, 展示品

そして2つ目の仕様が今回の納品事例となる、『ターンアップ タイプ(回転式)』と呼ばれる調光ロールスクリーンです。

当社でも、トーソー『ビジック』のほか、タチカワブラインド『デュオレ』、ニチベイ『ポポラ・調光ロールスクリーン』といった、回転式・調光ロールスクリーンの展示品をご用意しています。

 

TOSO, ビジックライト, 施工事例

 『ターンアップ』 タイプのセールスポイントは、横ストライプ形状の「不透明生地」と「透明生地」の組合せで構成されているスクリーンが、昇降操作により、前後にローテーション(回転)して、重なり合うスクリーンの度合いの変化により調光コントロールできることです。

 

2015.10.7.14

ただし、ターンアップ式の『調光ロールスクリーン』ご採用の場合には以下・2点の採寸注意点がございます。

1点目は、調光の際に不透明生地が水平に倒れませんので、ストライプ表現の採光システムを前提とした調光がターンアップ式の調光ロールスクリーンの特性であることと、製作寸法高の設定がスクリーンが完全に降りきったポジションであるため、上の写真の様に「腰高窓」などの全体を正面付けで覆う様に設置する場合は、窓枠下側までの高さに加えて採光時に引き上がるシースルー生地の幅以上のゆとり寸法を加えて製作高を決める必要があります。

 

トーソー ビジックライト, ノブレス

2015.10.7.13

2点目の注意事項は、ターンアップ式の調光ロールスクリーンを「掃出窓」などでご採用いただく場合、製品の製作寸法が、前後の不透明生地が重なり合う遮蔽時となっているため、「調光」操作時には、シースルー生地をスライドさせた分だけ生地が引きあがる特性を持っていること前提としして採寸する必要があることです。

 

2015.10.7.18

 

2015.10.7.10

採寸時には、スクリーンの製作高をフロアまでの設置高より短めに設定します。

設置高より長く作りすぎると、フロアギリギリまで引き降ろした際に前後の不透明生地が床面でたわんだり、綺麗に重ならない場合があります。

一般的なロールスクリーンであれば、フロアに多少設置しても問題ないのですが、調光を目的とした「ターンアップ」式のロールスクリーンを「掃出窓」または「窓枠内」に設置する場合、この仕組みを充分理解して製作サイズを決めることが原則となります。

 

2015.10.7.9

 

今回の納品事例では、スクリーンの背後に窓枠内に後付されたインナーサッシのフレームがあり光を遮っていましたが、遮るものがなく日光が入りやすい「掃出窓」や「腰高窓」の窓枠内にターンアップ式の調光ロールスクリーンを設置する場合は上記特徴を理解いただいた上でご採用されることをおすすめいたします。

 

 

 『天付け』と『正面付』。
異なる設置方法の納まりと注意点。

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2015.10.7.2.3

こちらは、「ダイニング」側窓の『ブラインドボックス内に天付け』で設置した、ターンアップ式調光ロールスクリーンの設置イメージです。

一般的に「カーテンボックス」であればボックス内に15~18cm程度の奥行き寸法が必要とされていますが、ロールスクリーンを含めた「ブラインドボックス」の場合は、11~12cm程度の奥行き寸法で仕上げられているケースが多く、製品選定と設置の際には、このサイズの把握が大切となります。

ターンアップ式のロールスクリーンの場合、スクリーンを完全に引き上げた際に、「ウエイト(ボトム)レール」が製品の背後にくる納まりとなっていますので、サッシ枠、窓枠などに引っ掛からない様な適度の距離感を取りつつ、設置する事が肝要です。

 

2015.10.7.20

 

2015.10.7.5.2

次に、「リビング」側窓の『窓枠に正面付け』で設置した、ターンアップ式調光ロールスクリーンの設置イメージです。

 

2015.10.7.5

窓枠の直上に「構造梁(はり)」などがあるなどの環境により、「カーテンボックス」などが設けられない窓では、窓枠に直接・『正面付』で調光ロールスクリーンを設置することになります。

正面付の場合、ターンアップ式のロールスクリーンの「ウエイト(ボトム)レール」の納まりは「天付」の場合とは異なる位置にきますが、「正面付」は窓枠に密着した設置方法となるため、必要に応じて『ブラケットスペーサー』という、窓枠との適度の距離感を取るための補助部材を併用する場合もございます。

ターンアップ式のロールスクリーンの場合、基本的にフロアに「ウエイト(ボトム)レール」が接地しない寸法で製品を作りますので、それにより換気の際の風圧の揺れで「ウエイト(ボトム)レール」が窓枠に当たる音が生じにくくなっています。

 

調光ロールスクリーン オーダー

こうして、LDの2つの窓に、ターンアップ式の『調光ロールスクリーン』がスッキリと設置されました。

ちなみに、今回ご採用いただいた生地は、『ノブレス(5色)』より、ナチュラルテイストのインテリアとの相性の良いTR-2725(アップルグリーン)です。

 

トーソー ビジックライト, TR-2725

 

太陽の光が心地よい日中には、光をたっぷり採り込むシースルーのスクリーンを。
プライベートタイムには、視線を遮るミディアムタイプのスクリーンを。
新しいターンアップスクリーン、トーソー『ビジックライト』は、そんなニーズに1台で応える、今までにないウィンドウトリートメントです。

 

 

 ◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の専門ページ

http://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

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マンション既設の「カーテンレール」を取り外して新設した、トーソー・『バーチカルブラインド80』納品事例。

2015年09月10日

先日(9/9日)のブログでは、窓枠に「正面付」で設置されている、シルバーの『汎用カーテンレール』を「機能性&装飾性」のあるカーテンレールに交換したトータルコーディネート事例をご紹介させていただきましたが、本日は、同様のカーテンレールを取り外して、新たに『バーチカルブラインド(縦型ブラインド)』を新設した納品事例をご紹介させていだきます。

トーソー・『バーチカルブラインド80』

今回ご採用いただきました縦型ブラインドは、TOSO(トーソー)の『バーチカルブラインド80』です。

80mm幅のコンパクトなシングル・ルーバーに、オプションの『バトン式(両バトン)』操作を組み合わせることにより、間口がコンパクトな「掃出窓」などでは、片手ですいすいと、「左右開閉と調光」が行えるの手軽な操作仕様となっています。

 

『バーチカルブラインド』を「窓枠」に設置。
「正面付」の応用事例。

2015.9.6.7.3

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こちらは、マンション入居前に設置されていた既存のカーテンレールです。

 

2015.9.6.7.17

今回は、こちらを取外して、既存の「ビス穴」を利用して『バーチカルブラインド』を設置するのですが、バーチカルブラインドを「窓枠に正面付で設置」する場合においては、設置方法に工夫を講じる必要があります。

理由としては、そのまま既存の「ビス穴」に正面付で設置してしまうとバーチカルブラインドのルーバーが窓枠よりかなり下側に来てしまうため、ルーバーの上部が窓枠を覆うためには、『取付補助金具』を適切に併用して最低8cm以上の嵩上げをすることが必要となります。

 

2015.9.6.7.7

『取付補助金具』は、カーテンレールをはじめ、様々な窓周り品の設置に使用されますが、設置にあたっては、「窓枠の厚みと強度」、「製品重量」、「取付金具の設置個数」、「採用部材の組合せ」、「設置後の見栄え」などを考慮して設置する必要があります。
上記の考慮事項以外にも、状況に応じた熟慮を重ね、必要に応じて無理のない範囲で適宜提案したております。

 

2015.9.6.7.8

今回の場合、安定性の良い「正面付ブラケット」と「取付補助金具」の組合せは、写真上の赤丸○の形状でしたので、このポジションを起点として、製品の製作高を求めました。

 

2015.9.6.7.31

当社のシュミレーション模型にを使って、無理なく安定性の良い設置位置を決めました。

 

 

製品紹介とも納品後の「調光&操作」イメージ 。

2015.9.6.7.16

*メーカー: TOSO(トーソー)
*製品:『バーチカルブラインド80』
*生地: 『コルト』・TF4405(グリーンアイボリー)
*取付: 正面付
*レール色: ホワイト  
*操作:「バトン式(両バトン)・右側優先操作」
*ボトム仕様: 「裾袋縫コード付」

 

2015.9.6.7.25

まず最初に、ルーバーを室内側に「垂直」に立てたセットポジション。
「バトン式」操作の場合、セットポジションでルーバーの開閉をすることが原則です(ルーバーを傾けた状態での開閉操作は故障の原因となりますので、この点だけ注意が必要です)。

 

2015.9.6.7.30

「バトン式」操作のバトンを使っての開閉操作はいたってシンプルです。

 

トーソー・『バーチカルブラインド80』、コルト、正面付

左側の開口部からベランダへ出入りする時は、必要な幅だけバトンを右側に寄せます。

トーソー・デュアル、『バーチカルブラインド』

同様に、右側の開口部からベランダへ出入りする時は、必要な幅だけバトンを左側に寄せます。

トーソー・『バーチカルブラインド』、バトン式・両バトン操作

両方のバトンを内側に寄せる事ができますので、窓のお掃除なども手軽に行えます。

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『取付補助金具』を併用していますので、スラットを閉じた時は、ルーバーが窓枠の上部を軽く覆うことが出来ました。

 

『取付補助金具』の併用については、お客様の好き好きがありますので、当社では無理にお勧めしておりませんが、提案の幅を広げるためのスパイスとして必要に応じてご案内させていただいております。

なお、この様な応用設置法につきまして、「子供などが引っ張ったりぶら下がったりした場合でも大丈夫ですか?」といったご質問をいただくこともありますが、その様な場合は、老若男女の別なく、製品破損(故障)と事故の原因となりますので安全ではありませんとお答えさせていだいております。

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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マンション既設の「カーテンレール」を新調して、装飾性と機能性を高めた、窓辺の演出事例(カーテン・レース編)

2015年09月09日

近年の「新築マンション」は、室内における構成面積が大きい、「フローリング」や「ドア(建具)」などのデザインやカラー、素材感が向上してきています。
それにより、ご入居時のインテリア演出においてはお客様の個性や嗜好が反映させやすい内装に仕上がってきています。

ただし、「窓周り」を演出する『カーテンレール』納めに関して言えば、『カーテンボックス』で仕上げられた窓周り『汎用的なカーテンレール』を窓枠に「正面付」で設置されている窓周りでは、はっきりとしたイメージの差となって目立ってしまい、しばしばお客様からカーテンレールの新調を含めたトータルコーディネートのご相談をいただくことがございます。

 

既設の「C型・カーテンレール」と、
マンションにおける『GL工法』について。

「C型・カーテンレール」

内覧会でのお打合せ時に拝見した、既設カーテンレールの様子です。
こちらの物件では、シルバー色の「カーテンレール」が、窓枠に「正面付」で設置されていました。

 

 

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カーテンレールを窓枠に設置する場合、上図の「取付ブラケット」のへ併用が必須となり、取付ビスの設置個所より38mm下方に、カーテンフックをとめる「ランナー」がくる構造となっています。

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 今回の事例の様に、窓枠にカーテンレールを「正面付」設置をいたしますと、レール上部からの 「光漏れ」や「断熱性」が懸念されることがありますが、「GL工法」という、マンション特有の壁装仕上げの場合、工法の性質上、「木造戸建住宅」の様に窓枠上部にカーテンレールを設置するための下地がありませんので、必然的に『カーテンボックス』が別途・設けられていなければ、カーテンレールの設置位置を大きく上げて、窓周りをより美しくダイナミックに表現できなくなるといデメリットがあります。

 

「内覧会」と「ご来店」時のご相談内容。

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まずこちらは、マンション「内覧会」時における、カーテン、レース、装飾タッセルのコーディネートイメージです。
選定されている、ウィンドゥ・アイテムに対して「シルバー」のカーテンレールは決して相性が良いとは言えませんでした。

 

インハウス IH245(05) カーテン

「メープル」IH245(05) カーテン

当社ご来店時に、ご選定いただきました、LD用のカーテンには、五洋インテックスのカタログ『インハウス』収録の人気ファブリック、「メープル」より、生地品番:IH245(05)を第1候補として、それにボイルレースと、当社オリジナル品の『装飾タッセル』を合わせたご提案をさせていただきました。

窓周品は、一度つけたら長期にわたりご愛用いただくものですし、カーテンレールについても同様の事が言えます。
その様なこともあり、今回、「室内ドア(扉)」の木目色に合わせた、コンパクトでありながら程よい装飾性の感じられる「カーテンレール」に交換しようということになりました。

 

 

コンパクトな「機能性」と、木目をイメージした「装飾性」。
取付仕様にこだわった「カーテンレール」の選定。

 

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今回、ご採用いただきましたカーテンレールは、TOSO・『ネクステイ』カーテンレールより、「ダークマホガニー」色のダブル付に、メタリック調の「パールベージュ」のサイドカバーをつけた組合品です。
ネクスティは、全12色のカラーバリエーションに加えて、サイドカバーの組合せパターン色も豊富に揃っている、インテリアコーディネートのし易い「機能性カーテンレール」です。

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ネクスティ 「サイドマグネットランナー」

『ネクスティ』は、「静音カーテンレール」としても高い評価がありますが、オプションの「サイドマグネットランナー」などの併用により、窓の中央のみならず、左右側からの開閉もできる、操作性に優れたカーテンレールです。
特に、『サイドマグネットランナー』は、ベランダや庭などへの頻繁な出入りを行う生活シーンにおいて重宝されている魅力的なアイテムです。

 

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また「ネクスティ」にはダブル付に限り、オプション・『LTダブルブラケット』を組み合わせることができ、これにより「カーテンレールランナー」の設置を既存の汎用レールと比較して、27mmですが上方に配置することができます。

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ネクスティの姉妹品ともいえる『エリート』にも、『LTダブルブラケット』があり、やはりこれを使用することにより、汎用レールと比較して、27mmですが上方に配置することができます。
『エリート』は30年以上の実績のあるロングセラー品ですが、この四角い形状のデザインに丸みを持たせて、「装飾レール」としても使える様に開発されたカーテンレールが『ネクスティ』です。

 

取付補助金具

ちなみに、「窓枠」に対して正面付された製品については、カーテンレールの「ブラケット」の形状を変えることの他、ブラケット単体では対応しない製品については、『取付補助金具』といった副資材を用いて調整をすることが状況に応じて可能な場合があります。

 

トータルコーディネート後の様子。 

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「室内ドア」の色に合わせて、カーテンレールを交換した、納品後のLD窓イメージです。

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カーテンの取付方を『Aフック(天付)』にして、ダークマボガニーのレールを装飾的に見せる事ができました。
また「Aフック」と『サイドマグネットランナー』を組み合わせていますので、カーテン、レースの開閉を中央(両開き)だけでなく、左右からも行える様にカスタムアップされています。

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五洋インテックスの『メープル』・IH245(05)と装飾タッセルとの相性も良好で、格調高いリビング・ダイニングの窓辺に仕上がりました。

 

 

『主寝室』もトータルコーディネートで。

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同様に、『主寝室』の窓周りも同じ手法で納めさせていだきました。

 

スミノエ D-9312 カーテン コーディネート

カーテンは、スミノエのタログ・『mode-s』収録の遮光生地より、「ピーチスキン」といわれている、桃肌の様なしっとりとした起毛が美しいファブリックより、ライトパープル色のD-9312をご採用いただき、当社展示の「装飾タッセル(オリエント・BN6650T)」との組合せで納めさせていただきました。

 

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コーディネート・レースには、LD同様にスミノエの『mode-s』収録の生地より、遮熱性のある「ボイル(D-9528)」をシンプルに合わせています。

 

スミノエ.mode-s,D-9312 カーテン

納品後の様子。

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壁際の窓周りも、ダークマホガニーとライトパープルのカラーコーディネートが美しくスッキリと納まっています。

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オプションの『サイドカバー』には、必要に応じてカーテンレールの側面を「遮光」、「断熱」を目的としたリターンを回すことのできるリターン用フックが付属しております。

 

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カーテンと装飾タッセルとの相性も抜群で、落ち着きのある素敵な「主寝室」の窓辺ができあがりました。

 

以上、本日は、マンション既設の「カーテンレール」を新調して、装飾性と機能性を高めた、窓辺の演出事例(カーテン・レース編)をご紹介させていただきました。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

 
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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ウッドブラインドとファッブリックスで演出する、モダン・インテリア。

2015年09月03日

当社では、以前お世話になりましたお客様のお知り合いをご紹介いただく事も多く、現地でご一緒にライフスタイルの方向性を決めて行く提案過程は醍醐味のあるものだと感じています。
今回は、小さなお子様がいらっしゃる30代のお客様より、「若々しいカジュアルと、素材にこだわった大人も満足できるモダン・インテリア」を作りたいとのライフスタイルをリクエストいただき、 希望される製品の、素材感、配色を意識したご提案をさせていただきました。

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縦長LDと、隣接する洋室窓に統一感を。
居室形状と窓サイズ比を考慮した製品提案。

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マンションの角部屋に位置するLD(リビング・ダイニング)は、縦9m×幅3mの縦長の間取りでしたが、両サイドの「掃出窓」の先には、約8帖と4.5帖大の「バルコニー」スペースが加わっているため、実際は居室の縦長感がより一層感じられる広々とした印象の間取りとなっていました。

 

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次に、リビング側に面している洋室は、開放感の得られる「間仕切り」引戸で区分された居室であったため、「リビング・エリア」をより広々と魅せる空間演出が可能なレイアウトとなっていました。
そのような居室の特性を考慮して、今回は、この縦横に広がりを得る事ができる空間に演出を、製品素材の組合せとカラーコーディネートでご提案をさせていただきました。

 

 

「ベースカラー」はモダンな素材感を重視で。
「カーテン」と「レース」のコーディネート。

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まず初めに、「リビング」から見た「ダイニング」側の窓辺と「カーテン」&「レース」の組合せをご紹介いたします。

 

フジエテキスタイル、ペイレット(FA1612 BR) コーディネート

天井のカーテンボックスから床まで、たっぷりと高さと幅のある、L字型の「掃出窓」では素材感豊かなカーテンとレースの組合せでモダンにまとめています。
ベランダへの出入は、キッチン側(左側)の窓から行う仕様のため、「片開き(右納まり)」の開閉仕様で納めました。

 

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LDでご採用「カーテン」生地には、奥様のご要望を受けて、フジエテキスタイルのカタログ「STORY2」収録のファブリックより、
地厚のしっかりした手持ち感と天然素材風の織りが魅力の『ブラッシュ(FA6606)』の4配色より、海沿いの砂浜をイメージして「SB(サンドブルー)」色をお選びいただきました。

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ちなみに「主寝室」では、ご主人の憧れである、海沿いのライフスタイルをイメージしたライトブルーー(FA6606・LB)のファブリックカラーを使い分けています。

 

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コーディネート「レース」には、麻ライクのベース地に程よい間隔で縦ストライプが並ぶ、『ペイレット(FA1612)』2配色より、濃淡のコントラストがはっきりしたBR色をご採用いただき、厚手のファブリックが持つモダンな素材感が引き立てることができました

 

 

 「アクセントカラー」は素材感の高いカジュアル。
ナニック「ウッドブラインド」でコーディネート。

ナニックウッドブラインド,「103・プレリー」

次に、「ダイニング」から見た「リビング」側の窓辺の様子をご紹介です。

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 ちなみに、幅9mある壁面に沿って「縦長窓」が3つ並んでいますが、ここは敢えて「カーテンボックス」を使用せずに、窓枠内に「木製ブラインド」を設置する仕様に変更いたしました。

 

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選定した「ウッドブラインド」は、国内最上級ブランドとも言われている、「ナニックウッドブラインド(標準73色)」シリーズです。

ナニックウッドブラインド,「103・プレリー」コーディネート事例

居室の縦長の生活動線を彩る「アクセントカラー」として、清涼感と若い世代の活気をイメージしたスラットカラーである『プレリー(103)』をご選定いただきました。
ちなみに、この『プレリー(103)』は、若い世代の方からの支持を受けているスラットカラーで、今回も当社の過去のブログでご紹介していた過去の納品事例をご覧いただきご相談をいただいたカラーです。
http://mitsuwa-i.com/blog/?P=5738

 

 

「リビング」側に隣接する「洋室」に広がりを。
「ワイド・リビング」に見えるカラーコーディネート。

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ナニックウッドブラインド,「137・ヒッコリー」コーディネート事例

リビング側に面している洋室は、「間仕切り」を開放すると「L字形状」のレイアウトとなると同時に横方向に広がる「ワイド・リビング」として、魅力的な使い方もできる居室レイアウトとなっていました。

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ナニックウッドブラインド,「137・ヒッコリー」

 洋室側の壁装は、多色の水性マジックで自由に遊ぶことができる特殊な塗装仕上げによる光沢の美しいスカイブルーの「アクセント・ウォール」と白みがかった色調のフローリングの組合せであったため、ナニック「ウッドブラインド」のスラット色をLD側のフローリングのチーク材の仕上げ色に近い『ヒッコリー(137)』組合わせる事にしました。

こうして、今回のトータルコーディネートは選定アイテムを限定しつつも、居室の特徴を考慮したカラーバリエーションの展開を図ることによってお客様からご満足いただける納まりとなりました。

 

 

 ***  参考・ショールームのご案内 ***

① ナニック・『初台ショールーム』について。

ナニック・ジャパンでは、本社ビル1階にショールームを用意しております。
都内や近隣県にお住まいの方におかれましては、ナニックのショールームをご覧いただいてから、当社にご相談をされるお客様も多数いらっしゃいます。
ご来社の際は予め電話にてご連絡(予約)いただきご活用下さいませ。

◆ナニック・『初台ショールーム』
http://www.nanik.co.jp/Showroom/index.html

■ナニックジャパン 本社・ショールーム
住所: 東京都渋谷区初台2-31-4
TEL:03-3370-0729
電車: 初台駅(京王新線・都営新宿線)から徒歩約5分、
   代々木公園駅(千代田線)、代々木八幡駅(小田急線)から徒歩約10分

 

① フジエテキスタイル・『東京ショールーム』について。

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◆フジエテキスタイル・『東京ショールーム(初台)』
http://www.fujie-textile.co.jp/showroom.html

フジエテキスタイルの「東京ショールーム」では、生地専門のスタッフが直接ご相談に対応し、お客様がお望みになるライフスタイルに合った多彩なプランをご提案します(要予約制)。
また、ファブリックと床や壁装とのカラーコーディネートから家具との相性までヒアリングしながら、お部屋の中でのカーテンのコーディネーションのご提案をさせていただきます。
その他、必要に応じて、窓を美しく飾る多様なカーテンのスタイルのご提案までさせていただきますので、是非ご活用下さい。

東京都渋谷区代々木4-33-10 トーシンビル5F
TEL : 03-3378-8925 FAX : 03-3378-8863
京王新線「初台駅」下車 東口 徒歩3分
営業時間 月曜~日曜 10:00~17:00
定休日 祝日

 

 

◆当社・「ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆当社『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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