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『輸入壁紙』の「DIY施工」は、難易度が高い作業です。

2014年01月25日

『輸入壁紙』 の 「DIY施工」 は、簡単な作業ではありません。

輸入壁紙 DIY デメリット

当社の場合、長年の経験と実績から、発言ができる立場にあるため、ご依頼いただくお客様から、『輸入壁紙』工事の施工難易度についてご理解をいただいた上でご用命をいただく事例が多いです。

つまり、それは何故かと言うと、『輸入壁紙』のDIY施工は、施工する居室の状況と環境によっては、決して「簡単なこと」でも、「楽しいもの」でもないことがあると言うことです。

 

「施工難易度の高い右側の壁面」

輸入壁紙 DIY トイレ

例えば、上の2枚の写真、『トイレ』 の施工事例を、「右側寄りの角度」から写すと、壁紙の施工以前に、施工の妨げとなる障害物の多さに気づかれるでしょう。

「水回りの設備」、「収納や棚板」、「電気系統の突出」、その他「固定備品」等。

壁紙の工事にあたっては、これらを考慮して貼ることも考えないといけない場合もございますし、この部分の写真を見た素人の方で、簡単で楽しそうと心踊る方は少ないと思います。

『輸入壁紙』は決して安い商材ではないのですから、DIYで施工する側も必死です。

 

「比較的、施工が楽な、左側の壁面」

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上述の、「右側壁面」に比べて「施工難易度の低い左側の壁面」のイメージは、流行の時流に乗り、売上げを伸ばす事を念頭に編集された、広告連動型の「雑誌のDIY特集記事」や、DIY販売をセールストークとされて販売される立場の方が撮影の段階で良く採用されるアングルです。

このアングルのイメージで、壁紙と簡単なDIYキットを用意されて壁紙の貼替えをされる方は、実際の施工の過程になって予想と現実のギャップに気がつくでしょう。

左側壁面のDIY施工で大失敗をしたお客様のお嘆きの声は良く聴きますが、これはお客様の認識不足もありますが、PRする側にも問題があると思います。

皆さんおっしゃいますが、

「本や雑誌の通りには簡単にならないものですね。自分がやったことなので仕方ないですが、勉強になりました」。

実際は、「平面的なアクセントウォールの一面貼りや、L字面程度ならできるけれど、一周グルリは難しいですね」。

これは、かなり謙虚なコメントの部類のご紹介ですが、

この認識に、追加の難易度の事前予想を上積みしてからトライするのが、「輸入壁紙」のDIY施工の本質だと思います。

実際の壁紙の「DIY」施工は雑誌や書籍で書かれているほど簡単なものではありません。 マスメディアのDIY特集ものは、その編集過程で協力業者や、セミプロが関わっていることが多く、純粋なDIY事例は残念ながら余り編集者の意図する「絵にならない」ため少ないのが実情です。 大抵、「シナリオ」と対象者が事前に用意されており、それに沿った形で制作されていきがちです。 本格的な専門書籍になればなるほど、その比率が高まるのが常なので、「簡単・楽しい」という言葉は、話半分程度の理解に留めて、「心して、気を引き締めて」DIYに臨まれる位でちょうどいいと思います。

 

「専門職が嫌がる理由とは?」

賃貸マンション 輸入壁紙 張替え

では、インターネットでの検索結果でもそうですが、施工専門業者や、お住まいのエリアの施工店の方で、『輸入壁紙』の施工を簡単と言う方はほぼいないという理由は何故でしょうか?

施工が簡単であれば、「素人がDIYでできる商材だから楽勝」と名乗りを上げる業者があってもいいはずですが、実際にはその様になっていません。

 

マンション 梁 輸入壁紙

彼ら職人さんの言葉を借りれば、「お客様はDIYでできる程度のものだし、実際に海外ではそうやっていると言われるんだけど、実際問題簡単な工事ではないし、ハウスメーカーの物件で、支給材で貼って失敗したら、自己責任で貼替えをさせられた仲間を何人も知っているから絶対に嫌だよ。第一、柄合わせを考慮せずに発注した結果、要望通りの柄合わせをするには材料が足らなくなるなんてことはザラだし、リピートの割付の打ち合わせもロクにせずにFAX1枚で家一軒の施工指示書が流れてくる世界だよ。それなのに、後になって、柄のスタートがイメージの位置と違うとクレームを付けられる上下関係がたまらなく嫌なんだよ。」

といった、率直な返答が業者間では「即答」で返ってくるものです。

 

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細かい指示も無く、専門知識も未熟な依頼主から一方的に渡された「輸入壁紙」など、ハイリスクで怖くて貼れないと言うわけです。

 

確かに魅力的な 『輸入壁紙』

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独特のデザインと発色の美しさの魅力を持つ『輸入壁紙』。

 

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インテリアだけでなく、時として、外の眺望も引き寄せる魅力がある『輸入壁紙』であるから、お客様からの根強いご要望がございますが、決して施工が簡単ではないということはご理解いただきたいと思います。

欧米で、何故DIYが盛んかというとそれには理由があって、「業者を呼んでもすぐには来てくれないし、工事費が安くないのにかかわらず、打ち合わせ通りの仕上がりにならない事が多い。だから、自分でやるしかない。自分の失敗なら許せるから。」というのが実情な訳です。そして、その土壌があって、彼らの生活の中で、自分たちで積極的にインテリアをレイアウトしたり、手作りを愛する文化が根付いてきたのだと思います。

 

「DIYは自分の失敗を甘受することである。」

、という理解は、必要な事であると思います。

そして、その覚悟があるからこそ、彼らは、家に「大工工事」、「塗装」、「壁装」その他諸々のハウス・メンテナンスに関わる道具を一式揃え、専用の、「物置」や「ガレージ」などを所有する訳です。 専門家ではないので、最終的には、自分を許す。そして、失敗も含めて楽しむ。

これが、欧米諸国における『DIY』に対する価値観の背景と現状です。

 

「当社の対応」について。

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当社では基本的に、当社で取引のない「輸入壁紙」販売会社の製品を支給されての施工は行っておりません。

但し、トータルリフォームの案件のごく一部として、現地確認のうえ、製品仕様(壁紙のロール幅×梱包長、柄リピート、組成、在庫状況等)の使用量まで把握できているものについては、条件付きですが施工対応させていただくことがございます。

手先の器用な方が、正しい施工手順を踏まえたうえで丁寧な施工を行って初めて、専門家レベルから見ての、『DIYの楽しみ』が「輸入壁紙」の分野で謳えるのだと考える次第です。

 

当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

当社 ・『輸入壁紙施工の施工事例集』
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/


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