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FUGA・調光ロールスクリーンの魅力と事例紹介。

2016年07月21日

本日のブログでは、近年、インテリア専門店や大手百貨店を中心に採用事例が増えている、調光ロールスクリーン・『FUGA(フーガ)』を特集でご紹介させていただきます。


調光ロールスクリーン『FUGA』とは。

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『FUGA(フーガ)』は、2013年11月より、株式会社WISからリリースされている開閉機能付の「調光ロールスクリーン」です。

前後のシースルー生地と、開閉調光用の不透明生地(スラット)からなる3層立体構造を称して、同社では「トリプルスクリーン」という別名もつけています。

「調光ロールスクリーン」は3重構造のタイプとは別に、開閉調光の無い2層構造の昇降タイプもあるため、製品区別をするためにそういう呼称を付けています。
 
FUGAの製品アイテム数は、22種類(無地・ 遮光・ デザインシリーズ)と豊富な色柄を用意しています。
また、それに加えて、業界初となる、「オリジナル デジタルプリント」製作の対応、
電動モデル防炎品まで幅広く展開しており、今後、一般住宅や高層マンションだけにとどまらず、商業施設を始めとした個性的なインテリアシーンでの採用が期待されている製品です。
 
 
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2種類の採光パターンを選べる
「BASIC」&「PlAN」シリーズについて。
 
FUGA・調光ロールスクリーン,「BASIC」
 
こちらは、『FUGA』・BASICシリーズの生地模型を使った、機能と特徴のご説明です。
写真左側は、スクリーン全体を手前側に傾斜させて内部の生地スラットを閉じた状態で、この状態は、ヘッドボックス内に巻き取られているスクリーンの昇降の際の状態です。
写真右側は、通常はスクリーンが完全に降りた位置でのみ切り替えができる、スラットを水平方向に切り替えられる機能を働かせた状態です。
 
製品の外見と主な機能的特徴は、これを最初に開発したことで知られるハンターダグラス社の「シルエットシェード」や、ニチベイ「ha・na・ri(ハナリ)」トーソー「ラクーシュ」と良く似ていますが、後発製品ですので、以下の機能性で差別化を図っています。

 
 
「調光モード」でスクリーンの昇降も可能。

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『FUGA』には、他ブランドの標準操作である、スラット生地を斜めに閉じた状態で昇降操作に加えて、補助操作として、水平に開いた調光状態で製品高にかかわらず120cm程度、スクリーンを上方に引き上げて採光ができる「逆巻取り操作」機能が付加されています(ただし、開いたままの作動範囲には制約があり、手動操作タイプの場合は、調光状態での完全逆巻取りはできません。「電動タイプ」は完全逆巻き取りも可能)。
 
昇降における一定の制限はありますが、他のブランド品にはその機能がなく、生地を引き上げた際にスラットが閉じた状態での昇降操作のみとなるため、これは『FUGA』独自の使い易い機能と言われています。
 
昇降操作の特徴を正しく理解すれば、『FUGA』は最少幅:15cmからオーダーできるため、大型窓に限らず、開口部がスマートな「スリット窓」などでも繊細な窓表現を楽しむことが出来るでしょう。
 
 
メーカーに確認した操作方法の補足説明を以下にまとめてみました。
 
①  『FUGA』においても、標準設定の「優先操作」は、スラット生地を斜めに閉じた状態で昇降操作をする操作方法となります。
 
②  『FUGA』には、スラットを開いた調光状態のまま120cm程度引き上げることができる「逆巻き」操作が補助操作として加えられており、これが好評です。

③  『逆巻き」操作ができる目安は、生地の種類や製作サイズによっては多少差がありますが、製品の構造上、「逆巻き」で引き上げた際にヘッドレール内側で生地がたわみ始める目安が120cmからとなるため、その範囲内においては調光状態での昇降操作を行えるとしています。

④  製作高:120cm以内の製品であれば、「逆巻き」操作の調光状態でもほぼ巻き上げられますが、「逆巻き」は補助的操作のため、「逆巻き」した状態で長期間放置されると、巻ズレやシワの原因になるので、生地を斜行させて閉じる通常の巻取り操作をメイン操作と考えて使用してください。

 
 
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「BASIC」シリーズ
 
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「BASIC」シリーズの生地バリエーションは、ホワイト(FG-5513)とベージュ(FG-5523)の2色展開です。
 
 
FUGA・調光ロールスクリーン,シルエットシェード,ハナリ      
                                                                                       
「BASIC」シリーズの生地は、製品前後のシースルー素材を微妙に変えることにより、光の屈折を変えて、同一生地を使っている「PLAIN」シリーズより柔らかい光を室内採りこむことができます。
ハンターダグラス「シルエットシェード」や、ニチベイ「ha・na・ri(ハナリ)」の生地も、質感は違いますが、基本的にこの原理を使った製品です。
生地の薄さと美しさは、ハンターダグラスが一番で、ニチベイ「ha・na・ri(ハナリ)」も繊細な生地です。
FUGA「BASIC」シリーズの生地は、2社に較べてキメが粗いですが、プライバシー性と生地の耐久性に配慮した設計になっています。

 
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「PLAIN」シリーズ
 
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「PLAIN」シリーズの生地バリエーションは、8色展開で、様々なインテリアシーンを想定した配色となっています。
 
 
FUGA・調光ロールスクリーン,ラクーシュ,ボトムレール
 
「PLAIN」シリーズの生地は、前後のシースルー素材を同一にした設計のため、製品価格も「BASIC」タイプよりリーズナブルです。
光の屈折率が変わらないため、生地表面に「モアレ(縞状)」柄が出やすい特徴がありますので、「BASIC」シリーズを別途用意しているとのことです。

トーソー「ラクーシュ」も、生地の質感は細やかですが基本的にこの組み合わせの製品となっています。
 
 
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「BLACKOUT(遮光)」シリーズ
 
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「BLACKOUT(遮光)」シリーズの前後シースルー生地は同一素材ですが、採光タイプの2つの生地より細かいボイルを使用しています。
それにより、スラット生地の閉まりが向上して、遮光性を高めています。
 
 
また、同一素材のボイルを使用することにより、生地スラットの調光角度を「スラット逆向き」にして製作する際に生地の質感が変わりにくくなる配慮にもなっています。 
 
 
 
FUGA・調光ロールスクリーン,「BLACKOUT」,生地逆セット
 
こちらは、強い「西日」が射し込む「和室」窓に、FUGA『BLACKOUT(遮光)』シリーズを2分割設置で納品した事例です。
 
 
FUGA・調光ロールスクリーン,遮光,事例
 
シースルー生地を組み合わせた製品のため、リビング採用している、ニチベイのバーチカルブラインド・『アルペジオ』センターレーススタイルとの相性も良好です。

参考までに、『アルペジオ』では、遮光生地と遮熱レースを組み合わせた「西日対策」を行っています。


遮光生地であれば、
「生地逆セット」での製作も好評。 

FUGA・調光ロールスクリーン,遮光,スラット逆向き

そして、FUGA『BLACKOUT(遮光)』シリーズ、2分割設置の様子。
「和室」はご夫婦の「寝室」でもあったため、就寝時の枕の位置を配慮して、FUGA・遮光生地の巻取りを「スラット逆向き」指定としてオーダーしています。
 
FUGA,ロールスクリーン,生地逆セット
 
「スラット逆向き」とは、「複層構造」の調光ロールスクリーンである『FUGA』の生地セット方法を逆にする場合の指定のことで、メーカーでは、「スラット逆向き」「生地逆セット」等の言葉で表現しています。
 
ちなみに、スラットを含まない一般的な平面(単層)構造のロールスクリーンでは、単純に生地の表裏を裏返したり、ロールの巻取り側を前側に変更することを指して、通常は「逆巻き」と言う表現を使います。

しかし、スクリーンの内部にスラット生地を含む複層ロールスクリーン『FUGA』においては、前述のとおり、スラットが閉じずに開いた状態で巻き上げる操作方法のことを「逆巻き」と表現しているため、ロールの巻取り側を前側に変更してスラットも逆向きとなる製作仕様を、「スラット逆向き」「生地逆セット」等の言葉で区別する必要がありますことをご了承ください。

 
FUGA ,スラット逆向き,生地逆セット
 
「スラット逆向き」製作の場合、生地の巻取側が、室内側に向くに様に製作すると、傾斜時の生地スラットの向きが上方からの光を遮る仕様になります。
 

スラットの向きを逆にセットした場合には、生地の巻き取り方が通常と異なる(チューブの奥側に巻き取られていく)ため、逆巻きできる高さは通常の生地セット方法よりも高くなります。
なお、開いたスラットが通常よりもつぶれた状態で巻き上がります点が特殊製作仕様における注意点となります。
 
また、調光ロールスクリーン『FUGA』の「生地逆セット」仕様は、複層生地の構造上、単純に生地だけを裏返したセッティングではなく、生地とボトムレールの昇降位置も「室内側」に移した昇降仕様となりますので、この仕様の採用にあたっては、変更内容を考慮して、障害物や不具合の有無をご確認いただく必要があります。

 
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調光ロールスクリーン『FUGA』
「デザインシリーズ」について。
 
調光開閉型ロールスクリーン『FUGA』には、スタンダードな形状の「BASIC」、「PLAIN」、「BLACKOUT」シリーズに加えて、それに個性的なパターンを組み合わせて表現した、3種類の「デザインシリーズ」をご用意しています。
 
  
「BRES(ブレス)」
 
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「BRES(ブレス)」は、スタンダードなデザインに、不透明生地の縦ラインを加えたもので、一見、ラダーテープ付のブラインドの様な印象を受けるデザインが魅力です。
縦方向のアクセントを加えたいインテリアシーンにお勧めデザインです。
 
 
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「HERMES(エルメス)」

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「HERMES(エルメス)」は、スタンダードなデザインに、不透明生地のチッェク柄を2:3の配分比率で加えたデザインです。
横方向に広がるモダン柄が映えるインテリアシーンにお勧めデザインです。
 
 
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「GALAXY(ギャラクシー)」
 
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「GALAXY(ギャラクシー)」は、 「和」をイメージしたインテリアシーンでは格子柄、市松柄として、「洋」をイメージしたインテリアシーンではモダンなチェック柄として幅広くお楽しみいただける人気デザインです。
 
 
事例紹介

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オフィスのエントランス窓に「GALAXY」を5分割設置した施工事例をご紹介して本日のブログの締めくくりです。

こちらは、高さH2700を超える、総ガラス張りの大型窓でありましたが、今回は特別に「オーバーサイズ(特注)」対応で製作していただきました。
オーバーサイズ仕様の場合、ヘッドボックスの構造が、標準仕様より1回り大きい仕様になりますので、採用の際は設置スペースの確認が別途必要です。
また、ヘッドボックスに合せて昇降ループコードも標準仕様より太くなっています。

 

FUGA,調光ロールスクリーン,「GALAXY」

FUGA,,GALAXY,事例

FUGA,ロールスクリーン,GALAXY,GX-706

「GALAXY」・生地色番:GX-706を採用した設置後の様子。

こちらは、夜間に撮影したものですが、「GALAXY」の採光モードの状態を室内外から撮影しています。
「L型コーナー」窓の形状も、「GALAXY(ギャラクシー)」の格子デザインが奥行き感を持たせて粋に引き立てています。

 

FUGA,,GALAXY,ギャラクシー

日中はこの様に綺麗な光が入ります。

 

FUGA,GALAXY,プライバシー

FUGA,ロールスクリーン,プライバシー

最後に、「GALAXY」・生地色番:GX-706の生地を閉じた状態を、室内外から撮影した様子です。

室内では、程よく格子柄の濃淡を楽しめますが、屋外から見るとかなりしっかりとプライバシーが守られています。

こちらの事例では、和洋折衷がコンセプトとなる、「大正ロマン」風インテリアをイメージしたオフィスの窓辺に、今回採用した調光ロールスクリーン「GALAXY」のデザインが見事にマッチしました。

http://mitsuwa-i.com/blog/2016/07/14

 

***編集追記(2016年8月)***

『FUGA・電動モデル』を入荷。
「デジタルプリント」オーダーにも対応。

新たに入荷した『FUGA・電動タイプ』の店内デモンストレーション動画。
展示品では、サンプル画像をプリントしておりますが、ご要望により、お客様オリジナルの写真やイラスト、会社のロゴマークなどのデータを「デジタルプリント」で描くことも可能です。
また、本日ご紹介をいたしました各種製品モデルにも対応しておりますので、ご検討ください。

 

以上、本日のブログでは、近年、インテリア専門店や大手百貨店を中心に採用事例が増えている、調光ロールスクリーン・『FUGA(フーガ)』を特集でご紹介させていただきました。
厚手とレースの生地を一体で織り上げた特殊生地で構成されたスクリーンは、操作も手軽で窓から入る光のコントロールも容易です。
外部からの視線を遮りながら個性的な採光性と景観の再現性に優れた製品ですので、
窓回りの演出に是非ご検討ください。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ

 
 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 


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