憧れの「装飾バランス」/ ミツワインテリア
スタイル: スカーフバランス + 木製レール | ||
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2010年11月16日に、東京・番町の駐日英国大使館におきまして、マナトレーディング(株)、および英国サンダーソン社協賛のもと、英国サンダーソン社創立150周年記念祝賀会が開催され、当社、代表取締役・インテリアコーディネーターの(梶川完之)も特別ご招待をいただきました。 |
大広間から庭園に通じるドアと、居室左右のラウンジ際にある腰窓を飾る統一したウィンドゥトリートメント(左側〜中央)の様子です。全体としては、「シンメトリー(左右対称)」を重視した配置となっています。 |
大広間・左側ラウンジ際の出入口と腰窓の様子です。スタンド照明、絵画、マントルピースの配置も、基本的には大広間・右側と「シンメトリー(左右対称)」となった配置となっています。 |
「シンメトリー(左右対称)」のラウンジ配置の中での相違点は、ソファで採用するファブリックや、絵画のテーマ(対象)、置物等などの小物等に見られました。特に、ソファに使用する生地の印象は、その空間全体にも強い影響を与えていることがお判りいただけるかと思います。 このニュアンスを変えたインテリアシーンを交互に観察しておりましたら、左側のソファ側では比較的、男性の来場者の方が集い、下の写真でご覧いただける右側のソファ側には、女性の来場者がティーパーティーを楽しむ人の入れ替わりが見受けられました。 |
こちらは、大広間・左側ラウンジ際の出入口と腰窓の様子です。ソファで採用されている生地は、シンプルな無地系であるため、アクセントとして女性的な傾向の感じられる柔らかい柄物のカバーが中心部にバランス良く掛けられていました。トラディショナルなイメージを強く打ち出している左側のソファとは異なる、複合的なファブリツクコーディネートです。 ただし、空間全体の統一感を図るために、色調があくまでも窓辺や敷物に馴染むことを前提にした、女性的な空間演出を図っていると感じました。 |
大広間のドアを出た、英国式建造物外の庭園で、招待者の方々が晴天の秋空のもと、ティーパーティーと「ディスプレイ・イベント」企画を楽しまれている様子です。 |
英国サンダーソン社の人気生地を、庭園と英国式建造物と調和させてディスプレイするという大胆な企画に、生地の持つ歴史と、格調高さ、魅力といった強い存在感を、主催者側が積極的にPRしているという自信の顕れを強く感じました。 |
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