Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

マンション等での工事で苦労する、『カーペット』の搬入作業と、「運送業界」の動向について。

2013年05月20日

本日は、マンションでのカーペットの工事を行って参りました。

当社は、『 変形加工カーペット 』や、『 特殊・遮音カーペット 』施工の依頼が多いのですが、 その際苦労するのが、工事そのものももちろんですが、

『 カーペットの搬入と荷揚げ作業』であるケースが実は多いのです。

「10帖相当 」のカーペットの搬入時の様子。

f-2013.5.19.1

 参考までに、今回現地まで、車のキャリアに積載して運搬したカーペットのサイズは、  約3.6m × 4.5m巻きの、「10帖相当 」の カーペットでした。

如何でしょうか?結構なスケールと重量感がお判りいただけると思います。
とても、大人一名では荷揚げができないサイズと重量となります。

今回のサイズは、まだ小規模の方で、良くご依頼をいただく、15帖以上の工事になりますと、搬入物の大小は変わりますが、その日の工事車両は、キャリアから、ワンボックスカーの中まで、カーペットでぎっしりになってしまいます。

 

また、『雨の日は、特に車両での運搬が大変です』。

カーペットを車内に積載できないサイズの場合は、製品をはっかりとレインコート(ビニールシート巻き)してから、車の「キャリア」の上に積んで出張に出向きます。

そして、現地に到着して、荷降ろしを行って、「このカーペットを、エレベーターや階段を使用してお部屋まで搬入するのです」。

 時折、雨の日のマンションの入口で、何本ものカーペットを、業界用語で、『軒下渡し(のきしたわたし)』と呼ばれる、「個人宅の玄関までの宅配対応不可」の引き渡し方法で通信販売で購入されたお客様の途方に暮れた様子を拝見することがありますが、この『軒下渡し(のきしたわたし)』の配送方法の徹底は、昨年あたりから各配送会社が一斉に強化してきていますが、考えれば当然のことと思います。

車の助手席で待機するスタッフが必要な道路事情や交通法規の中では、人間1名で搬入できない大型貨物をマンションの上層階へ運ぶ事の困難さが如何に労力を要するかということです。

最近では、佐川急便などが、通販大手の 『Amzon(アマゾン)』 との配送契約から撤退したのも、例えば、「ミネラルウォーター」の様な、安価でありながら重量のある配送物の送料を条件付き無料にしたシワ寄せを配送業者側に押しつけたのを拒否して契約を打ち切ったと聴きます。

また、「カーペット」のメーカー直送に応じない配送会社も増えて参りましたし、別途、お部屋までの「荷揚げ」を交渉する際は、請け負える環境であっても、サイズと量と運搬先によっては「万円単位」の代金が別途必要になる場合もございます。

確かに、書籍程度で留めていればいいものを、何でもかんでも、取引量に物を言わせて一律価格で押し付ける企業側の体質は如何なものかと思わざるを得ませんので、配送業者側の判断ももっともなことだと思います

ちなみに、カーペットの配送料も、今後は「個人宅」レベルでは、マンションの「軒下渡し」でも、かなり高額になる(すでになっている)とのことですので、我々も必ず、店内あるいは、自社倉庫入れをして、現地での荷受けをしない方針でいます。

積載量が多く、やむを得ない場合は、一部を現地最寄りの配送センター留め扱いの指定をして荷受けに行くという段取りを考えています。

なかなか、全てにおいてコンビニエンスとはいきませんが、「物流の常識」と運賃の原理から考えれば当然の時流であると感じる今日この頃です。

 

搬入・施工後の様子。

f-2013.5.19.2

我々は以前から、配送のトラブルの多い通販ではなく、 「搬入経路」と「搬入方法」を考え、 納品日の「天候」に応じた対応を取り、そして、 「体力を鍛えて」カーペットの納品施工の際には、お客様の求める『 質の高い納品 』にあたらせていただいております。

■関連ページ・『オーダー・カーペット』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

■関連ページ・『カーペットの張替リフォーム』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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